2024/4/6 高川山下見ハイク

高川山下見ハイク計画書 第一版
作成者:油井、朱
■日程 4/6(土) 予備日なし
■山域 御坂
■目的 下見
■在京責任者 山道
■在京本部設置要請日時 4/6 18:00
■捜索要請日時     4/7 08:00


■メンバー  ( 3人)
 CL 油井 SL 朱 ◯ 鈴木

■集合
07:06高尾発の甲府行き普通列車の車内

■交通
□行き
07:06(07:39) 高尾-07:50(08:30) 初狩

11:54/12:25 大月-(富士急行線)-12:00/12:30 田野倉

□帰り
16:09(16:50/17:44)禾生-(富士急行線)-16:19(17:00/17:57)大月16:33(17:06/17:30/17:55/18:35)-(中央線)-17:14(17:42/18:17/18:41/19:10)高尾


■行程
初狩駅-(0:30)-男坂・女坂コース登山口-(1:10)-高川山-(0:15)-古宿分岐-(0:40)-田野倉分岐-(1:00)-513m-(0:30)-大月駅
【4時間5分】

田野倉駅-(0:25)-十字路-(0:40)-田野倉分岐-(1:00)-古宿分岐-(0:15)-高川山-(1:00)-分岐-(0:25)-古宿-(0:40)-禾生駅
【4時間25分】

■エスケープルート
高川山まで:引き返す
高川山〜田野倉分岐:松葉コースで田野倉駅へ
田野倉分岐〜大月駅:そのまま下山

高川山まで:引き返す
高川山〜禾生駅:そのまま下山

■個人装備
□ザック □ザックカバー □登山靴(一部スニーカー) □替え靴紐 □ヘッドランプ □予備電池 □雨具 □防寒具 □帽子 □軍手/手袋
□タオル □水 □行動食 □非常食 □ゴミ袋 □エマージェンシーシート □地図 □コンパス □筆記用具 □遭難対策マニュアル □計画書
□学生証 □保険証 □現金 □常備薬 □マスク □消毒用品 □日焼け止め □モバイルバッテリー (□サングラス  □トレッキングポール
□熊鈴)

■地図
25000分の1:「大月」「都留」
山と高原地図:「高尾・陣馬」

■共同装備
救急箱:有紗(鈴木)

■遭難対策費
100円×3名=300円

■悪天時
前日までに判断

■施設情報
□トイレ
男坂・女坂コース登山口付近

■備考
□日の出日の入り(大月)
日の出:05:34
日の入:18:03
□連絡先等
山梨県警大月警察署:0554-22-0110

4/6 高川山下見ハイク記録
作成者:油井、朱
■日程 4/6(土) 予備日なし
■山域 御坂
■天気 曇り
■メンバー
 CL油井(45) SL朱(45)

■総評
CLが寝坊してSLを1時間待たせるという大失態を冒してしまったことは猛省すべき点であるが、注意箇所を確認しながらスニーカーでも問題なく登れることを証明できたのは大きな収穫だった。無意識にもかなりハイペースで歩いていたようだが、新歓当日は晴れ予報なので富士山を眺めながらゆったりと雷鳥の良さを伝えていきたい。

■タイムスタンプ
09:00 初狩駅
09:15 男坂・女坂コース登山口
10:10 高川山
11:25 天神峠
11:35 峯山
11:50 オキ山
12:15 むすび山
12:20 登山口

■ルート概況
初狩駅からは道標通りに車道を歩き、男坂・女坂コース登山口に向かう。登山口には登山届ポストと男女兼用・女性用の二つのトイレが設置されていた。登山口では沢コースも分岐していたようだが、今回は女坂を進むのですぐに山中に入る。男坂と女坂の分岐手前はかなりの急登であるが、分岐直前には広めのスペースがあり、小休止できそうであった。女坂は緩やかであるが、急斜面をトラバースするので足を踏み外すと滑落の危険もあり、注意したい。男坂との合流地点で分岐前に一緒だった人と再会し、どうやら所要時間は変わらないようである。その先は本来なら富士山を眺めながら進めるコースであるが、この日は曇天で富嶽を拝むことは叶わなかった。山頂は岩がゴロゴロと転がっているものの、それなりにスペースがあり、大人数でも休憩できそうであった。山頂から先のむすび山コースは途中、峯山・オキ山・むすび山の3座を経由する尾根伝いのコースで細かなアップダウンが続くやや単調なコースだったが、長さの割にそこまで疲れはしなかった。むすび山からは都留の街並みを眺めることができた。むすび山の直下は前日の雨のせいかかなりぬかるんでいた。すぐに登山道は終わり、大月市街に出る。そこから大月駅まではすぐである。

■山行記(朱)
 朝のメッセージが来ないからもしやと思っていた。時間もあるし、メンバーは私だけなので問題ない。土曜日は早起きが難しいと改めて認識した。遅刻の連絡が来てすぐにその後どうするか連絡が来て、さすが対応が素早いと思った。私は18きっぷを利用していたこともあり、改札を出て近くのカフェに入った。本も持っていたので1時間はあっという間だった。
 結局新歓に予定した時刻の電車に乗ることになった。電車は乗り継ぎの列車が到着する前から座席は埋まり、ちょうど人同士が接触しないくらいの混み具合だった。今回は先に乗り込むことができたから座れたが、当日は立ちになりそう。大月駅に到着し、下車時に油井を見つけた。混んでいると気づかないが意外と近くにいたものだ。
 改札を出てすぐに喋りのうまい人に声をかけられた。勧誘か、こんなところで勧誘する人なんているのか、とか考えた。去年高川山で死亡事故が起きたことと、先日まで雨で登山道が滑りやすい部分があるとのことで、登山指導の方だった。注意喚起だけでなく、登山前と登山後に摂取すると栄養補給できる何かをもらった。企業さんへ見せる写真用にとその栄養食を手に持って写真撮影もした。よく見たら山梨県警だと服に書かれていたらしい。
 登山口には小さなトイレがあり、山のトイレは汚いものもあるが、ここはきれいだったように思う。登山口には登山届提出場所もあった。ただの屋根がある台で、登山届は飛ばされないように石で抑えてある。見る人なんていないけど、これほど個人情報が不防備な状態にあるのはあまりない気がする。
 女坂・男坂と沢コースの分岐から登りの斜度が増してくる。前回母と行ったのと比べると明らかにペースが速い。ちょっときついくらいがちょうどいいので、私は心の中で絶対付いていくと決めた。たわいもない話をしながら進む。
 最近の山行記録でもたびたび話題となっている、記録を溜めていることに対する反省と、行動に移せていないことによる自責を聞いた。私もよく目標だけ高いくせに、結局行動しない自分に自己嫌悪になることがある。でもそんなに自分を責めないで、と思う。雷鳥以外のことでも忙しい中よく予定をこなしているように見える。自分が思っているよりは雷鳥の仕事をしているんじゃないかなと思う。もしこれまで仕事していなくても、やる気はあるみたいだからこれからやればよい。記録を書くのは好きだと言うので、純粋に楽しめればいいのに。私なんかは文章を書くのが苦手なのでこれまで記録を避けてきて半年ぶりに筆を握っている。
 女坂では道が斜面上で幅も狭かったので気を付けたい。女坂の終わりから私はバテてきていたので、油井くんが話を振ってくれても、ただ相槌を打つだけだった。ここで話せなかったことはちゃんと後で話せた、と思う。あっという間に登頂。前回富士山を見たので、曇りのバージョンも見れて良かった。
 曇りなのに山頂にはぼちぼち人がいた。それだけ人気な山なんだなと思う。休憩も短かったように感じる。今までずっと比較的人数の多い山行に参加してきて賑やかなのは楽しかったが、少人数の素早さはいいなと思った。
 結構歩いたと思って地図を確認したらまだ後半の3分の1あたりの名もない場所だった。脳内の地図を修正して、その後も話しながら進んだ。個人的には複数人で話すより1対1で話す方が話しやすい。ちゃんと自分に話しかけられているのが分かるし、それに複数人の共通の話題を探さなくて済む。多少のアップダウンはあったが、特に苦労しなかった。新歓もこのルートで問題ないと確認できた。
 行程は全体的に少し泥があったが、むすび山から下山するときの道はかなりぬかるんでいた。普段はあのべちょっとした感触が嫌いなのだが、このときは逆にあの柔らかすぎず硬すぎない柔らかさをちょっと楽しんでいた。
 振り返ると高川山が高く見える。いつも自分の歩いた距離に我ながら驚く。私用で13:15の電車に乗りたかったから、お昼を食べずにそのまま駅に向かおうと考えていたが、時間を見てみたらお昼食べてからでも間に合うというのに驚いた。これくらいの山だと午後にもう1件用事を入れることも可能である。
 みやじまという中華と定食のご飯屋さんに行った。600円で量のあるのに加えて食後のデザートも付いてくる。これで儲けているのか心配になる。前回、料理が運ばれてきた後にイカを入れ忘れたと言ってゆでたイカだけ後で追加されたが、今回もおばちゃんが他の卓に「すみませんねぇ~」と言っててよくあることかと疑った。実際のところどうなのかは知らない。
 新歓の準備はできたので、新入生を連れて歩くのが楽しみである。下見という目的を考えずにも、普通に楽しい山行だった。


■感想
CL油井
・曇天で富士山を拝むことはできなかったが、下見という目的は達成できてよかった
・寝坊してごめんなさい、人としてあり得ないですね

SL朱
・ペースが速くていい運動になった。
・最近妙に山不足で山行けて満足。
・同じ山でも違う人と行くとまた楽しい。
・出発は遅れたのに午後1時にはお昼も食べ終えてて充実した日になった。