2024/4/13 三頭山山行
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
三頭山山行計画書 初版 (2024/3/6 時点)
作成者: 45本多
■日程 2024/4/13 日帰り
■山域 奥多摩
■目的 本多の初CL山行 泊り山行CLのための練習
■在京責任者 45油井
■在京本部設置要請日時 2024/4/13 19:00
■捜索要請日時 2024/4/14 8:00
■メンバー 4名
CL 本多
SL 小田
岩田
斉藤
■集合
奥多摩駅 8:30
■交通
□行き
JR特別快速ホリデー快速おくたま1号 新宿6:45発→奥多摩8:24着 (IC1110円)
西東京バス・奥11 留浦行 奥多摩駅→小河内神社(8:35発→9:01着 / 9:00発→9:26着)
□帰り
都民の森→数馬の湯(無料送迎 事前予約不要)
または都民の森→数馬 連絡バス
15:50→16:01 / 16:45→16:53
数馬バス停→武蔵五日市駅(1120円)
15:40→16:40 / 16:06→17:00 / 17:20→18:14 / 19:12→20:12
■行程
小河内神社バス停 -(0:26)-三頭山登山口 -(1:05)-イヨ山 -(1:00)-ヌカザス山 -(0:30)-入小沢ノ峰 -(0:20)-鶴峠分岐 -(0:43)-三頭山(西峰) -(0:04)-三頭山(中央峰) -(0:01)-三頭山(東峰) -(0:20)-ムシカリ峠 -(0:52)-大滝休憩小屋(三頭大滝) -(0:29)-都民の森バス停
計5:50
■エスケープルート
鶴峠分岐まで:引き返す
鶴峠分岐以降:三頭山中央・東峰や三頭大滝によらずにそのまま下山
■地図
二万五千分の一地形図「奥多摩湖」「猪丸」
山と高原地図「奥多摩」
■共同装備
救急箱(苺):斉藤
■個人装備
□ザック □ザックカバー □雨具 □防寒具 □登山靴 □替え靴紐 □帽子 □水 □行動食 □非常食 □ヘッドランプ □予備電池 □ゴミ袋 □地図 □コンパス □エマージェンシーシート □筆記用具 □計画書 □常備薬 □学生証 □健康保険証 □現金 □遭対マニュアル □日焼け止め □マスク □タオル □消毒液orアルコール除菌シート(□サングラス □着替え □リップクリーム □熊鈴)
■遭難対策費
一人100円
■お風呂
一人980円
■備考
□日の出日の入
4月13日 日の出5:13 日の入18:15
4月14日 日の出5:12 日の入18:16
□悪天時
前日18:00までに判断
□警察署情報
警視庁五日市警察署 042-595-0110
警視庁青梅警察署 0428-22-0110
□過去の記録
2022年 記録
4/13三頭山山行記録
作成者:本多
■日程 4/13(土)日帰り 予備日無し
■山域 奥多摩
■天気 快晴
■メンバー
CL本多、SL小田、斉藤、岩田
■共同装備
救急箱(苺)
■総評
最初から、CLが電車遅延で一時間遅れるという大失態で始まり、その後も当初渡る予定だったドラム缶橋が水位の低下で渡れず、登山口まで大幅に迂回することになるという、事前リサーチの甘さが露呈した。その後もCLとしてきちんと役目が果たせていたかは疑問が残る。最初の大幅な遅延がありながらも、怪我なく、コースタイムを大幅に巻いて下山できたのはひとえにSLの小田くん含め他のメンバー3人の優しさと経験とフォローによるものである。
■タイムスタンプ
10:07 深山橋バス停-(0:18)-10:26 三頭山登山口-(0:36)-11:09 イヨ山-(0:25)-11:45 ヌカザス山-(0:14)-12:13 入小沢ノ峰-(0:31)-12:48 三頭山(西峰)-(0:01)-13:06 三頭山(中央峰)-(0:01)-13:07 三頭山(東峰)-(0:01)-13:20 三頭山(西峰)-(0:35)-13:58 ムシカリ峠-(0:23)-14:22 大滝休憩小屋-(0:01)-14:23 三頭大滝-(0:01)-14:26 大滝休憩小屋-(0:14)-14:40 都民の森バス停
■ルート概況
登りはかなりの急騰かつ、落ち葉がすごく多くて全体的に滑りやすかった。結構道が分かりづらかったところもあり、周囲の状況をよく確認して適切なルートを選んでいく必要があった。また、道幅が狭く両サイドが急な坂でロープもないような道が頻繁にあり、落ち葉で滑りやすいのも相まってかなり怖かった。
山はブナの原生林があったらしい。斎藤君が教えてくれた。
下りは上りと打って変わって、整備された歩きやすい道が続いていた。途中から都民の森のハイキングコースに入ったのもあり、クールダウンがてら安全に下っていくことができた。
■山行記(本多)
朝起きて熱を測り、朝食をしっかり食べて最寄りの電車に乗ったところまでは問題なかったはずなのだ。乗る電車も奥多摩からのバスには十分間に合うものを選んだつもりだったし。一本早い電車になると、30分以上早起きする必要になるし、到着もバスの出発の50分前着になってしまうのだ。しかし、この本多が選んだ電車は4回の乗り換えのうち3回は10分以上のバッファがあるのだが、御茶ノ水駅での乗り換えが1分であった。同じホーム乗り換えであるので通常であれば問題ないのだが、そもそも通常ならという思考回路こそが、常に最悪の場合を想定し安全管理をすべき登山の際には最も唾棄すべきものだったのだと思い知らされることになる。御茶ノ水駅への電車を錦糸町駅で待っていて、そろそろ電車が来るかというタイミングで非常停止ボタンが鳴り響いた。反対側のホームで酔っ払いと見られる男性が線路に転落しているではないか。男性はその後無事引き上げられたのだが、電車は結果的に2分ほど遅延する結果となり、早朝から絶望のどん底に突き落とされた本多は震える手でメンバーに土下座LINEを送った。マジでみんなのゆっくり来なよ〜という返答に救われた。「お酒は20歳になっても飲まないようにしよう、遅刻には優しくしよう、そして何より、電車には余裕すぎるくらい余裕を持とう」と胸に刻んだ。
しかし本多の認識の甘さによる問題は続く。その後、予定より一時間遅れてバスに乗り込もうとしたタイミングで、バスの列整理をしていた方から「ドラム缶渡れないけど大丈夫ですかー?」と聞かれた。当初は映えスポットとして絶妙に知られているドラム缶橋を使って奥多摩湖を渡り、登山口の目の前に出る予定だったが、水位の低下で通行止めになっていたのだ。Googleで検索して見ると分かりづらいが、軽くスクロールすれば東京都水道局のホームページで紹介されている。明らかにGoogleマップとYAMAPだけで満足していた本多の落ち度だった。過去の山行では使ってない、前例にないルートなのだから、より詳しくリサーチすべきだったのだ。
以上二点はヒヤリハットどころではなく、普通にアウトである。今後の山行の際にはきちんとリサーチを徹底して臨むことで、この失敗の埋め合わせをしていきたい。
その後の登山自体はメンバーが体力が十分にあり、メンバーの一人が早い下山を臨んでいたこともあって、YAMAPで最大200%のペースで進みコースタイムは大幅に短縮できた。もちろん焦って事故るのが一番良くないことだとは認識していたので、メンバーに今のペースで問題ないかこまめに確認をとった。しかし、CLとしては周りに遠慮している可能性にまで配慮すべきだったと反省した。
途中落ち葉や倒木で歩きづらい・道がわかりづらいところもあったが、メンバーのフォローで順調に進み、山頂へ。三頭山はその名の通りルート沿いの西峰、最高峰の中央峰、展望台のある東峰の三つの峰からなる山で、それぞれの間は一分かからないくらい。天候には恵まれたものの、東峰からは雲取などの名だたる山は見えなかった。
斎藤君がカップ麺を沸かそうと保温瓶に熱湯を入れてきたつもりが、じつは保温瓶ではなく冷めたお湯でカップ麺を食べてたのが印象的だった。
下りは上りとは見違える程の整備された道が続いて、結構なハイペースで下った。途中から都民の森のハイキングルートに合流したため、沢沿いの景観を楽しみながら下ることが出来て心が癒された。
その後、本山行の目玉の一つであった三頭大滝は一度に下まで見ることができない程で、箸から見た景色は圧巻だった。
その後、都民の森バス停まで歩いたが車道に出たのが若干怖かった。。そこからは特に休日のみ出ている数馬までの無料バスにのり、西東京バスで武蔵五日市駅まで帰った。
最後に、本多のミスを責めずにフォローしてくれたメンバーには感謝しかないです。この教訓を糧に今後の富士山をはじめとする参考に望もうと思います。
■記録
CL本多
初CL山行だったが、「初めて」という理由では許容出来ないようなミスが多かった山行だった。反省は総評に述べた通りなので割愛させていただく。
YAMAPのコースタイムを大幅に短縮していたが、ちょくちょく疲れていないか、このペースで問題ないか確認は行ったのに加え、メンバー的にも経験豊富な人ばかりでそこまで問題が無かったのかなとおもった。ただ、下の記録で絵岩田君がヘトヘトだったと書いてくれているので、メンバーから特に意見がなくてもこっちで慮ってペースを調整するなり、スピードを落とすなりするべきだった。
最後に、繰り返しですがこんなに頼りなく拙いCLの山行に参加・協力してくれてありがとうございました。やらかしまくっても、優しくフォローしてくれたみんなの優しさと懐の大きさに感謝でいっぱいです。
SL小田
・みんなはやいね
・都民としては、都民の森にいけてよかったです
・奥多摩三山のひとつめ!
斉藤
・最近の山行の中では比較的ハードな行程・ペースだった。新歓へ向けた良いトレーニングになって満足です。
・初CLお疲れ様です。数点甘い箇所はあったと思うけど、諸点を富士山CLの前に確認できたと思うと良かったのではないでしょうか。僕自身にとっても、CL制度が形式的ではなく意義のあるものだと再確認できました。
・奥多摩三山、あとは御前山だけだ!
岩田
・みんなはやいね。上りでへとへとになってしまった。夏までに体力をつけたい
・大岳山・御前山も行きたい
・桜がいい感じに咲いていました