2024/5/11-12 大菩薩新歓合宿②
大菩薩新歓合宿②計画書 第三版
作成者:山道・鈴木
■日程 5/11.12(土-日) 1泊2日 予備日なし
■山域 大菩薩
■山行目的 新歓
■在京責任者 高村
■在京本部設置要請日時 5/12 19:00
■捜索要請日時 5/13 8:00
■一隊メンバー (4+5人)
[上級生]
○CL山道○SL油井○原○吉田
[新入生](名前のみ)
5名
■二隊メンバー
[上級生] (4+6人)
○CL斉藤○SL西脇○小田○城所
[新入生]
6名
以上
■集合
8:59塩山着のJR中央本線車内
早く塩山駅についている分には問題ないです。
塩山駅 南口 階段降りたところにバス停とトイレあり
■交通
山梨交通バスを利用(人数が多いためあらかじめバス会社に連絡)
□行き
高尾 7:39 -JR中央本線 松本行- 8:59 塩山
塩山駅南口 9:30 -山梨交通バス※ 大菩薩峠登山口行- 9:57 大菩薩峠登山口 300円
乗れなかった場合はタクシー利用
(次のバスが11:20なので時間厳守)
□帰り
大菩薩峠登山口-塩山駅南口 (11:57/15:00/16:03/終18:30) - (12:24/15:27/16:30/終18:57)
大菩薩の湯-塩山駅南口(12:00/15:03/16:06/終18:33)- (12:24/15:27/16:30/終18:57)
■行程
□1日目
大菩薩峠登山口バス停 -28min- 駐車場 -17min- 千石茶屋 -110min- ロッヂ長兵衛 -33min- 福ちゃん荘 -77min- 雷岩 -61min- 福ちゃん荘 (宿泊地)
【5:26(CT*1.1)/7.7km/△1237m/▽429m】
10:00出発→16:00行動終了を予定
□2日目
福ちゃん荘 (宿泊地) -77min- 雷岩 -9min- 大菩薩嶺 -9min- 雷岩 -28min- さいの河原避難小屋 -3min- 親不知ノ頭 -11min- 大菩薩峠 -1min- 介山荘 -22min- 熊沢山 -11min- 石丸峠 -55min- 小屋平バス停 -33min- ロッヂ長兵衛 -88min- 千石茶屋 -17min- 駐車場 -22min- 大菩薩峠登山口バス停 -17min- 大菩薩の湯
【6:43(CT*1.1)/11.6km/△661m/▽1535m】
4:30起床→6:00に出発→14:00行動終了→大菩薩の湯入浴(任意)を予定
■エスケープルート
大菩薩嶺まで:引き返す
大菩薩嶺:体力的に厳しい場合丸川峠を通るルートへ
[→大菩薩嶺 -1:10- 丸川荘 -1:40- 駐車場 -0:20- 大菩薩峠登山口バス停 -0:17- 大菩薩の湯]
〜大菩薩峠まで:富士見山荘を通り福ちゃん荘へ
それ以降:そのまま
福ちゃん荘〜塩山 約40分(タクシー) 5800円
上日川峠~小屋平~甲斐大和駅 (9:00/13:00/14:00/15:00/15:45~) 1020円
■天候確認
https://www.windy.com/35.749/138.845?rain,2024051112,26.431,123.047,4
https://tenki.jp/leisure/3/22/139/173987/10days.html
https://tenki.jp/forecaster/t_okamoto/2024/05/03/28615.html
■個人装備(新入生用) 参考:装備購入会用装備リスト
(登山用品店でその名前を出せば、全て案内してくださるはず)
□登山靴
□替え靴紐
□ザック(60L〜のサイズ。夏合宿なども参加するのであれば、60~75Lを買ってしまったほうが良い。)
□ザックカバー(ほとんどの場合、ザックに付属している)
□登山できる服装(必ず化学繊維のもの。綿製品は水分を含んで重くなるのでNG。)
□防寒具(化繊の羽織れるものなど、ダウンジャケットとか。標高1,720mの場所に泊まるので夜は結構冷えます。予報では夜の気温が10℃。フリースとかダウン・化繊のダウンジャケットを持ってきましょう。登山用じゃなくてもOK。とにかく防寒はしましょう。)
□雨具(登山用の雨具を必ず購入。ゴアテックス推奨)
□マット(シュラフの下に敷く銀マットorエアーマット)
□シュラフ(寝袋。今回に関しては適用温度は10°Cくらいでも大丈夫)
□ヘッドランプ(夜に使う。)
□予備電池(ヘッドランプ用)
□コッヘル(食器のこと。タッパーなどでも可。)
□カトラリー(箸やスプーン。百均やスーパーの貰い物でOK)
□コンパス
□エマージェンシーシート
□水(2日間でこの暑さとなると3Lはいると思うが、福ちゃん荘には水道があり水汲みが可能なので500mlのペットボトルを3本持ってくる、などにすると無難。水を飲む量が多めの人は500mlペットボトルなら4本持ってくるとよい。)
□行動食 (1日目の夕食と2日目の朝食は食当を中心にみんなで作って食べるので、1/2日目の昼食を各自で食べる形となる。行動食とは、この昼食と、行動中に食べるお菓子/補給のことを指していると思って欲しい。1日目はおにぎりやサンドイッチ・パンなどで良いが、2日目は乾燥食品のシリアルや保存のきくタイプのパンを持ってくることになるだろうか。ゼリータイプのエネルギー補給やカロリーメイト、塩分系のお菓子、甘い系のお菓子も用意しておき、行程中に補給するべし。) 参考① 参考②
□非常食(行動食を多めに持ってくればいい)
□キッチンペーパー/トイレットペーパー(使い終わった⾷器を拭くなどの⽤途,ビニール袋に入れて)
□ゴミ袋
□地図(グループで共有、各自印刷)
□筆記用具
□計画書(要印刷)
□学生証
□健康保険証(コピーでも可)
□現金(交通費+食費+テント場代+温泉代?などで合わせて6000円くらいだと思いますが、念の為に備えて10000円くらいは持ちましょう。交通費は人により変わるし。)
□常備薬
□日焼け止め
□消毒液orアルコール除菌シート
(□着替え□温泉用のタオル□手袋/軍手□歯ブラシ□新聞紙□帽子□サングラス□サンダル□モバイルバッテリー)
※着替えやダウンの防寒具、シュラフなど、濡らすとまずいものは防水を徹底する。ジップロックに入れたり、スタッフバッグ(登山用品店にあります)に入れたり袋を二重にしたり。レジ袋はガサガサうるさいので音があまり出ない袋を使う。Ziplocのほか、IKEAのシリーズとかKINOKUNIYAのもいい。
印刷した計画書や地図もジップロックに入れよう。
■地図
25000分の1:「大菩薩峠」
山と高原地図:「大菩薩嶺」
https://drive.google.com/file/d/1LHNL-LeiQJxzkxDVlXpYfIG3pSX3vgWg/view?usp=drivesdk
■共同装備
▫️テント(5+5+4+3+3人)
V6 No1:油井
V6 No2:原
VS50:吉田
ステラ:小田
ステラ4 No.2:山道
▫️なべ 引き継ぎ
雪 :白川(大菩薩①)→西脇
竹 :加藤(大菩薩①)→西脇
梅 :45期(大菩薩①)→斉藤
▫️ヘッド 大菩薩①から引き継ぎ
緑1 :白川(大菩薩①)→城所→新入生
緑7 :加藤(大菩薩①)→城所→新入生
緑9 :45期(大菩薩①)→油井→新入生
▫️カート×5 :山道→新入生
▫️調理器具セット(ディド) 引き継ぎ
加藤(大菩薩①)→城所
▫️救急箱
苺 引き継ぎ(大山から):斉藤→山道
アリサ 引き継ぎ(女峰山から):小田
■食当
夜 西脇
朝 斉藤
アレルギー等:わさび、生卵、なす、梅干し、ナッツ、豆乳、モモ、サクランボ、メロン
■遭難対策費
200円×8名=1600円
■悪天時
前日18:00までに判断
■施設情報
□山小屋
ロッヂ長兵衛 幕営 400円/人 予約不要
福ちゃん荘 幕営 500円/人 40人程度予約不要
(一人500円ずつ買い物する条件で予約)
介山荘 素泊まり 6300円要予約
□避難小屋
さいの河原避難小屋
□水場
福ちゃん荘にて補給
□売店
千石茶屋
□トイレ
千石茶屋、ロッヂ長兵衛、福ちゃん荘、介山荘にあり。
□温泉
大菩薩の湯
■備考
□標高
福ちゃん荘 1,720m
大菩薩嶺山頂 2,057m
□日の出日の入り(大菩薩嶺 5/4)
日の出 4:49
日の入 18:34
□連絡先等
日下部警察署神金警察官駐在所 0553334441
山梨県警察日下部警察署 0553220110
福ちゃん荘 090-3147-9215
ロッヂ長兵衛 090-3149-0964
介山荘 090-3147-5424
牧丘タクシー 0553-35-2104
甲州タクシー 0553-33-3120
大菩薩の湯 0553-32-4126
5/11.12 大菩薩新歓合宿②記録
作成者:山道
■日程 5/11.12(土-日) 1泊2日 予備日なし
■山域 大菩薩
■天気
1日目:快晴
2日目:強風、曇天
■共同装備
▫️テント(4+4+3+3+3+2人)
V6 No1:油井
V6 No2:原
VS50:吉田
ステラ3 No.2:小田
ステラ4 No.2:山道
ステラ3 No.1:城所
▫️なべ 引き継ぎ
雪 :白川(大菩薩①)→西脇
竹 :加藤(大菩薩①)→西脇
梅 :45期(大菩薩①)→斉藤
小竹:斉藤
▫️ヘッド 大菩薩①から引き継ぎ
緑1 :白川(大菩薩①)→城所→新入生
緑7 :加藤(大菩薩①)→城所→新入生
緑9 :なし
緑11:斉藤→新入生
▫️カート×5 :山道→新入生
▫️調理器具セット
ディド :加藤(大菩薩①)→城所
キャサリン:斉藤
▫️救急箱
苺 :引き継ぎ(大山から):斉藤→山道
アリサ:引き継ぎ(女峰山から):小田
▫️携帯トイレ :斉藤
■総評
色々イレギュラーなことがあったが臨機応変に対応でき、雷岩までのピストンで快晴の中景色を楽しむことができた。盛りだくさんで充実した山行になったと思うが、課題も多くあったため今後の講習会を通してステップアップしていきたい。
■タイムスタンプ
▫️1日目
1隊 (山道)
11:06 上日川峠バス停
11:06 ロッジ長兵衛
11:25 福ちゃん荘 着
2隊 (斉藤)
10:13 大菩薩峠登山口バス停
12:31-12:57 ロッヂ長兵衛
13:15 福ちゃん荘 着 一隊と合流
14:11 福ちゃん荘 発
15:13-45 雷岩(長めの休憩)
16:05 福ちゃん荘 着
16:10 調理準備開始
17:00 調理開始
17:50-18:30 夕食
19:00 就寝
▫️2日目
03:20 上級生起床
03:30-04:00 テント片付け・調理
04:00 新入生起床
04:00-04:50 朝食
05:20 福ちゃん荘 発
06:27-07:10 雷岩(長めの休憩)
07:30 大菩薩嶺
08:29-8:44 丸川峠
10:44 駐車場ゲート
11:08 大菩薩峠登山口バス停
全体解散
11:18 大菩薩の湯
■ルート概況
雷岩までの登りは整備されており登りやすいが、新入生の中には息がかなり上がっている人もいて、登りの途中の少し広い場所で小休憩を取りながら登った。丸川峠までの道は、斜面が崩れ迂回ルートがある場所が数箇所あった。丸川峠以降は少し岩があって歩きにくい箇所もあったが、楽に降りることができた。
■山行記録
(1日目)
朝、新入生全員の起床連絡が取れ、安心しながら出発の準備をしていると、ある新入生から「中央線が人身事故のため運転見合わせになった」とのLINEが入った。流石に同じようなことが来年も起こるとは考えにくいが、何かの役に立てばと思い書いておく。メンバーは主に3つのグループに分かれた。一つ目がかなり早く出ていて運転見合わせの影響を受けなかった人、二つ目が中央線の電車内で往生している人、三つ目が京王線に乗り換えた人である。特に中央線ではホリデー快速に乗ろうとした人が大打撃を受けたそうだ。私は最寄りが国立で、このLINEをちょうど家を出る時に受け取ったが、他に選択肢を思いつかなかったためそのまま中央線で向かった。リアクションで新入生の状況を確認しようとしたが、反応がない人もおり非常に不安だった。個人的にも確認をしてスプシにまとめることが出来たときは一安心した。京王線へ行った上級生数人が予定のバスの時間に間に合わないことが早々に判明し、11:20の塩山発のバス or タクシー手配を検討していた。そんなところ、甲斐大和からのバスの提案が磯貝さんからあり、これに本当に助けられた。結局、斉藤と合流することができたメンバーおよび早めに到着していた油井は、2隊として予定していたバスで大菩薩峠登山口まで行くことになった。私と合流することができたメンバーは1隊として甲斐大和からのバスで上日川峠までバスで行くことになり、ロッジ長兵衛で待機、京王線から来る西脇と原は小田と塩山で合流し、11:20のバスで大菩薩登山口へといくことになった。だが、甲斐大和のバスが増便を出しており、3人とはロッジ長兵衛で合流することができた。この対応では、救急箱を全ての隊が持つよう組むことができてよかったと思う。
1隊のメンバーが揃ったところで挨拶と自己紹介を行い、福ちゃん荘へ出発した。1隊は上日川峠までバスだったため体力に余裕があり、若干息が上がっている新入生もいたがスルスルと上がっていった。テントを背負うのは実は今回の山行が初めてで、かなり重さが不安だったが、持っているのがステラだったこともあり楽に登れた (ただあとで斉藤のザックを持った時に重さにびっくりした)。
福ちゃん荘で受付を済ませ全員の名簿を作成したのち、500円の買い物をした。第一回の記録を読んでアイスおしるこを食べることに決めており、美味しかった。一服したのち、その場にあったテントを張った。去年の新歓で来た時、ここに張っていたなどここで調理をしたなど、いろいろ思い出して感慨深かった。その後は自由時間として、軽食を食べたり、テント内や外にマットを敷いて昼寝をしたりと、のんびりしながら2隊の到着を待った。
2隊が到着したのは1隊到着のほぼ2時間後で、残りのテントを張った。テン場はかなり空いており、さらに城所さんがステラをさらに一つ持ってきてくださったため、テントの割り振りも非常に余裕のある贅沢なものとなった。その後、鈴木の助言もあり天気が崩れる前に富士山を見ようといることで、雷岩までピストンをすることにしていた。各自のテントにシュラフ、マット、余分な水など雷岩ピストンに不必要なものを置くよう指示した後、自己紹介をして、隊ごとに出発した。
出発の際、2隊の上級生の準備ができていなかったことと、夕食を考慮すると時間がシビアなことから1隊が先行した。雷岩までの急登は、息がかなり上がっている人もいたが、軽い荷物と振り返ると見える富士山にパワーをもらい登り切ることができた。遠くの方はうっすらと雲がかかっていて、それがまた雰囲気を醸し出しており、新入生も盛り上がって写真を撮っていた。
2隊が到着し、私と斉藤はお米を炊く準備をするために先行してテン場まで降りた。その途中、鹿2頭に出会うことができた。油井が登山口でアオダイショウを見つけたことを聞いて羨ましく思っていたので、嬉しかった。その後、米を水に浸してバーナーとヘッドの確認をしていたところ、残りのメンバーもテン場へ戻ってきた。ここで、ヘッドが一つ足りない問題が発生した。斉藤が追加の鍋とヘッドを持ち出していたため、ヘッド2個にはならずに済んだが、鍋4つのうち3つで炊くことになった。
17:00頃にお米を火にかけ始めた。第一回大菩薩では15:30調理開始ですでに1時間以上遅れており、しかもお米は時間がかかるので内心結構焦っていた。夕食は西脇担当の炊き込みご飯とスープ。水に浸したお米に炊き込みご飯の元を入れ、ぐつぐつするまで強火にした後弱火で蒸した。気になって蓋を開けたり混ぜてみたりしてしまったが、あまりよろしくなかったみたいで申し訳ない。このとき、明日は天気が崩れていくため早めに出発したいと話していたところ、日の出を見たくなった。だが、季節的に日の出の時刻が早く、新入生もいることから断念した。山で日の出を見たいとは前から思っていたので、今度どこかで見てみたい。
18:00前にはなんとか炊き終わり夕食にすることができた。芯も残っておらず上手に炊けており、本当に美味しかった。日が沈み始め薄暗くなりながらも片付けをして、明日の朝のために鍋には水を入れておいた。その後は新入生に各自のテントに戻って就寝するよう伝えた。星がすごい綺麗で、iPhoneのカメラの性能の差を思い知らされた。またスターリンク衛星も見れて嬉しかった。結局上級生は3:15起床、朝食の準備をして新入生4:00起床とすることにして、上級生も就寝することにした。隣のテントから聞こえるイビキがとてもうるさかったので、耳栓をして眠りについた。
(2日目)
いつも泊まり山行のときはみんなより早く起きて、コンタクトレンズを入れることにしているのだが、耳栓をしていたため腕時計の目覚ましに気づくことができなかった。みなテント泊のときのアラームはどうしているのだろうか。スマホじゃ音が大きすぎるのに。朝食は斉藤担当のアサリ(しじみの気もする)棒ラーメン。まず水を火にかけた後、上級生のテントを畳んだ。お湯が沸いてきた頃新入生も起きてきて、テントの片付けを指示した。朝食のタイミングはばっちりで、新入生はテントを畳んだ後待つことなく食べることができていた。
その後、5:30に出発の予定だったが、新入生は5:10くらいにはもう準備ができていた。上級生はヘッドの関係で第二段として作った棒ラーメンをまだ食べている途中だった。そのため、新入生はテン場ではすることが何もないということで、先に食べ終わって準備ができた私と原で新入生全員を雷岩まで連れて行くことになった。
最初は私がトップでオーダーはランダムにして、最初の休憩でオーダーを組み直して出発した。唐松尾根での急登では、ポールを貸したり、途中に少しスペースがあるところで数回休みをとりながら上がった。眺望はガスってて時折り富士山が見れ、昨日行っておいてよかったと思った。雷岩に着いたところ、風がものすごく吹いていた。前日の予報では平均7m/sとあったが、そんな生半可なものじゃない。山肌を猛スピードで上がってきた風が吹き荒れており、雷岩の上に立つとバランスが取れず立てないほどである。15m/sはあったように思われた。荷物を置いたのち新入生に防寒着を着て岩陰で待機するように指示を出した。自分はダウンを持って来るか迷っていたのだが、持ってきていて助かった。
新入生はおやつ交換などをして過ごしていたが、だんだん待ちくたびれ感が出てきた。雨が降っていなかったのが幸いである。もしそうなっていたらもう樹林帯に避難するしかない。上級生の方にトラブルがあったのかと心配になり、唐松尾根から登って来る他の登山者の方に5人ほどの大学生のグループを見ていないか聞いていたところ、出発するときはテン場にいたとの話を聞き、とりあえず一安心して待った。
新入生到着後40分をすぎたというところ、上級生の隊も到着した。すぐに新入生に声をかけ、斉藤の2隊が出発した。このとき、体力を考慮して隊を再編成したのだが、2隊の方が人数が多くなってしまった。点呼はしっかり取ったので大丈夫ではあったと思う。2隊が出発してまもなく、私の1隊も出発した。みんなかなり寒そうにしていたので、ペースを少し上げてまず樹林帯に入った。樹林帯に入るとさっきの風が嘘のように止み快適だった。
やがて大菩薩嶺に到着した。眺望のなさは相変わらずだったが、何やら楽しそうに写真を撮っていた。ここで1隊に追いついて人数調整をしたかったのだが間に合わなかったため、出発して1隊に追いつき、体力に余裕のあるメンバーを2隊に組み込んだ。このとき2隊が1隊を追い越して先行してしまった。これは今振り返ると良くなかったし、ヒヤリハット案件だ。
その後は、後ろの新入生の話が途切れないくらいの速さで進み、丸川峠に到着した。ここでは少し長めの休憩をとり、原からかりんとうを分けてもらった。久しぶりに食べて美味しかった。また丸川荘で、13時台のバスがあることが判明した。事前に調べた時は12時のバスの次が15時となっており、12時のバスに間に合うかどうか心配していたのだが、その必要がなくなり安心した。
丸川峠を出発し進んでいたところ、油井から「ペースが早い」という斉藤からの伝言を受け取り、ペースを落として休憩を挟みながら降りた。やがて駐車場ゲートに出たため、1隊を待った。1隊が追いついて少し休憩の時間を取った後、1隊に先行してもらい少し間を空け2隊も出発し車道を歩いた。この時間は結構車も走っていた。バス停に着いた後、まず解散をしてその後希望者(全員)で温泉に向かった。その後13:30のバスで塩山へと向かい各々帰路へ着いた。
■感想
1隊
CL山道
・朝どうなるかと思ったけどなんとかなってよかった。
・去年はエゾハルゼミが鳴いていたけど今年は全くだった。下山ルートが違ったからなのか、季節の到来が去年とずれているのか…
・雷岩の強風はすごかった
・ご飯美味しかった。重い荷物も本当にお疲れ様です。
SL油井
◯原
・初めての大菩薩、2回目のテント泊で私もほぼ新入生のようなものだったが、皆さんのおかげで普通に楽しめました。
・やっぱり山で食べるご飯は美味しいなと思いました。
・これから46期の人たちとも仲良くできたらなと思います。
◯吉田
・朝、夕の料理がとってもおいしかったです。食当の2人、本当にありがとうございました。
・テントを持ったのは初めてだったけれど、すごく重く感じました。もう少し体力と筋肉をつけなければと感じました。
・一年前に登った山だしなぁとか思っていたけど、知識が増えた今だからこそ楽しめる部分もあって、十分に満喫できました。
2隊
CL斉藤
・上級生側での理解の齟齬や計画の甘さなどが目立ってしまった。(具体的な内容については上述や新歓反省会を参照ください)
・正直に思っていることを言います、新歓本当に大変で疲れました...。大変重い荷物を抱えてルートファインディングをしたり、空腹のなか黙々とご飯を作ったり、ペース管理にとても気を使ったり。新入生が楽しんでくれたようなので良かったと思えるけど、もうやりたくないです(笑。
SL西脇
・ご飯が美味しくできて良かったです。食事を作る時みんなが手伝ってくれて本当に助かりました、ありがとうございます。
・初日の鍋の水の件など、私がぼけっとしていたせいで余計な負担を強いてしまった場面があった。周りをしっかり見て情報伝達ができるようになりたい。
◯小田
・ちゃんと山行に集中できるようにしてから行くべきでした。LINEが気になって...
・お昼寝きもちよかったです
・ふつかめの雷岩は天気がかなり荒れてましたねやばかった
◯城所
・雷岩から絶景を望むことができて良かったです。
・食当の西脇さんと斉藤くん、ありがとうございました。とても美味しかったです。
・早朝から電車の遅延に見舞われて大変なスタートでしたが、45期の皆さんが上手く連携していて頼もしく感じました。本当にお疲れさまでした。