2024/7/6-7 笠取山山行
笠取山山行計画書 第5版
作成者:鈴木(45)
■日程 7/6-7(土日)
■山域 奥秩父
■山行目的 登頂
■在京責任者/助言役 清野
■在京本部設置要請日時 7/7 20:00
■捜索要請日時 7/8 8:00
■メンバー ( 6人)
CL 鈴木SL 江川◯ 江藤◯ 西山◯ 鈴木 ◯ 牧原
■集合
8:20 塩山駅
■交通
□行き
6:15 新宿 -中央特快高尾行- 7:00 高尾 7:06 -中央本線甲府行- 8:14 塩山
8:30 塩山駅南口バス停1のりば -山梨交通西沢渓谷線- 9:27 新地平
□帰り
西沢渓谷入口バス停(9:35/13:10/14:40/15:40) -山梨交通西沢渓谷線(1030円)-
塩山駅(10:35/14:10/15:40/16:40)
西沢渓谷入口バス停(7:20/10:12/11:22/15:10/16:25) -山梨交通西沢渓谷線(900円)-
山梨市駅(8:18/11:10/12:20/16:08/17:23)
道の駅みとみバス停(7:21/10:13/11:23/15:11/16:26) -山梨交通西沢渓谷線(900円)- 山梨市駅
(8:18/11:10/12:20/16:08/17:23)
■行程(CT*1.1表記)
1日目
新地平バス停(9:30予定) -89min- 標高1419m地点 -94min- 雁峠 -2min- 雁峠避難小屋 -11min- 雁峠分岐
-11min- 分岐 -28min- 笠取山 -22min- 分岐 -11min- 雁峠分岐 -11min- 笠取小屋(15:00予定)
(宿泊地)
【4:39/9.4km/△1044m/▽333m】
※笠取小屋に一旦荷物をデポしてから山頂にアタックする場合、及び、笠取小屋までで1日目の行程を終了とする場合もある。
2日目
笠取小屋 (5:00予定) -17min- 雁峠分岐 -11min- 雁峠避難小屋 -2min- 雁峠(5:30予定) -94min-
分岐 -11min- 分岐 -28min- 水晶山(7:45予定) -17min- 分岐 -17min- 雁坂峠(8:20予定)
-143min- 沓切沢橋 -66min- 分岐 -17min- 雁坂峠登山道入口 -10min- 道の駅みとみバス停 -8min-
西沢渓谷入口バス停(12:30予定)
【7:13/12.1km/△762m/▽1441m】
※2日目朝に笠取小屋から笠取山へのアタックを行う場合もある。
■エスケープルート
・雁峠まで:引き返す
・雁峠から笠取山まで:新地平に下山(※)or作業平に下山(タクシー手配が必要)
・雁峠から水晶山までの稜線上:状況に応じて新地平へ下山or雁坂経由で下山
・水晶山以降:雁坂経由で下山
※2日目全体(新地平へのエスケープ選択時/CT*1.1)
笠取小屋 (4:00予定) -17min- 雁峠分岐 -11min- 雁峠避難小屋 -2min- 雁峠 -77min- 標高1419m地点
-78min- 新地平バス停 (7:10予定) 【3:05/8.0km/△155m/▽866m】
□エスケープ交通
新地平(9:38/13:13/14:43/15:43) -山梨交通西沢渓谷線(970円)- 塩山駅(10:35/14:10/15:40/16:40)
新地平(7:23/10:15/11:25/15:13/16:28) -山梨交通西沢渓谷線(800円)-
山梨市駅(8:18/11:10/12:20/16:08/17:23)
■地図
二万五千分の一地形図「雁坂峠」
山と高原地図「奥多摩・奥秩父総図」「金峰山・甲武信」
■共同装備
・テント
ゴアライト(2/3):江藤
V6(4/6):鈴木悠
・なべ
竹/小竹:江川
・ガスバーナーヘッド
緑7・緑8:牧原or西山
・ガスカートリッジ
×2:鈴木颯
・調理器具セット
ディド:牧原or西山
・救急箱
有紗:鈴木颯
■食当
夜:鈴木(悠) トマトスープペンネ
朝:江川 うどん系
アレルギー等:
■遭難対策費
200×6=1200円
■個人装備
□ザック □ザックカバー □シュラフ □マット □登山靴 □替え靴紐 □雨具 □防寒具 □帽子 □軍手/手袋 □タオル □水 □行動食
□非常食 □ゴミ袋 □カトラリー(フォーク、スプーン類) □コッヘル(食器) □ライター □トイレットペーパー □着替え・温泉セット
□ヘッドランプ □予備電池 □エマージェンシーシート □地図 □コンパス □筆記用具 □遭難対策マニュアル □計画書 □学生証 □保険証
□現金 □常備薬 □マスク □消毒用品 □日焼け止め □破れていない袋類 (□モバイルバッテリー □サングラス □歯ブラシ
□トレッキングポール □サポーター/テーピングキット □熊鈴 □コンタクト/眼鏡)
■注意事項
渡渉箇所・沢の増水
・新地平〜雁峠の林道は渡渉箇所がある。登山靴でそのまま渡渉する人も多いようだが、濡れたくなければ個人装備の袋類を靴下と靴の間にでも入れて渡渉すれば良いだろう。もし登山にも使える長靴があれば持参しても良いがその点は任意とする。
・増水時は危険性が高まるので、その点も加味して作業平ピストン/エスケープに行程変更する可能性がある。なお、登山道は作業平からの方が山頂まで近くて安全という見方もある。
■天候判断
前日18:00までに判断
https://www.windy.com/35.865/138.820?35.354,138.820,8
※笠取山が困難になった場合、末尾の丹沢、塔ノ岳・鍋割山山行に転進する。
雷注意報・警報など;https://www.jma.go.jp/bosai/warning/
■電波情報
docomo・・・山頂付近・西沢渓谷で通じる
au/softbank・・・厳しそう
■施設情報
□山小屋
笠取小屋(Tel:090-8581-9119/幕営1人800円/約80張(予約不要)/素泊まり4,500円/水場あり/トイレあり)
雁坂小屋(Tel:0494-55-0456/幕営1人1,500円/約30張(予約不要)/素泊まり5,000円/水場あり/トイレあり)
□避難小屋
破風山避難小屋
□トイレ
笠取小屋・雁坂小屋・西沢山荘
□温泉
笛吹の湯:510円 10:00~20:00 ←西沢渓谷線 笛吹の湯バス停すぐ
ぶどうの湯温泉 天空の湯:760円 8:00~22:00
■備考
□山頂の標高 1,953m
□日の出日の入り(笠取山)
日の出 4:34
日の入 19:40
□連絡先等
・山梨県警日下部警察署 0553220110
・牧丘タクシー(山梨市) 0553352104
・甲州タクシー(甲州市) 0553333120
→西沢渓谷~塩山間は上位2社(牧丘/甲州)が主流か
・山梨峡北交通 0551-42-2343
・山梨市民バス 0553-22-1111
・栄和交通 0553-26-2344
—
□登山届提出先
・東大教養学部学生支援課 :済
・お茶大 :済
・コンパス :済
□東大連絡先
○教養学部学生支援課 ※開室9:00~16:50(平日)
Tel :03-5454-6074
Mail:shien-team.c@gs.mail.u-tokyo.ac.jp
○駒場正門守衛室 ※常時対応可
Tel :03-5454-6666
□お茶大連絡先
学生・キャリア支援課 ※開室9:00-17:00(平日)
Tel :03-5978-5147
Mail:gakusei@cc.ocha.ac.jp
正門守衛室 ※常時対応可
Tel :03-5978-5128
□過去の記録
2021年 記録
7/6-7 笠取山山行記録
作成者:鈴木(45)
■日程 7/6-7(土日)
■山域 奥秩父
■天気 晴れ
■メンバー
CL鈴木(45) SL江川(46) ◯江藤(46) ◯西山(46) ◯鈴木(46) ◯牧原(46)
■共同装備
・テント
ゴアライト:江藤
V6ポール以外:鈴木悠
V6ポール:鈴木颯
・なべ
竹/小竹:江川
・ガスバーナーヘッド
緑7・緑8:西山→鈴木颯
・ガスカートリッジ
×2:鈴木颯
・調理器具セット
ディド:牧原→江川
・救急箱
有紗:鈴木颯
■総評(鈴木)
1日目はテントの中で夕方の小雨を凌いだが、2日目は天気に恵まれ、早朝の笠取山からの絶景を望むことが出来た。沢沿いは危険箇所が比較的多かったほか、2日目は4時台から行動し続けるそこそこのロングコースだった中でも、46期のメンバーは目を見張る健脚さと成長を見せてくれた。雷鳥の将来が楽しみになるような山行となった。
■タイムスタンプ
□1日目
09:30 新地平
10:01 ゲート
12:42 雁峠
13:50 笠取小屋
16:30 夕食
18:30 消灯
□2日目
02:30 起床
04:00 朝食
04:30 出発(笠取小屋)
04:50 小さな分水嶺
05:15 笠取山山頂
06:05 水干
07:50 古礼山巻道分岐
09:00 雁坂峠
12:05 道の駅みとみ
→13:10 西沢渓谷入口 バス
→13:29-14:59 笛吹の湯
→15:54 塩山 中央本線
■地名
・雁峠:ガントウゲ
・雁坂峠:カリサカトウゲ
・笠取山:カサトリヤマ
・燕山:ツバクラヤマ
・古礼山:コレイサン
・水晶山:スイショウヤマ
※奥秩父稜線の地理的な関係(東西方向)としては、次のような感じ:甲武信ヶ岳(至)======雁坂峠==水晶山=古礼山=雁峠====笠取山======(至)雲取山
■ルート概況(鈴木)
・亀山林業林道(新地平〜雁峠):傾斜が緩く幅の広い林道。渡渉箇所がとても多いが登山靴で普通に渡渉できる。途中長くて飽きるかも。最後の急登を越えると雁峠。
・雁峠〜笠取小屋:整備されていて超歩きやすい
・笠取山直下〜笠取山山頂:なかなかの急登。最後が岩なので気をつけながら。
・雁峠〜雁坂峠:アップダウンを繰り返すが晴れていれば富士山を見られる絶景稜線。特に雁坂峠手前は立ち枯れの混じった奥秩父らしい森林で心地がいい。
・雁坂峠〜西沢渓谷:沢沿いの切り立った部分の通行や斜面上の渡渉など危険箇所が多く、比較的難易度が高い。
■山行記
□1日目(江川)
今回の山行は二人が欠席するという残念な状況からスタートしたが、参加者の6名は無事に集合場所の塩山駅に時間通りに到着できた。当日は猛暑ということで朝であっても汗ばむくらいだったが、天気に恵まれて気持ちの良い朝だった。しかし駅からのバス停は長蛇の列で、車内も終始立っていなければいけなかったので、登山口に到着した段階で疲弊していたメンバーは自分含め少なくなかった。
今回の登山ルートの特徴はなんといっても行程の大半が林道で、傾斜が緩やかで歩きやすい道が続くということだろう。スタート地点の新地平を出発して2時間ほどは、山を登ったというよりはひたすら河原を歩き続けたという体感で、川沿いだったこともあり、猛暑の割には涼やかで快適だった。林道を進み続けると徐々に道幅が狭くなり出し、地面も礫から土へと変わっていって。そのタイミングで鈴木CLの判断で僕が先頭を進んでみることになったのだが、これが想像していたよりも難しい。林の中で進むべき道がわからなくなって立ち往生してしまうという事件もあった。今後は山行経験を積んで道を見つけるという感覚を高めていく必要があるということを実感するいい機会になった、というとおさまりはいいが、まあまあ悔しかったというのが本音だ。
道は段々と険しい登山道へと姿を変えていったが、それまでの道のりで体が温まっていたこともあり、難なく雁峠に到着することができた。ここは芝生が広がるかなり開けた地形で、そよ風が吹き抜ける中で周囲の山々を一望することができ、まさに絶景だ。自分を含め何人かは芝生に寝転がってみることにしたが、自分は気持ちよすぎて思わずまどろみそうになってしまった。ここからは笠取山の美しい山体も見ることができ、翌日に向けてモチベーションを高めることもできた。
峠からはすぐにキャンプ場にたどり着く。自分はテントを使うのは久しぶりだったので、ここでテント設営を経験できたのはいい練習になった。ただ諸々の設営が終わった頃に雨が降り出してしまったので、食事はテント内で準備して食べることに。担当してくれた鈴木(46期)が初めての山ご飯とは思えないほど手軽で美味しいトマトソースペンネを作ってくれた。食事は全員で談笑しながらとることができ、一層仲を深められたように思う。翌日は朝2:30から行動することに決めていたので、食事後は早々にそれぞれのテントに分かれて就寝した。自分はテントでうまく寝付けなかったので、ここは次回のテント泊からは快適に寝れるように試行錯誤してみたい。
もともと天気予報が芳しくなく、数日前の事前ミーティングの段階では中止も視野に入れていた今回の笠取山山行だが、結果的には1日目夕方を除いて終始天候には恵まれており、本当に行けてよかった。自分個人としては今回の山行で初めてSLを務めたわけだが、ただついていくだけの参加者とは違って全体を俯瞰しながら準備段階から下山まで適宜CLとコミュニケーションをとるというのは良い成長の機会となった一方、CLとして全てを取り仕切る先輩方が実はかなり高度なことをしているのだということも認識させられた。自分も早くCLとなって山行を企画できるようにまた経験を積んでいきたい。
今回の難易度も今回参加した46期にとってちょうど良いくらいで、雷鳥に入って初めて泊まりの山行に参加した自分としてもサークルへのモチベーションを高める良い機会になった。このコースはこれからも、特に新入生がこの時期に登る山としておすすめできる。
□2日目(江藤)
二日目は2時半の起床となった。起きると鈴木代表は荷物をまとめており、女子はかなり前に起床しているようであった。荷物をまとめると、テントの撤収と朝ごはんの用意を進めることとなった。朝ごはんのうどんはSLの江川が用意したもので、狐あげも入っており、非常においしかった。そうこうしているうちに、4時を過ぎてしまい、すっかり空が明るくなっていた。
出発すると、ほんの十分程度で荒川や多摩川といった有名な川の分水嶺に到着した。分水嶺は小高い丘のようになっていたため、後ろを振り返ると山の間に雲海が確認することができ、笠取山の山頂からの景色への期待が非常に高まった。その後は比較的歩きやすい道を進んでいくと、笠取山の綺麗な円錐形が見えてきた。その形はまるで絵本にあるかのように綺麗な三角形で、登山道も麓から地面に垂直に立っているかのようにまっすぐ山頂まで伸びており、ちょっとした感動を味わった。しかし、いざ登ってみると、道の角度が非常に急であり、さらには大小さまざまな岩が転がっており歩きにくさはかなりのもので、しかも道が急ということで後ろはまる出がけかのように感じられた。そんな道を十数分登っていくと、ついにその上にまでたどり着いた。山頂自体は他にもっと高いところがあるらしいが、見晴らしが一番いいのはここであるということで、その景色は筆舌に尽くし難いほどだった。その景色の少しでもいいので、ぜひ写真を見てほしい。
この場所で15分ほどの休息を取るということで、みんなでさまざまなメンバーの組み合わせで写真をとったりした。鈴木代表は、近くの岩場でいわゆる”鬱クワガタ”の体勢で写真をとっては「足にピントが合う!」とおっしゃって何回も再挑戦しており、愉快な方であるという感想を抱いた。休息の後は登ってきた方とは反対方向の木々の生い茂る方に抜けていくこととなった。道は岩が多く、大きな高低差がある場所も複数あり、ちょっとしたボルダリングをしている気分になった。そしてその後笠取山山頂に到着したが、周りを木々に囲まれており、特に特筆すべきようなものは見当たらなかった。山頂を通過すると、分水嶺まで一部道中では鹿のために設置されたフェンスに両脇を挟まれながらも戻ることができ、そのまま雁峠まで足を進めた。一日目は雁峠の気持ちよさに惑わされ、30分もの休憩をそこでとったが、二日目は残念ながら足を止めずにそのまま燕山の方へと向かった。そこで一気に標高が上がり、体力的にもキツく、少々単調な景色の中山頂までたどり着いた。
燕山は標高が2000Mを超えており、1800M台の笠取山よりもだいぶ高いことに気づき、なんとも言えない気持ちになった。ここを越えるとしばらくの間は稜線を歩いていく道となった。稜線からは広瀬ダムがみえ、さらにはそこから見える昨日自分が歩いてきた道筋まで見ることができ、そのあまりの長さに自分の目がおかしいのかもしれないと一瞬目を疑った。稜線を吹く心地よい風の中2時間と少しの間歩き、雁坂峠に到着した。
雁坂峠は両隣が山で、目の前には急角度の谷がずっと奥まで続いておりその景色はこれまでの苦労に値する以上のものであった。これもまた写真を見てみて欲しい。峠からは奥秩父の山々が見ることができ、鈴木代表は甲武信ヶ岳の山行が何回も流れているらしく、今度こそはと意欲を見せていた。我々が雁坂峠に着いてすぐ、噂の甲武信ケ岳の方から上智大学のワンダーフォーゲル部の方々が峠にやってきた。鈴木代表は自分が山を始めるきっかけとなった人物が上智大学のワンダーフォーゲル部に所属しているようで、彼らと非常に話が弾んでいた。そうこうしていると、出発の時間となり、上智大学の人々の後につく形で我々も出発した。
出発後は、先に出発した上智の方々との距離が徐々に縮まっていき、その後道を譲っていただく形で先に行くこととなった。くだりは傾斜がきついということもなく、岩だらけであるということもなかったがそれなりのロングコースでかつなかなかに危険な渡渉箇所が複数あり、なかなかに刺激的で楽しい下山であった。しかし高度が下がっていくにつれ、気温が上がっていき蒸し暑さが気になるようになっていった。やはり人類は下界を捨てて山の上で暮らす方がいいのかもしれない。そんなこんなで人工物である橋が見えるところまで降りてきた。そこからは日向が続きそうということで一度水休憩を挟むことにした。ここで、代表の鈴木さんから衝撃の発言が飛び出た。なんとこのままいくと下山後バスの時間まで2時間近く開いてしまうといことであった。2時40分の前のバスの時間が12時10分で、それに間に合うためには、コースタイム150%近くで移動する必要があったのだ!とりあえず移動し始め、コンクリートに変わった道の上を歩いてしばらく立った頃、代表が早歩きで行けば間に合うかもと言い始め、早歩きでの移動が始まった。しかし、少しすると今度は代表の勘違いが発覚した。なんとバスの時間は13時10分だったのだ。そこで全員気が抜け、その場で休憩を取ることとなった。先ほどとは打って変わって緩やかなペースでの下山となり、ゆったりと道の駅まで降りることができたのだった。
道の駅では30分の休憩を取ることとなり、私は巨峰のソフトクリームを食べたが非常においしかった。休息後、バス停へと移動する際に代表が”西(東)沢渓谷”と書いてある看板にどっちかはっきりせいと少し怒っていた。バスに乗り、笛吹の湯へと向かい、そこで汗を流した。大変気持ちよかった。その後再びバスに乗り、塩山駅に到着、電車に乗り帰路へ着いた。私だけ高尾から京王線へ乗り換えで他は中央線だったので少し寂しかった。この山行は見どころが何個もあり、他の人にもぜひおすすめしたい山行であった。
■感想
CL鈴木
・「見た目」で興味が湧いていた笠取山。ほんまにアホみたいな円錐形をしとる。ぜひ写真を見てほしい。こんなに漢字の「山」っぽい形の山なかなかないぞ。
・晴れてよかった。潰れるかとも思ってたので尚更。
・笠取山、聞いていた通りの良い山だった。
・雁坂までのロングコースにするかは最後まで悩んだけれど46期が健脚だったので行けちゃいましたね。頼もしいです、ほんとに。
・たまたま遭遇した上智大ワンゲル部の3年生と雑談しましたが、1年生でこれだけロングコースガンガン行ける皆さんはすごいと言ってましたよ。なんなら僕らの方が下山のペース早かったし。自信持って山続けましょう!
・CLとしては、今回の山行では46期に食当や先頭を任せたのですが、みなさん素晴らしい動きで感心しました。ありがとうございました。
・ご飯おいしかったです。普通に負けました。
・SLを46期に初めて任せましたが全体を俯瞰しながら物事を考えてくれていてとてもよかったです。江川ありがとう。
・みんな地図と遭難対策マニュアルを印刷して持参していてよかった
・コンパスワークも身についていたのでよかった
・ライターは全然持ってきてくれなかった。持ってきてください。
・バスの時間を勘違いしていてごめんなさい
SL江川
・笠取山は今回の山行まで聞いたことがなかったが、山体の様子もさることながら、頂上からの景色も素晴らしかった。
・山頂の直前が今回の山行で一番傾斜がきつい難所だったから、アタックを2日目の朝に回してよかった。1日目ラストに行ってたら辛い記憶として刻まれていたかも
・やっぱり縦走はいいですね。なんだかんだ言って、尾根をずっと進むのが一番気持ちが良くて好き
・SLを担当できたのは、山行への取り組み方も変わっていい経験になった。へいすてぃさん、任せてくださりありがとうございました
・朝の食当もやったが、余裕で夕食のトマトスープペンネには敵わない。凝った料理は僕には無理なので今後ともお手軽路線を追究していきたい
・ライターは近日中に絶対に買う(備忘録)
◯江藤
・笠取山がなんかThe山って感じで登山道も直線で山頂に伸びているのが非常に印象に残っている。
・雁峠の気持ちよさは異常
・今回のコースでは雁峠、雁坂峠、笠取山山頂の3箇所が非常に気持ちがよく、どれか1箇所だけでも山に来てよかったと噛み締められるので、他の雷鳥のメンバーにも体感して欲しい。
・飯が凄く美味かった。食当ありがとうございます。
・両日ともに上りがキツめのところがあり、自身の体力のなさを痛感した。
・ストックがあると楽かもと思った。購入を検討中。
◯西山
・険しく辛いのぼりを終えて雁峠に出た時の景色が強く印象に残った。一気に景色が開け綺麗な円錐形の笠取山が見え、登ってきた方向を見ると遠くの方に山が見えた。風がとても気持ちよかった。
・登山の楽しさを実感した。
・ご飯がとてもおいしかった
・雁坂峠からの景色も最高だった。山と山に挟まれた谷を見下ろすような感じで絶景だった。
・尾根を歩いている時は涼しい風が吹いて気持ちよく、いろんな山が見れた。もっと山を知っているともっと景色を楽しめそうだと思った。
・下りで足の甲が痛くなってしまったので靴紐の結び方や歩き方を研究したい
◯鈴木悠
・適度なガレ場、渡渉が存在し、新歓ハイクの時より少しレベルの上がった今の時期に丁度いい山だと感じた。
・笹が少なくて植物多様性の豊富な山々でした。見ていて気持ちがよかった。
・林帯が長く日射の厳しい今回でも割かし快適に登ることができた。
・クレイジーソルトを使うと何でも美味しくなるガチ。
・パックご飯を使うなら少し煮ることができるタイミングで入れるべき。60℃程度のお湯に10分漬けてもα化しなかった。
◯牧原
・天気が良くて本当に良かった。1日目の夜も雨が降る心配がなかったので安心して眠れた。
・渡渉など危険箇所が多く緊張感のある下山だった。
・「高速道路」はふかふかで歩きやすかった。
・次回はライターを絶対に忘れないようにしたい。誰かが持ってくるだろうという人任せな考えを登山でしてはいけないと強く感じた。