2024/8/1-2 立山山行

立山計画書 第一版
作成者:清野、山道
■日程 8/1.2(木-金) 一泊二日 予備日なし
■山域 北アルプス
■目的 高山植物、雷鳥
■在京責任者 岩田 
■在京本部設置要請日時 8/2 19:00
■捜索要請日時     8/3  9:00


■メンバー  ( 9人)
 CL 清野 ◯佐藤 ◯田口 ◯深田 ◯Cao ◯余 ◯梅津 ◯江藤 

■to do
行きバス予約
帰りバス予約
室堂バスお金払う

■集合
バスタ新宿4階バスターミナルに7/31の22:20
バス自体は22:50発

■交通
□行き
・東京-(夜行バス)-富山  ※朝5時台に到着予定が良い
	中日本夜行バス
・富山駅-(直通バス)-室堂  片道4800円※富山地鉄バス1か月前~予約開始

以下参考
室堂ターミナルまでの交通は各自で手配をお願いします。
参照:立山黒部アルペンルート公式サイト (alpen-route.com)
長野県側(扇沢)、富山県側(立山)いずれからもアプローチ・往復・一筆書きが可能で予約WEBきっぷが最安。(行程上要予約箇所あり→立山ケーブルカー、扇沢電気バス)
アプローチが複雑なので早めの計画がおすすめ

東京~富山 交通の例
・東京-(夜行バス)-富山  ※朝5時台に到着予定が良い
	中日本夜行バス
・東京-(北陸新幹線)-富山駅  学割で約12000円※前泊要
東京~長野(扇沢) 交通の例
・東京-(夜行バス)-扇沢、信濃大町など
・東京-(JR18きっぷや特急)-信濃大町駅-(バス)-扇沢  ※要前泊
立山黒部アルペンルート 交通の例
・電鉄富山-(アルペンルート)-室堂  片道5320円※立山ケーブルカー要予約
・富山駅-(直通バス)-室堂  片道4800円※富山地鉄バス1か月前~予約開始
バス - 夏山バスのご案内(室堂線) | 富山地方鉄道株式会社 (chitetsu.co.jp)
・扇沢-(アルペンルート)-室堂  片道6850円※電気バス要予約
その他
・東京-(直通バス)-室堂  19000円※毎日アルペン号または東急バス 6月末から予約開始予定

学割利用:JRは100km超の運賃、交通機関各社の料金設定による

□帰り
室堂バスターミナルから各自
室堂14:30-(富山地鉄)-富山駅17:00、富山駅で解散





■行程
1日目(計3:50)
立山室堂ターミナル-0:10-室堂山荘(集合)-1:10-浄土山-0:10-富山大学立山研究所-0:30-一ノ越山荘-0:18-祓堂-1:11-らいちょう温泉雷鳥荘-0:21-雷鳥沢野営場【↑492m/↓643m】
2日目(計6:43)出発時刻目安5:00
雷鳥沢野営場-0:32-新室堂乗越-1:10-剣御前小舎-0:22-剱御前-0:19-0:31-別山-1:46-大汝休憩所-1:06-一ノ越山荘-0:18-祓堂-0:37-立山室堂ターミナル【↑1025m/↓874m】
メンバーの体力を考慮して、各ピークを踏まずに通過する判断もとる

2日目室堂まで下山後、みくりが池温泉まで片道15分。下山時刻に余裕があれば温泉に入って室堂まで戻る可能性あり


■注意点
1日目
地獄谷周辺:火山ガス情報に留意。立入禁止区域あり。
2日目
新室堂乗越方面/剣御前小舎方面分岐:見落としやすい。特に濃霧時。
剣御前小屋~別山:道迷い
富士ノ折立:岩稜
雄山~一ノ越:落石、混雑

■エスケープルート
1日目
最短ルートで室堂へ
2日目
雷鳥沢野営場~別山:引き返す
別山~富士ノ折立:大走から下山(ザレガレており滑りやすい。注意が必要。)
富士ノ折立~:そのまま進む

■テン場
雷鳥沢野営場
受付棟の内外2ヶ所に水場あり、FreeWiFiあり、トイレあり
設営→受付→書類記入
テン場代 1000円/人 約300張(予約不要)
Tel:076-463-5401(立山自然保護センター)
  :090-1632-9141(雷鳥沢管理所)
  :076-444-3399(県自然保護課)
(参照)雷鳥沢キャンプ場 | スポット・体験 | 【公式】富山県の観光/旅行サイト「とやま観光ナビ」 (info-toyama.com)

■個人装備
□ザック □ザックカバー □シュラフ □マット □登山靴 □替え靴紐 □ヘッドランプ □予備電池 □雨具 □防寒具 □帽子 □軍手/手袋
□タオル □水 □行動食 □非常食 □カトラリー □コッヘル □ライター □トイレットペーパー □新聞紙 □ゴミ袋 □エマージェンシーシート
□地図 □コンパス □筆記用具 □遭難対策マニュアル □計画書 □学生証 □保険証 □現金 □常備薬 □マスク □消毒用品 □日焼け止め
□着替え・温泉セット □モバイルバッテリー (□サングラス □サンダル □歯ブラシ □トレッキングポール □熊鈴)

■地図
山と高原地図「37 劔・立山」
2万5千分の1地図「立山」

■共同装備
テント 左に書かれた人が全て持ち出す
・エアライズ3 田口、梅津 ✔️
・ステラ4no.2 Yifan、清野 ✔️
・ステラ4no.1 江藤、余 ✔️
なべ
・桜、小桜 深田 ✔️
ヘッド×2 山道 ✔️
カート×3~4 清野×2、山道×1  佐藤×1 ✔️
調理器具セット
・ディド 佐藤 ✔️
救急箱
・有紗 山道 ✔️


■食当
夜 深田
朝 佐藤
アレルギー等:ナッツ類、カニ、魚卵

■遭難対策費
200円×9名=1800円

■悪天時
2日前までに判断

■備考
□日の出日の入り(@立山)
日の出 4:45(8/1)
日の入 19:06(8/1)

□連絡先等
富山県上市警察署 Tel:076-472-0110

■施設情報
□水場
立山玉殿の湧水、雷鳥沢野営場受付棟(沢水)
2095m地点(鏡岩過ぎ)
□トイレ
立山室堂ターミナル、雷鳥沢野営場受付棟、ロッジ立山連峰、雷鳥沢ヒュッテ
剣御前小屋、大汝休憩所、雄山神社、一ノ越山荘、
称名滝付近
□診療所
室堂診療所(立山センター総合活動拠点施設内)
雷鳥沢診療所(雷鳥沢管理事務所内)
劔沢診療所(剱沢管理事務所内)
□︎温泉
ロッジ立山連峰
700円 10:00~19:30(受付は19:00まで)
雷鳥沢野営場から徒歩15分
食事可(12:00~18:00)
雷鳥沢ヒュッテ
700円 休止中の可能性あり。
雷鳥沢野営場から徒歩15分
売店あり
(参照)登山とハイキングの宿「雷鳥沢ヒュッテ」立山・地獄谷・みくりが池の山小屋 (raichozawa.net)
雷鳥荘
800円 11:00~20:00(受付は19:30まで)
雷鳥沢野営場から徒歩30分
食事可(6:30~20:00)
みくりが池温泉
1000円 9:00~16:00
雷鳥沢野営場から徒歩45分
売店あり(6:00~19:00)
食事可(レストラン11:00~14:00、喫茶みくり8:30〜16:30)
立山室堂山荘
700円 14:00~16:00

□荷物預かり
立山室堂山荘
300円/個

8/1.2 立山記録
作成者:清野、山道
■日程 8/1.2(木-金) 一泊二日 予備日なし
■山域 北アルプス
■天気 見事なまでの快晴
■メンバー
 CL清野(45) SL山道(45) ◯佐藤(46) ◯田口(46) ◯深田(46) ◯Cao(46) ◯余(46) ◯梅津(46) ◯江藤(46)
■共同装備
エアライズ
	本体:田口
	ポール:梅津
ステラ4no.2
	本体:Yifan
	ポール:清野
ステラ4no.1
	本体:江藤
	ポール:余
なべ:深田
ヘッド2:梅津、余
カート:山道1、清野1、佐藤1
調理器具セット:佐藤
救急箱:山道



■総評
これ以上ないような快晴の中、北アルプスから白山、富士山まで最高の景色を見ることができ、満天の星空やテント場での温泉など非常に充実した山行になったと思う。その反面、あまりにも晴れすぎていたために深刻な日焼けを負うものや暑さからのバテ等晴れた高山の難点も浮き彫りになった。バテや登山道の渋滞から下山時間を不安視する場面もあったので、余裕を持ったペース管理の重要性を再認識する山行にもなったと思う。

■タイムスタンプ
・1日目
10:00室堂 - 11:30浄土山 - 13:55一の越山荘 - 14:55立山室堂山荘 - 15:05みくりが池温泉 -
15:21雷鳥荘 - 15:39雷鳥沢キャンプ場
・2日目
4:13雷鳥沢キャンプ場 - 4:53新室堂乗越 - 6:10剱御前小舎 - 6:29剱御前山 - 6:43剱御前小舎 - 7:25別山南峰
- 7:45別山北峰 - 8:08別山南峰 - 9:08真砂岳 - 10:12富士ノ折立 - 11:03大汝山 - 11:24雄山 -
12:20一の越山荘 - 12:55立山室堂山荘
到着後バスの時間まで室堂で自由行動。温泉or昼食

■ルート概況
(1日目)
・室堂〜浄土山
 前半は観光地らしく整備された石畳。浄土山登山口からは岩場の急登だが、よく整備されていて歩きやすい。
・浄土山〜一の越山荘
 目の前に雄山が聳えてとても迫力がある。軽いザレ場の下り。途中竜王岳への分岐があ  り、山頂まですぐなので立ち寄ることをお勧めする(行きたかった…)
・一の越山荘〜雷鳥沢キャンプ場
 舗装路。歩きやすく、登山靴でない観光客も多く見受けられる。途中雪渓をトラバースする場所があるが、距離は短く滑らないように注意すれば大丈夫
(二日目)
・雷鳥沢キャンプ場〜新室堂乗越
 雷鳥沢を渡る。草が生い茂っていて見通しが悪く、道間違いに注意
・新室堂乗越〜剱御前小舎
 背後に大日岳、白山を望む。よく整備されていて、浮石も少なく歩きやすい
・剱御前小舎〜剱御前山
 剱岳がよく見える。山頂も広く、小屋に荷物をデポして気軽に行ける。
・剱御前小舎〜別山南峰
 広い稜線で歩きやすい。100mほど登る
・別山南峰〜別山北峰
 だだっ広い。双六岳みたいな。北峰からは剱岳が目の前に見えるのでぜひ
・別山南峰〜真砂岳
 登り返しがしんどい。道は広いのでゆっくり行きましょう。
・真砂岳〜富士ノ折立
 絶望的な登り返し。ガレザレ気味で道も狭いのですれ違いには注意。山頂直下にザックを
デポして山頂の岩稜にアタックできる。難易度は高くなく、黒部ダムがよく見えるので体 力に問題がなければピークまでぜひ
・富士ノ折立〜雄山
 ほとんど水平移動なので楽。人が増えてくるのですれ違いは面倒かも
・雄山〜一の越山荘
 ザレた急な下り。とても人が多いが、登りと下りで道が分かれているので安心。スニー  カーで来る人も見受けられたがちょっと危ないんじゃない?

■雷鳥沢キャンプ場
とにかく広くて平たい。その分人も多いので、到着が遅くなるとまとまった場所が取れないかも。
トイレや水場はよく整備されているので安心。トイレは数は多いものの朝は結構並ぶ。
徒歩5分ほどの場所にロッジ立山連峰や雷鳥沢ヒュッテがあり、日帰り入浴可能。ロッジ立山連峰については、シャワー無し、洗い場石鹸有り、激熱。テント泊の人の多くは入浴してたと思う。日没ごろまで営業しているので、時間に余裕があればぜひ。
天気にもよると思うが、夜は星空を撮る人が多いため非常にうるさかった。喋り声、ラジオを流すetc... 夜9時をすぎても結構喋り声が聞こえる。


■山行記
・1日目

朝5時、夜行バスで富山駅北口に到着。初夜行バスの人もいたが、皆そこそこ眠られたようだ。朝食を求めに駅前のローソンへ。節約のため持参したおにぎりを食べながら、温かいカップラーメンを食べているメンバーを見て少し羨ましくなる。共同装備の受け渡しを済ませ、バス乗り場の南口へ移動した。6時半に室堂行きのバスが出発。夜行バスの睡眠不足を補うかのように爆睡した。乗務員さんが車窓から見える滝や山の解説をしていた記憶があるが、睡魔が勝り何も覚えていない。申し訳ないです。室堂に近づくと、立山連邦の山々が目の前に迫ってきてこれから二日間の山行への期待が高まる。9時前に室堂に到着。剱へ行く先輩方とお会いした。かっこいいなあ。ほぼ0mの富山駅から2500mの室堂まで一気に標高を上げたので、体を順応させるために1時間ほどバスターミナルでゆっくりした。バスターミナルにある売店を見に行くと、オコジョやライチョウのぬいぐるみが、連れて帰って〜と目で語りかけてくる。明日考えよう。外は雲ひとつない快晴である。晴れているのは嬉しいが、あまりにも晴れているとライチョウが出現しないようで、少し残念そうなメンバーもいる。
10時ごろ、剱の先輩方との集合写真を撮り、浄土山に向けて歩き始める。登山道はよく整備されており歩きやすい。観光地という感じがする。色とりどりの花が視界を彩っている。山頂直下は急登で岩をよじ登った。このような道ははじめてだったので面白かった。あっという間に浄土山山頂へ到着。(地図的には山頂にいるのだが、山頂を示す標識はない。)このまま下山を開始するとテン場に早く着きすぎるということで、山頂でのんびりした。寝っ転がってみるが、直射日光が強烈でとてもじゃないけど眠られない。明日歩く稜線を一望できた。明日も楽しみだ。

13時前に下山開始。まずは一の越山荘を目指す。途中の分岐で目と鼻の先に龍王岳が見えたが、計画書に入っていないので諦める。(往復コースタイムも短かった。)道中で出会った登山者に龍王岳よかったよーと教えてもらう。悔しいが仕方がない。いつかまた雷鳥で立山に行かれる際にはぜひ龍王岳も計画書に入れてください!所々斜面に雪渓が残っている。眩しい。雪渓が溶けて流れ出る水の音が心地良い。15mほど雪渓の上を歩く場面があった。アイゼンは必要ないが、注意しないと滑るので小股で歩く。自分の後ろを歩く山道さんはわざと滑って遊んでいた。室堂山荘を越えると硫化水素の匂いが強くなってくる。自分の苦手な匂いで、最初はぐええと鼻が曲がりそうだったが、しばらくすると何も感じなくなっていた。

雷鳥沢野営場到着時、すでにたくさんのテントが張られカラフルであった。さすが立山は人気ですね。もう少し早く到着すべきだったか。設営を完了し、夕食の準備に取り掛かる。今夜は深田君によるトマトリゾット。180gのパックごはんを9パック運んでくれた深田くんには感謝しかない。山でお米を食べられるのはとても嬉しい。余さんが持ってきてくれた中国の調味料をいただいてみた。少量でも辛いがスパイスがアクセントになる。最後に鍋でお湯を沸かし、トマトスープを飲む。鍋をきれいにすることまで考えられていて勉強になった。ごちそうさまでした〜。テント内は暑すぎて入っていられないので、数人でハイマツのかげに隠れてしばらく休憩していた。ライチョウになった気分。その後、夕方までやっている温泉が近くにあるということで温泉に入りに行くメンバーもいた。日没後は急激に気温が低下し19時ごろにはダウンを着る必要があった。朝の食当の自分と、清野さん山道さんは2:20起床、他のメンバーは3:00起床とし、眠りについた。おやすみなさい。

21時ごろ、同じテントの山道さんが、星が見えると教えてくれたので、テントの入り口から顔を出してみた。すごい、すごすぎる。コンタクトをしていないのに満点の星空だということがわかった。これはちゃんと見ないともったいないと思い、コンタクトを装着しテントの外に出た。無数のお星さまが輝いている。天の川も見える。いつまでも見ていられる絶景だったが、明日のことを考えて泣く泣くテントに戻った。

・2日目
2日目は雷鳥沢野営場で3時に起床。アラームを他人任せにしていたせいで、ひろさんに起こされてしまった。申し訳ないです。朝ごはんはさらごん(佐藤)お決まりの乳麺で、今回は仙ノ倉山の時以上に美味しく感じた。早く起きて準備してくれたおかげで助かります。乳麺をさっさと平らげ、テントを片づけ、4時には出発。いくら早起きの登山者といえども、この時間帯に起きている人は少なく、テント場の外に出ている人は誰もいなかった。
ヘッドライトの灯りを頼りに、雷鳥沢の近くの滑りやすい川辺や濡れた石の上を慎重に歩みを進めた。途中、3分ほど藪の中で道を間違えるハプニングが発生。間違った道の割には歩きやすかったため、地図を頻繁に確認する重要性を再認識した。そこから新室堂乗越・劔御前小舎まで標高500mを駆け上がることに。ヤマレコの標高グラフでは驚くような急登だったが、稜線からの素晴らしい景色と、太陽が昇る前の涼しさのおかげで、予想以上に楽に登れた。(後から写真を見返すと、疲れ切った表情をしていたが。)雷鳥沢のテント場がどんどん遠ざかり、朝焼けの赤と青のコントラストが印象的だった。劔御前山に到着すると、2日目の行程を一望でき、その長さを実感した。
その後、別山に向けて出発。南峰に到着後、デポして北峰へ向かうと、登山客が非常に多かった。北峰からは剱岳が美しく見え、いつか剱に登りたいという憧れがさらに高まった。真砂岳まではガレ場の稜線を歩き、途中には小さな地蔵が置かれていた。富士ノ折立までも同様のガレ場が続き、特に後半の傾斜は大きく、上りの中では最もきつかった。富士ノ折立では大きな雪渓と黒部ダムを見渡せたが、頂上への険しい岩場は登山客の多さも相まって危険な箇所だった。あまり休憩を取らずに大汝へ向かうと、遠くに見えていた神社が大きく見え、歩いてきた距離に感動した。雄山に向かうルートの後半は登山客で混雑し、道も狭いため非常に混んでいた。雄山神社では深田が代表して参拝してくれた。ありがとうございます。水が700円もしたため、もし買うなら大汝など別の場所で買うことを推奨する。雄山を降りようとした時、周囲が皆上を見上げていて、何かと思うと幻想的な虹色の雲が広がっていた。快晴の天気と虹色の雲、本当に運に恵まれた二日間だった。
立山の麓で温泉に入るタイムリミットが13:00だったため、休憩を取らずに急いで下山。雄山と一の越の登山道は上りと下りが分かれていたが、それでも渋滞していた。下りの途中、足の使い方が悪かったのか、力がうまく出せず、ペースを落としてしまい申し訳ない。個人的にはこの下りが過去最高にきつかった。その後、室堂に到着すると、温泉に向かう組と食事をする組などに分かれて自由行動。温泉組はアイスも楽しめたらしく、立山を満喫できたようで何より。富山駅に着くと、新幹線、夜行バス、飛行機と各々分かれて解散。お疲れ様でした。

■感想
CL清野
・去年のリベンジだったが、過去最高に晴れてよかった。6月7月に山行が潰れに潰れたことで溜まっていた鬱憤を晴らすことができて満足。
・テント場で温泉に入れる幸せ。やっぱり温泉は全てを解決すると思う。
・奥大日岳がとても格好良かった。いつか縦走してみたい
・頼りないCLですみません。ペース管理やメンバーの体力確認などまだまだ未熟

SL山道
・去年は悪天で行けず、今回は最高の天気でリベンジすることができてよかった
・行程、ペース共に丁度良い夏山登山第一弾となった
・雷鳥に会えなかったのは残念…鳴き声は聞こえたのに
	白峰三山で会えたから満足!
・龍王岳は行程に入れてもよかったかも
・みくりが池温泉での温泉→ラーメン→アイスは超特急だったけど至福だった
 コースターももらえて嬉しい
・初夜行バス&3,000m超えでも、バスでは爆睡できて高山病にもならずに済んで一安心

◯佐藤
・帰りたくなかった。
・オコジョの手拭いゲット!
・二日間とも快晴だったのが奇跡のよう。見渡せばいつでも雄大な景色が目に入ってきた。槍も北岳も剱も白馬も富士山も白山も見られた!てんこ盛り
・環天頂アークを見られた!
・ノルアドレナリンを大放出して爆速で向かった温泉は人生で一番幸せなお風呂だと言っても過言ではない。暑すぎて膝下しかつかれなかったけれど。
・熱々のヘッドにさわって火傷をしたりミートソースを浴びたり先輩のコッヘルに大量の胡麻をぶちまけたりと、テン場につくと気が抜けてしまうのでせめて他人には迷惑をかけないように気をつけたい。
・一歩間違えたら死ぬという心持ちで挑む。いつもそう思いながら山に入っているけれど、集中力が切れている瞬間があるので気を引き締めたい。
・17時に解散してから23時半の夜行バスまでの待ち時間、ブラックラーメンを食べ、沈みかけの夕陽に向かって歩き、雲が赤く染まる空を眺め、富山県美術館のくまと戯れ、世界一美しいと言われるスタバ(私にはそのように称される所以がわからなかったが)を見て、偶然やっていた富山県主催のスターウォッチングに参加して…と観光も充実。山行後に10キロほど歩いたおかげでよく眠れました。みなさん夜行バスおすすめです。(本音:新幹線でとっとと帰りたい!)


◯田口
・初めての北アルプスはやっぱり良かった
・標高は正義(涼しい)
・記録書くの下手ですみません
・ガレ場の歩き方が個人的に課題(参考になるものあったら教えてください!)

◯深田
・祖父母の実家からずっと見て憧れていた立山に登れて良かった。
・縦走ではないが、縦走に近い感覚の山行ができて良かった。
・雄山神社にメンバーを代表して参拝してきました。その直後に虹が見れたのでご利益はあると思います。
・みくりが池温泉はめっちゃ熱かった。
・両日ともカンカン照りで日焼けをしている人は多かった。日焼け止めだけでなく、帽子やアームカバーなどで隠すなど工夫が必要と思った。

◯Cao
・初の日本アルプスです。無情なガレ場ばかりだけど、稜線からの景色がめっちゃかっこいい!槍はもちろん、南アや富士までも見えた。これぞアルプス。
・初の3000m峰でもある。高山病には至らないけど、登りでは酸素が薄いねって深呼吸しても力が入りにくいのをよく感じてた。
・高原の日差しは普通にひどい(日焼けした)。初めての晴れのテント泊もなんか違和感しかない、晴れ自体はいいのにね。
・設備と周辺が充実しているテントサイトです。フリーWiFi・水場・温泉のほか、近所の山小屋でお菓子や飲料水が買えるのは嬉しい。
・2日目は夜明け前にスタートするのはちょっとした行軍だ。
・岩を登るのは面白い。もっと体験したい。
・前日、悪道を想定してソールが硬い登山靴を買ったのに、あまり慣れなかった。ガレ場などの悪道では歩きやすいけど、ソールが硬すぎて、長時間歩くと足も痛くなりやすい。高山をよく経験した余さんは、軽装であったり脚力があれば、ソールの柔いローカットでも別にいいとコメントした。(返品したいな、なんか)
・夜行バス・テントともによく眠れなかった。下山翌日は別の用事があるので、体を崩さないように、帰りは夜行バスでなく新幹線に課金した。やっぱり自宅のベッドが一番かな。睡眠は金なりで、睡眠のためにお金を払うのはいつも大正解だった。
・日本三霊山 1/3

◯余
We are very lucky to be able to climb/ hike Mount Tate in such great weather! It is indeed a majestic and magnificent mountain range.
・Our first day was spent hiking above the clouds, where we were greeted by a captivating panorama of endless sky and gently swaying grass and flowers with wind. In the night, miki-way is also amazing, I had never before had the chance to see the galactic center in the Centaurus region.
・In our main climbing on second day, I have change to have a panoramic views of the Noto Peninsula and the Sea Japan, It was truly a remarkable experience to be able on a high mount (with snow on it) overlook the sea.
・This time, I chose to bring my DLSR but not a compact camera with me.
It was so heavy (almost 2 kg) and made me feel miserable, I am sorry that I became slow on the second day. Now I decided never to carry a DLSR to club event again, especially high and intermediate level multi-night climbs.
・I thought I came from a plateau and  I am more accustomed to thin air than others as well as better sun protection, so I did not do anything to prepare for the sunlight, however the altitudes of this place were also above 2400 - 3000 m, so I got sunburned on my face and hand in this good weather.
・The blue sky, fast moving clouds and the grass swaying in the wind, remind me of Miyazaki’【The Wind Rises】(especially near the 室堂).

◯梅津
・北アルプスの山々の景色が圧巻だった。初の泊まり山行が立山でよかった。
・2日目の後半は思ったよりきつくてペースを落としてごめんなさい。サポートしてくれた皆さんありがとうございます!
・2日目は下を見ると急斜面になっているところが続いて、登山は死と隣り合わせだと実感した。

◯江藤
・初の3000m級の山、1日目には標高の急変化についていけず頭痛がした。高山病への対策をもっと頭に入れておきたい。
・山頂への道が完全な岩場な事が多く、楽しかった。
・流石に安全性への不安からすごく怖かった。死んだと思ったことが複数回あり、心臓に良くなかった。
・帰りの夜行バスが24時20分発で下山後時間が開きすぎた。以後時間設定を見直していきたい。