2024/9/11-12 赤岳山行
赤岳山行計画書 第二版
作成者:45期 岩田
■日程 9/11-12(水-木) 一泊二日 予備日なし
■山域 南八ヶ岳
■目的 登頂
■在京責任者 山道
■在京本部設置要請日時 9/12 19:00
■捜索要請日時 9/13 10:00
■メンバー (5人)
CL 岩田 SL Cao ◯ 佐藤 ◯ 朱 ◯ 西山
■集合
駒込駅前 6:00
■交通
自家用車
□行き
駒込駅-(2時間)-調布IC-(2時間/中央道/4040円)-諏訪南IC-(30分)-八ヶ岳山荘駐車場
□帰り
八ヶ岳山荘駐車場-(30分)-諏訪南IC-(3時間/中央道/4210円)-高井戸IC-(1時間)-駒込駅
■行程 YAMAP
1日目 【計3時間27分/7.9km/△972m/▽112m】
美濃戸口登山口-0:45-やまのこ村-0:07-美濃戸登山口-0:45-堰堤広場-1:10-赤岳鉱泉-0:35-中山展望台-0:15-行者小屋
2日目 【計7時間26分/10.8km/△852m/▽1712m】
行者小屋-1:06-中岳のコル-0:30-阿弥陀岳-0:25-中岳のコル-0:20-中岳-0:54-赤岳-0:28-地蔵ノ頭-1:05-行者小屋-1:51-美濃戸登山口-0:07-やまのこ村-0:40-美濃戸口登山口
■エスケープルート
・行者小屋まで:北沢を引き返す
・行者小屋〜阿弥陀岳〜中岳:引き返し、南沢を下る
・中岳〜赤岳:文三郎尾根を経由して行者小屋、南沢へ
・赤岳以降:そのまま進む
状況に応じて柔軟に以下を選択する。
・中山展望台のカット
・阿弥陀岳・中岳をカット、文三郎尾根を経由して直接赤岳へ
■個人装備
□ザック □ザックカバー □シュラフ □マット □登山靴 □替え靴紐 □雨具 □防寒具 □帽子 □軍手/手袋 □タオル □水 □行動食
□非常食 □ゴミ袋 □カトラリー(フォーク、スプーン類) □コッヘル(食器) □ライター □トイレットペーパー
□着替え・温泉セット□ヘッドランプ □予備電池 □エマージェンシーシート □地図 □コンパス □筆記用具 □遭難対策マニュアル □計画書
□学生証 □保険証 □現金(千円札・100円玉) □常備薬 □マスク □消毒用品 □日焼け止め (□モバイルバッテリー □サングラス
□歯ブラシ □トレッキングポール □サポーター/テーピングキット □熊鈴 □コンタクト/眼鏡 □酔い止め)
■地図
25000分の1:「八ヶ岳西部」
山と高原地図:35「八ヶ岳 蓼科・美ヶ原・霧ヶ峰」
■共同装備
□テント
VK-60:
□なべ
桜:
□ヘッド:
□カート * 2:岩田
□調理器具セット
ディド:
□救急箱
アゲハ:
□ヘルメット
共同装備から4?
Yifan私物 1
※赤岳鉱泉・行者小屋でレンタルあり。一日500円
■食当
夜
朝
アレルギー等:大量のきのこ
■遭難対策費
200円×名=00円
■悪天時
前日12:00までに判断
■施設情報
□山小屋
・八ヶ岳山荘
・やまのこ村
・赤岳山荘
・美濃戸山荘
・赤岳鉱泉
・行者小屋
・赤岳頂上山荘
・赤岳展望荘
□避難小屋
山小屋多数
□水場
・八ヶ岳山荘 水道水あり
・やまのこ村
・行者小屋
・赤岳鉱泉
□トイレ
・八ヶ岳山荘 100円 水洗
・やまのこ村・赤岳山荘 100円
・美濃戸山荘 100円 水洗
・赤岳鉱泉
・行者小屋 100円。テント代に含まれている
・赤岳頂上山荘
・赤岳展望荘
□駐車場
美濃戸口
・八ヶ岳山荘駐車場 150台収容 800円/日 山荘で受付
満車の際は八ヶ岳山荘 0266-74-2728 に連絡し、提携先の駐車場へ
□温泉
・ふれあいセンター もみの湯 10:00~21:30(最終入館21:00) tel: 0266-74-2911
・金沢温泉金鶏の湯 9:00~21:00(最終受付20:30) tel: 0266-82-1503
※ドライヤー有料
■備考
□日の出日の入り(赤岳、9/11)
日の出 5:25
日の入 18:01
□連絡先等
・長野県茅野警察署 0266-82-0110
・八ヶ岳山荘 0266-74-2728
・ふれあいセンター もみの湯 0266-74-2911
・金沢温泉金鶏の湯 0266-82-1503
・赤岳鉱泉 090-4824-9986, 050-1808-1959, 9:00~20:00
・行者小屋 090-4740-3808, 050-1808-2340, 9:00~20:30
□電波状況
・docomo:八ヶ岳山荘、やまのこ村、赤岳鉱泉、行者小屋、中岳のコル、阿弥陀岳で通じる
・au:やまのこ村、行者小屋、阿弥陀岳、赤岳、赤岳展望荘で通じる
・softbank:全体的に通じる
9/11-12 赤岳山行記録
作成者:45期 岩田
■日程 9/11-12(水-木) 一泊二日 予備日なし
■山域 南八ヶ岳
■天気 晴れのち雨
■メンバー
CL岩田(45) SL Yifan(46) ◯佐藤(46) ◯朱(45) ◯西山(46)
■共同装備
□テント
VK-60:駒場→岩田
□なべ
桜:表銀座2→Yifan
□ヘッド
緑1:表銀座2→Yifan
□カート * 2:白山→岩田
□調理器具セット
ディド:表銀座2→朱
□救急箱
アゲハ:表銀座2→朱
□ヘルメット
・モンベル(ネズミ)、Black Diamond(青) :赤岳〈真教寺・県界〉→佐藤
・CAMP(白)→朱
・Yifan私物 1
・朱私物 1
■総評
岩場を越え、阿弥陀岳の山頂で美しい朝日を望んだ。赤岳頂上は東側がガスに覆われていたものの、先に登った阿弥陀岳と中岳を見ることができた。
雨天が予想されており、実際行動中に降られたが、食事のときやテントを張るとき、撤収するときは降られなかった。
八ヶ岳最高峰と阿弥陀岳をともに満喫することができた。
■タイムスタンプ
□1日目
9:58 美濃戸口登山口・八ヶ岳山荘
10:11 河原奥の氷柱
10:43–10:53 やまのこ村
10:59 美濃戸登山口・美濃戸山荘
11:50 堰堤広場
13:03–13:13 赤岳鉱泉
13:41–13:57 中山乗越
14:00–14:12 中山尾根展望台
14:15 中山乗越
14:21 行者小屋
□2日目
3:49 行者小屋
3:57–4:02 赤岳・阿弥陀岳分岐
4:19–4:25 中岳のコル登山道水場
4:29 阿弥陀岳北稜
4:50–5:10 中岳のコル
5:39–5:54 阿弥陀岳
6:19–6:25 中岳のコル
6:44 中岳
7:03–7:10 文三郎尾根分岐
7:21–7:27 キレット分岐
7:35 竜頭峰分岐
7:39–7:48 赤岳
7:51–7:53 赤岳頂上山荘
8:22–8:47 赤岳天望荘
8:49 地蔵の頭
10:01–10:09 行者小屋
10:53 中ノ行者小屋跡
11:55–12:08 美濃戸登山口・美濃戸山荘
12:12 やまのこ村
12:34 河原奥の氷柱
12:44 美濃戸口登山口・八ヶ岳山荘
■ルート概況
八ヶ岳山荘:十時ごろ駐車場に着く。八割方埋まっている。山荘で受付をし、駐車券をもらう。駐車券一枚(一日分)でコーヒー一杯無料。
八ヶ岳山荘からやまのこ村:舗装されていない車道となっており、場所によっては深めの轍がある。車高がないと底をこするだろう。道幅は一台分なら余裕があるくらい、見通しもあまり悪くない。
やまのこ村周辺:駐車場はぱっと見満車状態だが、一応空きありとの看板が立っていた。美濃戸山荘の先で北沢・南沢の分岐。
やまのこ村から赤岳鉱泉:北沢はしばらく車が通れるような道。その後、沢沿いの橋や木道を通る。
赤岳鉱泉:docomoの電波が通じると書いてあったが、繋がらなかった。
中山乗越(中山展望台への分岐)から中山展望台:少し登るだけで五分とかからないが、景色は良い。
行者小屋:やはり電波は入らない。一本立ったり立たなかったり。水場と宿泊者無料のトイレあり。
行者小屋から中岳のコル:倒木を越える箇所が複数あり。道はしっかり残っており、分岐にも標識がある。中岳のコルの手前でかなり急な上りがある。ロープはあるが固定する杭が不安定なので注意。中岳のコルはザックを置いて休憩できる程度の広さがある。
中岳のコルから阿弥陀岳:岩場。ヘルメットがあった方が良い。落石にも注意。
中岳のコルから赤岳:稜線を歩いて中岳を越える。山頂の手前で急な岩場あり。ここでもやはりヘルメットを着用すべきだろう。
赤岳から地蔵の頭:赤岳山頂・赤岳頂上山荘はあまり広くない。混んでいると長居は難しそう。赤岳展望荘の手前は急な坂。ザレているところは特に滑りやすい。
地蔵の頭から行者小屋(地蔵尾根):急。金網の階段はとても滑る。
行者小屋からやまのこ村:北沢より急。ここでも金網の階段は滑る。道がわかりづらいところもあるが、テープが至る所にある。
■山行記
一日目(西山)
朝4時に起床。遅刻が怖かったので余裕を持って集合場所に向かった。全員が集まり6時過ぎに赤岳に向け出発した。今回はこれまで一緒に山行に行った人が一人もいなかったので緊張したがたくさん話しかけてもらい、少し緊張が和らいだ。車内ではどのくらい山登りに行っているか、行った山の話などをしたりあだ名をつけてもらったりした。夏休みのうち半分山に行っていると言うさらごんと奥穂高に行くために予定をキャンセルするこなみさんを見て、二人の山への熱量に驚いたと同時に私も山登りのモチベーションが上がった。(帰ってきた後に山行の予定を2つ入れた)サービスエリアに一度寄る以外は岩田さんの運転で快調に走り、10時半くらいに八ヶ岳山荘駐車場に到着した。降りるともうすでに山の空気だった。さらごんが共同装備の割り振りを手際の良さ、他の人の荷物を進んで持つ姿勢を見習いたいと思った。到着から20分ほどで山登りを開始。歩き始めた時から左右の森の美しさに心が打たれた。細い木が多いため森全体が明るく、苔が地面を覆っていた。「苔むす」とはこういう光景をいうのだろうなと思った。道中、八ヶ岳の森が好きだという話があり、そのときはあまり山域による森の違いの感覚がなかったので聞き流していたが思い返してみると確かにあの明るく苔むした柔らかな印象の森は特別なのかなと思った。(後で奥多摩の森は鬱蒼としていて暗いという話も聞いた。)途中、Yifanさんがサービスエリアで買ったテトラパックの牛乳(ビニール製で初めて見た)を飲んでいた。
やまのこ村から北沢に入ると山道になった。途中、水の流れがとても赤いところがあった。川底が赤いのかもしれないがこれまで見てきた川底が赤い川でも水まで赤く見えるところはなかったので水自体も砂が混ざったりして赤いのかもしれないと考えたがそれだともっと水が濁った感じになるのではないかなと思い赤い水については疑問が残った。北沢を登っている途中に雨が降り出した。最初は雨の跡が地面につくくらいの弱い雨だったのでそのまま登っているとだんだん強くなり、雨具を装着しようととまっているときに本降りになった。勢いを増す雨に少しテンションが上がった。歩き出してからはミルクティーのような色の泥水が流れる登山道をしばらく登った。登山靴が浸水しないか心配だったが防水スプレーのおかげか中は全く濡れなかった。中山展望台の分岐に来る頃には雨はほとんど止んでいた。(ここで食べた行動食のクリーム玄米ブランが美味しくて一人で心の中で感動していた。また持っていきたい。)1日目の最高峰である中山展望台に着く頃には雲が退き日が出ていたので阿弥陀岳、赤岳が綺麗に見られた。中岳のピークは意外と小さかった。近くに見える2つの山は迫力があり明日への期待が高まった。
キャンプ場に着く頃も晴れていた。山小屋の前ではカモシー番長がお出迎え。一人ずつ記念撮影をした。テントを立てて少し休んだらすぐご飯作り。夕食はYifanさん監修の上海料理。材料の段階からとても豪華で食材の重量はなんと4kgあるとのことだった。火をつけるときには岩田さんが火打石を見せてくれた。火打石だと濡れていても水分を拭き取れば使えて、燃料切れの心配もないのでよいらしい。夕食はトマト味のスープ(トマトピューレ以外に贅沢に生のトマトも入っていた!)と青梗菜とパンチェッタ(ベーコンのような肉)の入ったご飯。上海の料理はラードをたっぷり入れるらしい。(さらごんとこなみさんがそんなに入れて大丈夫かとひやひやしていた)完成したスープはほどよくこってりした味でお肉もいっぱい入っていてボリュームがありとても美味しかった。砂糖を入れてスープを甘くするのも上海風だそうで甘めのスープも美味しかった。どちらも初めて食べた味だったが大満足の夕食だった。18時半ごろに就寝。最初リュックの上に足を乗せて寝ていたらあまり寝られなかったが途中でリュックを立てて足を伸ばして寝るとよく眠ることができた。
二日目(佐藤)
おはようございます。現在の時刻は2時半。
寝床から這い出てすぐに湯沸かしにかかる。前夜にこなみさんが水の量を測っていたおかげでスムーズだ。調理の傍らVK-60を片づけ始めた。こちらは設営も撤収も簡単という優れもの。朝食はミートボールinロールパン。朝からお肉食べられるなんて幸せだ。ごちそうさまでした!起床時は曇天だったのだが、気がついたら上空は天然のプラネタリウムに。あ!流れ星!願いを言う間はなかった…。
4時前には出発。硫黄〜赤岳の稜線と星々を眺めながら歩く。最後尾の自分は写真を撮っては早歩きで追いかける、を繰り返し無駄に体力を消費していた。(10秒ナイトモードのあとが辛い。)30分ほど登ると阿弥陀岳への分岐に到着。雲海に富士山が浮かんでいる。分岐点がそこそこ広いのでザックを置いて、阿弥陀山頂へはサブザックで行くことにする。ヘルメットもここから行者小屋まで装着していた。阿弥陀へは大好きな岩場の急登。はしごもある。途中、待ちに待ったあの瞬間が訪れる。まん丸朝日の登場!赤岳の左から顔を覗かせる。視界が橙色に染まっていく。思わず足を止めて見入ってしまった。
阿弥陀岳登頂。南ア、中ア、北アがバッチリ見えた。(槍のとんがりも!)曇り予報で展望はあまり期待していなかったので、360°パノラマに皆感動する。愛されている。同時期に表銀座、白峰三山に行っている仲間が視界の中にいると思うと不思議な感覚になる。遠くにいてもつながっているような。応援のテレパシーを送ったが、受け取ってもらえただろうか。午後から天気も悪くなりそうなので休憩もほどほどに赤岳へ向かうことに。阿弥陀の岩場下山中、自分の上部で岩の転がる音が聞こえた。上を向くと、ラク!という声とともに小さめの岩が自分の顔面に向かって飛んできた。反射的に避けたので無事だったが、落石の怖さを実感した瞬間だった。自分も落石を生じさせないように注意していきたい。ザックを回収し、中岳へ。中岳までの登り返しはそこまでキツくない。名前をつけてもらえるピークと名無しのピークの違いは何なのだろうか。中岳のコルでは、ゴツゴツの赤岳とそこへ続く急登が目の前に現れ、非常にワクワクする。この時点ではまだ山頂がガスに覆われていない。我々が登頂するまでガスが登ってきませんように、と願う。
ザレ場の急登と岩場に苦労しつつも赤岳登頂。やはり7時くらいになると東側からガスが登ってきてしまうようで、東側の展望はない。(先週と同じだー。)しかし、北西側はよく見える。山頂は狭く、他の登山者も多い。赤岳頂上山荘付近でゆっくりするつもりだったが、8時に荷上げのヘリがくるということで下りることになった。こなみさんがおつかいのバッジ*2(八ヶ岳開山70周年記念バッジ南八ヶ岳ver.)の購入を済ませたらただちに下山。赤岳展望荘裏のベンチでゆっくり休む。山荘内のトイレまでの道が宇宙船みたいで楽しい。
地蔵の頭からの下山は急だった。鉄の階段や金網があり、よく滑るので気をつける。先ほどの落石事件のせいか、自分はいつも以上に慎重に降りていた気がする。行者小屋まで来てしまえばあとは八ヶ岳らしい苔の森歩き。カモシーに別れを告げ、こさら(西山)を先頭に進む。安定感も程よい速度もある。Yifanが(トレランの練習か?)止まって走り、止まって走り、を繰り返している。岩や木の根があるので少しひやひやしながら見ていたが、大事故は起きなかったのでよかった。安全第一でいきたい。土砂崩れ防止策か、金網の階段があるのだがそれが非常に滑りやすい。滑りやすいと注意喚起されても滑ってしまうほどだ。Yifanが滑った箇所で指から血を流している登山者がいた。やはり同じ金網で滑ってしまったようだ。血が滴っており、登山のリスクを考えさせられた。昨日の登りは北沢、今日の下りは南沢を歩いたが、南沢の方が苔むしていた。苔の絨毯が一面に広がっている。癒される〜。道中、ロープで囲われた区画に「ホテイラン撮影場所」という札がかかっていた。赤岳までのマラソン大会でもあるのかな、と思って見ていたのだが、なぜか岩田さんとの会話が全く噛み合わない。ランが「RUN」ではなくて「蘭」だったことに気がついた。あはは。
八ヶ岳山荘でまさかの開山記念バッジを発見。頂上山荘にしか在庫がないと思っていたので穴場だった。最後は若干雨に降られたが無事下山し、岩田さん車でもみの湯へ向かう。帰りの車内では寝落ち防止のため後部座席で永遠に喋っていた。5人それぞれの山に登る理由とか、目を背けたい院試のお話とか。気がついたら東京でした。岩田さんいつも運転ありがとうございます。
■感想
CL岩田
・八ヶ岳最高峰の赤岳に行けて大満足。小学生の頃登れなかった飯盛山のリベンジができた。
・初めは近くにあるから、というくらいの理由で行程に追加した阿弥陀岳だったが、いい感じの岩場がありとても登り甲斐があった。メンバーのみんなも楽しんでいたようで嬉しい。
・カモシー番長に「山なめんなよ」と喝を入れていただいた。改めて安全登山を心がけて参ります!
・夜ご飯は山とは思えないくらい豪華だったし、朝は温かいパンとミートボール、スープが手軽に食べられて美味しかった。しかも安い!Yifanさん、こなみん、ありがとうございました。
・毎度のことながらさらごんの圧倒的手際の良さには驚かされています。いつもありがとうございます!
・装備の調整に不備があり、集合後に自分の家に寄って私物をとってくることになった。今後、打ち合わせの段階で何がいくつ必要かはっきりさせておくようにする。
・とっても楽しかったです。みなさんありがとうございました!
SL Yifan
・連絡もなく夕食を1品から2品にし、桜のお友達の小桜さんも勝手に持ってきた。が、ヘッドは1つしかないのに気づかなかった。驚いたことに、岩田さんが近くの自宅からすぐ私物のヘッドを出してくれた。まるで手品みたい。
・雨具をザックの奥に入れちゃって準備が遅くなりごめんなさい。
・雨は予想通りのものとはいえしんどかった。日本の美意識では、悲しみ・苦痛という美しさが見えるかもしれないけれど、直面すると、自然への畏敬の念しか残らないでしょう。天気予報を見て、保守的な見方をしちゃってごめんね。
・真夜中、フライシートに当たる雨音が、この小さなシェルターを居心地よくしてくれた。シェルターの中でしか、雨音が朗らかに感じられなかったかな。でも靴が…
・朝焼けがきれい。今まで山で見た中で一番です。適度な雲量でないとそんなに赤く染まらないので、大気が不安定な山では相当珍しいでしょう。雨はそれほど悪くないってことか。
・雨上がりで、阿弥陀岳・赤岳はそれほど問題なかったけど、樹林帯の方では結構滑った。濡れた岩、特に金網には要注意。(痛い)
・表銀座からの疲れが残った。まるで表銀座5-6日目。北沢・南沢沿いの道も体感的に上高地のように長かった。
・食材は保冷バッグの体積でザックに入らない状況に。結局佐藤さんにお願いしたが、その対策を考えてみたい(保冷リュックとか)。ご迷惑をおかけしてごめんなさい。
・“赤”岳の名前が名前なだけに、赤いスープを作りたい、ととっさに上海家庭料理2品を決定。表銀座から帰ったばかりで食材を準備する時間はかなり限られてたが、オリジナルの味がよく再現できてよかった。特に、皆さんのおかげでお米がよく炊き上がった。塩漬け肉入りの菜飯めっちゃうまい。本郷“赤”門前の金太飯店(上海料理店)のメニューにもあったが、それよりもマシだと思う。故郷の味で感動した。皆さん調理お疲れ様でした。
・一応トレランみたいな下山は、摩擦力をあまり加えず、重力エネルギーをできる限り解放し、足への負担を軽減する仕組み。
(富士山の砂走りから着想を得た。“You only step once”)
一方、S字歩きは勾配を減らし、距離を伸ばしてからペースを落とせる。(これは朝倉(44)さん、そしてある30代の登山家から教わったもの。ありがとうございます。)
両方とも足の疲れで、下山ペースの抑えに摩擦力を加えることさえ辛いときに使える。実際にすると、若干変な形になったが…まいっか。
・雑談ですが、最近富士山がちょうど閉山になり、山頂の山小屋に勤めていたあるスタッフさんが2ヶ月ぶりに下界に戻ってきて感慨深いと、Xから知った。私も山にそんなに長く住めるのかな。みんなとは違って、夏休みでも仕事とかがあって(いわゆる大学院生は夏休みがない)、テント泊では気持ちがよく散漫になってた。でも下山したらまた山に行きたいな(←まじでわからん…)という葛藤を抱えることに。しばらく下界で休むか。
・実は気に入った詩人の赤澤玉奈さんの詩集「まばたぐ」を持っていたんだ。“赤い沢”を登りながら、詩的な森を微妙に体感できた。(いつか、誰かがここまでたどり着いてくるのかな?)
・令和6年の泊山行、お世話になりました。また来年(?)
◯佐藤
・久しぶり、赤岳。(1週間ぶり) またね、赤岳。(1週間後)
・もちろん赤岳もよかったのだが、山頂に限っていえば阿弥陀の方が印象深い
・雨上がり、苔やきのこが輝いており生命を感じた
・雨が降り始めるとテンションが上がるのは変でしょうか
・苔の絨毯が素敵
・せっかち&言い方キツくてすみません
・岩田さんの心が広すぎます、見習いたいです
・自分に来年があるかわからない(登る時間があるかわからない)、という感覚をこなみさんと共有できて嬉しかった。今年登れる山には今年登らなければ…。山は逃げないが、遠のいていく。
◯朱
・小さい頃に毎年泊まっていた宿の部屋の名前が八ヶ岳の名前で、昔の思い出の聞き覚えのある山たちに実際に登ったことが感慨深い。
・阿弥陀岳からの北八ヶ岳とアルプスの展望が最高だった。
・みずみずしい苔で覆われた八ヶ岳の森が好き。
・雨具の取り出し、荷物整理、テントの片付けなどもっとテキパキ動けるようになりたい。
・VK-60、天井が高くて広く感じる。5人でちょうど良かった。
・晴れてほしいときに晴れて幸運だったと思う。
・下りで何回か流れるように滑って、もっと気を付けないとと思った。
◯西山
・今回は筋肉痛になった。
・夜空をもっと見ていたかった
・赤岳は確かに赤かった。
・赤岳頂上付近の岩場が楽しかった。
・山頂からは北アルプス、中央アルプス、南アルプスの位置関係がわかって嬉しかった。
・ザックの一番下に入れていたシュラフが雨で少し濡れていて悲しかったので次回は対策したい
・山を下るのに慣れ、下りで前ほど疲れなくなった。