2024/9/17 破風岳・毛無峠ハイク

山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
破風岳・毛無峠ハイク計画書
作成者:磯貝
■日程 9/17(火) 日帰り(前泊あり)、予備日なし
■山域 志賀高原
■目的 グンマーの国境に行く
■在京責任者  中田
■在京本部設置要請日時 9/17(火) 19:00
■捜索要請日時     9/18(水) 8:00


■メンバー	(確定 3人)
					
CL磯貝 SL石田 ◯矢島
以上

■集合
9/16 19:00高崎駅西口ロータリー

■交通
□行き(9/16夜〜9/17早朝)
高崎駅-(R18)-松井田妙義IC-(上信越自動車道)-須坂長野東IC-(一般道)-臥竜公園駐車場 (約2時間・磯貝家自家用車)
臥竜公園駐車場-(長野r346)-破風岳登山口 (約1時間・磯貝家自家用車)

□帰り(9/17)
破風岳登山口-(長野r346)-須坂長野東IC-(上信越自動車道)-松井田妙義IC-(R18)-高崎駅 (約3時間・磯貝家自家用車)

■行程
破風岳登山口-(0:45)-1843m分岐-(0:50)-破風岳-(0:05)-1977m分岐-(0:25)-毛無峠-(0:23)-毛無山-(0:18)-毛無峠-(0:35)-1977m分岐-(0:15)-1964m分岐-(0:30)-1843m分岐-(0:35)-破風岳登山口
(計4:41)

■エスケープルート
登山口〜破風岳:引き返す
破風岳〜毛無山:毛無峠から下山

■個人装備
□ザック □ザックカバー □登山靴 □替え靴紐 □ヘッドランプ □予備電池 □雨具 □防寒具 □帽子 □軍手/手袋 □タオル □水 □行動食 □非常食 □ゴミ袋 □エマージェンシーシート □地図 □コンパス □筆記用具 □遭難対策マニュアル □計画書 □学生証 □保険証 □現金 □常備薬 □マスク □消毒用品 □日焼け止め □モバイルバッテリー( □サングラス □トレッキングポール □熊鈴)
□快適に眠るためのもの(寝袋、耳栓、アイマスクなど)

■地図
山と高原地図:「17. 志賀高原 草津白根山・四阿山」
25000分の1:「御飯岳」

■共同装備 調整中
※(持ち出し)→(引き継ぎ/受け渡し)
救急箱:エーデルワイス:(石田)

■遭難対策費
100円×3名=300円

■悪天時
前日12:00までに判断

■施設情報
□トイレ
駐車場付近にあり

■備考
□日の出日の入り(毛無峠・9/17)
日の出 5:30
日の入り 17:51
□連絡先等
須坂警察署:026-246-0110
北信タクシー:026-245-5353
つばめ長電タクシー:026-245-0351

破風岳・毛無峠記録
■日程
2024/9/17(火)
■山域
志賀高原
■天気
曇のち晴
■メンバー
CL磯貝(44) SL石田(44) 矢島(46)

■共同装備使用記録(持ち出し→持ち帰り)
救急箱(エーデルワイス):石田→磯貝

■タイムスタンプ
駐車場 6:49
破風岳登山口 6:53
破風岳 8:08
毛無峠 8:49
毛無山 9:06
毛無峠 9:45
破風岳登山口 11:18
駐車場 11:24

■ルート概況(文責:磯貝)
駐車場〜破風岳:行きで使った旧牧場内を通るルートは、車両でもギリギリ通過できそうなくらいの道幅で整備されていた。帰りに使った登山道らしいルートは、ところどころ藪の中を歩く箇所があるが、足元の踏み跡を見れば迷う箇所はないだろう。傾斜はどちらのルートもなだらか。
破風岳〜毛無山:今回のルートでは傾斜はきつい方。登山道としては駐車場への道よりもよく整備されている。途中の毛無峠には、界隈では有名な看板が立っている。

■総評(文責:磯貝)
リハビリを兼ねての山行だったが、緩過ぎたかなというのが率直なところかもしれない。しかし、車中泊の経験をし、良い景色を眺め、下山後に蕎麦や温泉を楽しめたという意味では、非常に充実した2日間だったと思う。

■記録(文責:矢島)
9月16日17時54分、私は2週間前にせっかく入手したパスポートも持たずにグンマー帝国に入国した。さすがグンマーといったところか、高崎駅で軽く迷子になった。とはいえ、先輩方の案内のおかげでなんとか合流することができた。44期の先輩方であることもあって、やや緊張していたが、グンマーは高崎が一番の都市で前橋なんて目じゃないだの、昔は前橋ではなく高崎が県庁所在地であっただの、色々な雑談のおかげですぐに解れた。先輩方によれば、鉄道でグンマーに入国するのは不正入国らしい。グンマーに入国する人のうち半数は不正入国なのでは?とふと思った。また聞けば先輩方は同じ高校の出身らしい。揃って東大に進学し、2人とも雷鳥に入会し、いまだに一緒に山に行くだなんて2人は生涯の友に違いない。私も雷鳥でこのような友人を作っておきたいと心底思った。そうこうしているうちにいつの間にかグンマーから出国していた。グンマーはあっという間であった。夜は臥竜公園で私自身初の車中泊であった。公園内に到着した当初は、自販機の周りに数人たむろしていたが、就寝時にはいつの間にかいなくなっていた。九月の後半に差しかかっているというのに、車内はとても暑かったので、夜行バスで寝たとき同様、あまり寝られないのではないかと不安であったが、意外と目覚めは悪くなかった。しかし、寝ている間にはひとに言えないような寝言を発していたようなので、恥ずかしい限りである。破風岳への登山道は濃い霧に覆われていたことに加えて、2度ほど通行禁止?らしき標識が見えたことで道が合っているか心配であったが、車でも通れそうな道で、傾斜も緩やかであったため、登りやすかった。登る間は時折日が差し込むたびに、確変きたか?(誰もパチンコをしたことがないらしい)とバカな会話ばかりしていたのであっという間に山頂に着いた。破風岳の山頂はすぐ下が100メートル以上の崖になっていて、それが霧と相まって怖かった。少し休憩した後、毛無峠へと下っていった。毛無峠には磯貝さんはかなり前に、石田さんは2週間前に車で峠の反対側からきたことがあるようで、そこにはこれまでみたことがないほど大きくて、消えかかっている「群馬県」の標識があった。これでやっと正式にグンマー帝国に入国できたわけである。ここから帝国領の先、毛無山へと登って行った。なんたかんだ毛無山までの道が一番険しかった。これはグンマーは険しく、厳しい場所であることを暗示しているかのようだった(そんなわけない)。毛無山に登頂する頃には霧も徐々に晴れてきて、周りの山々も見えるようになってきた。今日は一日中景色が見られないかもしれないと思っていたので本当によかった。帰りは晴れた景色を楽しみながら毛無峠を経由して出国し、下山した。11時半頃には下山し終わってしまったので、昼飯に信州そばをいただいた。ミニソースカツ丼がついて1000円ととてもリーズナブルで本当に美味しかった。これでも時間が余っていたので、川原湯温泉と吾妻峡に観光に行くことになった。温泉に到着する前にグンマーに再々入国。入国した場所が嬬恋村であったため、謎に興奮した(中学受験以来の再会)。前日入浴していない+山に登った後の温泉はやはり格別であった。その後紅葉の名所、吾妻峡を観光。まだ紅葉シーズンには早かったが、一部色付いているところもあって、独特の渓谷美を楽しむことができた。さらに私の頼みもあって、その先の八ッ場ダムにも行くことに。地元にも徳山ダムがあるが、それとは違った弩級の迫力があった。わざわざそこまで連れて行ってもらったことには感謝しかない。帰りはノリで渋川駅から帰ることになった。ここから帰ると終電になるかもね?言われ、そんなことはないだろうと思っていたら(フラグは立てるものじゃないね)、まさかの上越線が10分遅延。危うく高崎の乗り換えに間に合わないところであった。無事その日中に帰れて良かったー。
*買収されて代行で書いてみました。

■感想
◯磯貝
・最初から最後までふざけ倒した山行でしたが、ひとまず怪我などもなく終えられたのでよかったです。
・最初は霧の中だったので、「またか…」と内心ガッカリしていたのですが、途中から晴れてくれました!石田くんか矢島くんが晴れ男なのでしょう。
・(自分も含めて)群馬県民ってやけに地元愛がすごい気がしているのですが、他県もそうなんでしょうか?
◯石田
・群馬さいこう!
・群馬しかかたーーん!!
・川原湯温泉めっちゃよかったね。
・買収しました。
◯矢島
・朝の濃霧からは想像できないほど、途中から晴れて良かった。
・僕のわがままをいくつか聞いていただき、本当にありがとうございました。
・先輩方のグンマー愛をめちゃくちゃ感じられた。
・男子校7年目のヤバさをひしひしと感じた。