2024/9/25 八丈富士ハイク

八丈富士記録
■日程
2024/9/25
■山域
八丈島
■天気
雨時々曇り
■メンバー
CL朝倉(44) SL磯貝(44) 石田(44) 白川(44) 城所(44) 島崎(44) 谷本(42)
■共同装備使用記録(持ち出し→持ち帰り)
テント:
 エアライズ4No.1(島崎→島崎)
 エアライズ4No.2(島崎→朝倉)
鍋:
 雪・月(朝倉→磯貝)
ヘッド:
 緑7(朝倉→磯貝)
 緑8(朝倉→磯貝)
カート:
 ×3(朝倉→島内で使い切り)
調理器具セット:
 ガジャマダ(朝倉→磯貝)
救急箱:
 エーデルワイス(磯貝→磯貝)

■タイムスタンプ
8:26 底土野営場
10:46 八丈富士ふれあい牧場(※悪天候に伴い牧場内の建物に一時退避し、2時間弱停滞)
12:40 八丈富士登山口
13:31 浅間神社
14:06 八丈富士登山口
16:03 底土野営場

■ルート概況
野営場〜登山口:上りはYAMAPに登山道として表示されている、空港から登山口へまっすぐ登るルートを採用したが、あまり利用者が多くないようであった。草が刈り払われていないため、アザミの棘にとにかく刺され、ズボンはくっつき虫だらけになる。そのためこのルートの使用はおすすめしない。車道が少し離れたところを走っているので、歩くならそちらの方が良いだろう。
登山口〜浅間神社:火口外輪までは基本的にひたすら階段or舗装された斜面を歩くことになる。階段は1段が広いのでやや歩きにくいかもしれない。火口外輪は風が強くなりやすく、最高点への登頂やお鉢巡りをする際には最大限の注意と適切な進退の判断が必要になるだろう(天気が良くても風が強いといったことは茶飯事らしい)。一方、火口内は極めて穏やかで風はほぼない。雨天時には足元がかなり悪い(ぬかるみや滑りやすい石)ので注意。

■八丈島渡航時の注意点
①八丈島までの交通手段について
八丈島へ渡航する主な方法は客船(東海汽船)と飛行機(全日空)の2つである。いずれも強風や悪天候のときには運休となる。例として9月23日〜26日の天候と交通機関の運行状況は以下の通り。今回予定通りに行き帰りできたのは奇跡に近い。従って、渡航の際は前後1〜2日を開けておくことをおすすめする。
	      9/23	  9/24	 9/25	9/26
天気	      雨→曇り	晴れ	 雨	  曇り
風	      やや弱い	強い	 強い	弱い
客船(八丈島行き)	◯	  ×	 × 	◯
飛行機(羽田行き)	全便◯ 第1便×   全便×  全便◯

②八丈島内の交通手段について
島内の交通手段として、バスとレンタカーを使用した。
バスは1時間に1本程度で、島の中央部を循環する系統と坂上<--->坂下をつなぐ系統がある。時間はレンタカーに比べればかかる。バスパというバス乗り放題+温泉入り放題のフリーパスがある。
レンタカーは、島内に個人経営の店舗が複数ある。今回は以下のレンタカー屋を使用した。
•	舟山レンタカー 04996-2-3166
•	ミツトヨレンタカー 04996-9-5855
どちらも丁寧で良い感じの店舗だった。多くのレンタカー屋が宿までの送迎をサービスでやっているようなので、予約時に確認してみると良い。行き当たりばったりで借りても良いが、安く抑えるのであれば事前に計画の上、予約を済ませておくと良いだろう。
また、八丈島では新しいモビリティの実証実験が行われることもあるようなので、その都度現地の交通手段は調べてみると良さそうだ。

③八丈島内での補給について
八丈島では以下の商店を使用した。
•	八丈ストア(食料)
•	藤巻商店(水着、ガスカート)
•	あさぬま大賀郷店(食料、八丈島の魚・酒)
コンビニはないが、商店がかなり充実しているので、基本的に物不足で困ることはないだろう。

④八丈島内での観光について
今回訪問した場所は以下の通り。宿泊地は全て底土野営場。
•	1日目(9/23)
o	裏見ヶ滝
o	石積ヶ鼻
o	名古の展望台
•	2日目(9/24)
o	八丈三原山
o	大坂トンネル展望台
o	乙千代ヶ浜海水浴場
o	ふれあいの湯
o	南原千畳敷
•	3日目(9/25)
o	八丈富士
o	八丈富士ふれあい牧場
o	八丈民芸やました
o	ふれあいの湯
o	お食事処 通
•	4日目(9/26)
o	みはらしの湯
o	八丈島空港内のレストラン、お土産屋
o	黒砂砂丘
o	藍ヶ江水産
o	山田屋
o	登龍峠展望台

⑤航空機に乗る際の注意
航空機に乗る際に注意すべき点をまとめておく。共同装備に関しては以下のものに注意。
•	ヘッド…点火装置の部分がライターと間違われるようなので、ザックの上の方に入れておき、聞かれた際は早めに取り出せるように。
•	カート…預け・持ち込み共に不可なので、現地調達・郵送が基本になりそうだ。残量が少なければあえて没収されるのも手かもしれない。
•	調理器具セット・救急箱…刃物が入っているので、機内持ち込みはできない。必ず預け荷物に入れる。
個人装備で刃物を持っている人は、これも忘れずに預け荷物に入れる。また、ライターは1人1個のみ機内に持ち込める(預け荷物は不可)ので、取り出しておくといいかもしれない。
詳細は各航空会社のホームページを参照のこと。

■総評
降っては止んだりの雨と吹き付ける暴風で、終始天候に恵まれない山行であった。お鉢巡りの分岐までは風もなく比較的穏やかな環境であったが、分岐を抜けて火口縁に立ち入ると途端に立っていられない程の風が吹き、半ば諦めていたお鉢巡りは結果的に行わず、火口内の浅間神社に立ち寄るのみとした。また本山行では底土野営場からのピストンを採用し、道中での観光やメンバー間の交流も目的の一つとしたが、そうした性格を持たない山行であるならば、車で七合目登山口にアプローチすることをオススメする。

■記録(白川)

 すぐそばで波の音が聞こえる島生活3日目。テントを出ると、空は一面雲で覆われている。モワッとする空気に潮風が入ってくるので、暑くも寒くもなく、ちょうどいい気温だ。だだ、ずっと潮風を浴びているせいか、ベタつきを感じる。
 今日も白波が立っているので船はまた欠航かな。炊事場に向かい、さっそく朝食の準備にとりかかる。今朝のメニューは、城所監修のクリームニョッキだ。9月初旬の表銀座夏合宿で好評だったニョッキは、調理が簡単で朝ごはんにぴったりということで、ゆいちゃん(城所)に持ってきてもらった。具材を鍋に入れてクリームシチューのルーを溶かし、その隣でニョッキを茹でる。具材はにんじん、ジャガイモ、コーン、ヤングコーン、うずらの卵、サラミと豊富だ。これを考案してくれたゆいちゃんは、今日もそのアイデアと工夫で私たちを喜ばせてくれた。いつも彼女のセンスには感心する。
 8:30前に底土野営場を出発。パラパラと雨が降ってきたので、雨具を着ることにした。湿度200%の八丈島では、あまり着る気になれないなと思いつつ、登場回数の少ない雨具をひっぱり出した。私はよく晴れる。だから、今回も燦々と照りつける太陽の下「さすが島!わー!!」と海にドボンするはずだった。しかしここに来てからは雨に降られ、風に吹かれ、波に打たれる日々だ。この晴れ運の自信をなくしつつあった。
 この日の行程は、野営場から七合目登山口まで2時間50分歩き、登山口から山に入り、火口付近のお鉢巡りをするというもの。アプローチだけでかなり歩くので、車を借りようかという話にもなったが、まちの中心部を歩くから楽しいのではないかとCLが言うので、その言葉を信じて行くことにした。
 15分ほど歩くと、ヤギが二匹いた。首輪をしているので、誰かに飼われているのだろう。とろとろ歩いていた最後尾の私とゆいちゃんはヤギの前で少し止まってヤギと交信しようと試みた。自分たち以外に人はいないので全力でヤギになりきる。私が「メエ〜」と言うと、ヤギが尻尾をフリフリ。「じゃあね〜」と別れを告げると、ヤギが前足を軽く上げた。その後、立派な髭を蓄えた高齢のヤギにも出会った。八丈島では昔からヤギを飼う文化があり、可愛がったり、乳を搾ったり、肉として利用されているそうだ。ちなみに、記憶上、私が人生で初めて感じた痛みは動物園でヤギに指を噛まれた時のものである。
 雨は一時的に止んだが、相変わらず風が強い。最近また聴き始めたスピッツを流しながら歩いていると、リスが目の前を素早く横切った。
 アスファルトの道はコンクリートに、やがて山道へと変わっていった。最初は両側に高い木が立ち並ぶ林道を歩いていたが、次第に草が生い茂り、気づけば肘の高さまでの植物が辺りを覆っていた。ここを通る人は少ないのだろう。ついに草をかき分けて進むようになり、まるで冒険をしている気分になった。道中、石田くんがクワガタを発見した。これはハチジョウコクワガタ。小豆色なのが特徴。ネット上で雌雄二匹が5000円で売られている。カタツムリはそこらじゅうにいた。
 しかしこの道には天敵がいた。アザミのトゲだ。歩くたびにトゲが足に刺さり、「痛ッ!!」と声に出してしまうほど。会話も途切れ、前の人との距離を空けて一気に駆け抜けるしかなかった。これはおそらくハチジョウアザミである。私たちを痛めつけたトゲトゲのアザミは、実は八丈富士限定の特別なアザミらしい。というのも、基本的に八丈島の植物はトゲがないものが多く、それはハチジョウアザミも同様で、アザミ属では珍しく葉先にトゲがないそう。ところが「八丈富士周辺のアザミにはトゲがあるものが多い」と八丈ビジターセンターのHPに記されていた。曰く、八丈富士では昔からヤギや牛に捕食されることが多かったために、トゲが復活したという。つまり新島以南の伊豆諸島に分布する伊豆諸島固有種のこのアザミは進化の最中にあるということか。
 森の中を抜けると車道に出たが、雨と風が再び体を叩きつけてきた。視界は真っ白で、正直、このまま進みたいとは思えなかった。でもトゲが待ち受けている森に引き返したくもない。ひたすらに右、左、右、左と無心で足を動かしていた。そんな中、私はふと成績発表日であることを思い出し(てしまっ)た。初めは、こんな状況ならどんな結果でも受け入れられるという気持ちでいたが、途中から、こんな状況で見るのだからテストに手応えがないあの科目もきっと単位取れているに違いないという謎の自信が湧き出てきた。
 ふれあい牧場の休憩所に逃げ込み、雨風が落ち着くまで2時間を過ごした。体力も気力も消耗していたので、雨具を干しつつ、屋内のベンチで寝たり、ボリボリ行動食を食べたり、成績の無事を確認したりして休憩した。2階の売店ではジャージーミルクのジェラートや土産物が売られており、朝倉くんと私以外のメンバーはここでご褒美のおやつを堪能していた。
 雨風が弱まり、三原富士山頂へ向かおうとした時にはもうお昼を回っていた。牧場のおじさんに「これから山に行くの?」と声をかけられ、少し話をすると「八丈島では晴れの日はほとんどないよ」と教えられた。八丈島は周りが海に囲まれているため、晴れないことが普通なのだそう。なんとびっくり晴れる日は一年間で平均して8日間とのこと!それは私の晴れ運も通じないわけだ。というか、パンフレットにもポスターにもHPにも快晴の三原富士しか写っていないんですけど…。曇天で白一色の山をポスターにするわけにはいかないが、我々のように完全にそのイメージで来ている人は少なからずいるだろう。こっちに来て写真で見ていたのとは違うと観光客をガッガリさせるのはなんだか可哀想だなと思う。
 ここは湿度が高いから屋内には水がすぐに溜まってしまい、こまめに外にかき出す必要があるという。そういえば八丈島に住んでいた知り合いから家の中がすぐにかびてしまうから大変だと聞いたことがある。大島なんかと比べたら、ここは南国だと思う。八丈島前日までヨーロッパにいた私は湿度の高さを身をもって実感した。それまで乾燥していた肌が保湿されてもちもちになっている。
 八丈富士にも、三原山と同じく石段がしばらく続くような道があった。この登りは地味に疲れた。稜線に出ると、霧に包まれているなか、うっすらと火口らしき窪みが山の中心部に見えた。そのまま15分ほど先の山頂に向かっていったが、風が強すぎてこれ以上先は行けないと先頭のCLが判断し、そこから引き返した。ピークを踏めないことは残念だが、ここで風に吹き飛ばされるわけにもいかないので、また青ヶ島チャレンジをする時に再来しよう。山中に浅間神社があるので、山頂に行けなかった代わりにそこへ寄ることにした。
 神社に向かって稜線から樹林帯へ入っていくと、そこは頭上を細い木やツルで覆われた、きのこや花をたまに見かける可愛らしい道で、私はここがいちばん楽しかった。13:30頃に浅間神社に到着。神社には願い事の書かれた石が積まれていた。
 ふれあい牧場まで来た道を戻り、無事に下山した。野営場までは行きと違って車道を歩いた。この時には雨も風もほとんどなく、快適に歩くことができて嬉しかった。道中、アロエを見つけた磯貝くんに「いい味がするから舐めてみな」と言って激苦の生のアロエを舐めさせるといういたずらをついやってしまったが、お詫びに柿の種のわさび味をあげたことで平和は保たれた。石田くんは「うまいものくれるなら自分も」と言って、そこらへんに生えているよもぎを食べていた。私も食べたが、特段不味いこともなく、非常時ならすすんで食べられるような味だった。まるで小学生のようで、花の蜜を吸ったり、何かの実をこじあけて粉を出したりしていた学校の帰り道を久しぶりに思い出した。
 野営場までの道に土産店があり、寄ることにした。八丈の伝統的な織物である黄八丈のアクセサリーやお菓子が売られている。店の外に出ると、道路を挟んだ向かい側で、谷本さんがランドセルを背負った子どもと一緒にいた。どうやら下校中の彼、私たちをオススメの食事処に案内してくれるという。この小学生が案内してくれるという店の営業開始時間は2時間後だと調べてわかったのだが、それはさておき、島の子どもについて歩くというこの状況がなかなか良いじゃないか。大学生たちは小学生に八丈島のことについて色々と質問をした。「天気っていつもこんな感じなの?」「小学校はいくつあるの?」「早くお家に帰らないと親が心配するんじゃない?」等々。大体いつも傘を持っている、小学校は3つある、これから案内する店は岐路にある、とのことだった。小学二年生の小学生の後にずぶ濡れの大学生が七人歩いている状況は怪しまれるかもしれないとも思ったが、ここは島なので大丈夫だろう。彼は受け答えがしっかりしていて、はじめは四年生くらいだと思っていた。彼のランドセルにぶら下がっている巾着を島崎くんが懐かしんでいた。そこに入っているのは歯ブラシコップかな、いや、ランチョンマットかな。
 しゃべっていたらあっという間に開店前のお店の前に到着し、彼とお別れした。「水分補給は大事だから、そこらへんの自動販売機で飲み物でも買っていきな」というアドバイスもいただいた。偶然の出会いがある旅は素敵だ。ありがとう、やまだりゅうのすけ!
 波しぶきを浴びながら海岸沿いを通り、16時頃に野営場に着いた。食事処に行く前に昨日も行った「ふれあいの湯」で一汗流した。地元民に愛されるこの温泉、私は今まで行った中で一番好きかもしれない。木造で懐かしみのある内装と、本当に肌がツルツルになる湯に感動した。ちなみに私たちは1000円で2日間バス乗り放題温泉入り放題のチケットを購入した。事前に電話予約した「通」という食事処で飲んで食べて過ごした。大変なこともあったけど、島ならではの楽しい大冒険の1日だった。
 野営場に戻ってからは線香花火や恒例の大富豪大会で夜を締めくくった。気心知れた仲間たちと過ごす楽しい夏。天候が不安定だったものの、予定通りに八丈島に無事に行けて、戻ってこられたのは運がよかったと思う。青ヶ島に行ける確率は50%と言われているが、特にこの時期は、そもそも八丈島に向かうことも考えるとそれはもっと低くなるのではないか。青ヶ島への憧れはこの旅でさらに強まった。青ヶ島を実際に見にしたのは、露天風呂からうっすらその輪郭を確認した時くらいだ。今回せっかく近づいたのにも関わらず、なかなか手の届かないところだとわかってからは、幻のような存在のように感じている。八丈富士山頂踏破も込みで、またいつか青ヶ島に再挑戦する日が来るだろう。

■感想
CL朝倉
・島の天気は難しい。一か八かで決行できるほど天気予報も当たらないので、悪い予報が出ていたら素直に従うのが正しいと思う。
・島はやはり車必須です。
・ふれあい牧場で雨を凌げたのは大きかった。あそこで時間を置かなかったらお鉢まで行けなかったので。
・吹きさらしの部分はどこも暴風でどうしようもなかったですが、火口内にある浅間神社は風もなく荘厳な雰囲気で良かったです。
SL磯貝
・天気はあれでしたが、ひとまず無事に行ってこられたので良かったです。
・↑これに関しては天気予報が大きく外れました。やはり周辺に観測点がない以上予測も難しいのだろうか。
・牧場のジェラートおいしかった。
・生のアロエはおいしいぞ!みんなも一回なめてみよう!
・下山後の温泉、ご飯、線香花火で疲れも癒やされ、楽しい4日間になったと思います。
◯石田
・登っている最中はアドレナリンドバドバだったので霧の中でも半袖でしたが、牧場について一休みしているとき寒すぎて風邪ひくかと思いました。若い肉体サイコー!!
・稜線歩きできなかったのは残念でしたが、火口内の浅間神社も天気も相まって幻想的でよかったと思います。
・明日葉おじさんやお店斡旋小学生のY君、居酒屋のおばあちゃんといった、癖のあるしまんちゅと交流できたのも、非常に楽しかったです。
◯白川
・島では特にハプニングはつきもの。「島だから」というパワーワードを多用していた。
・雨と風には打たれ強くなったと思う。
・藪漕ぎはなかなか楽しかった。
◯城所
霧雨にめげず歩ききったご褒美で、下山後の温泉と晩ごはんが普段以上に沁みました~。シダが茂った南の島らしい登山道(?)は湿っぽい気候が似合う気がします。

◯島崎
・八丈町立富士中を通りかかった。学校の名前になるほど人々の意識の中で大きなものとなっているのだと思い知らされた。

・他の日は島内各地から八丈富士を眺められたのに当日は雨雲の中での山行となり心残りだった。山周辺は3割しか晴れないとのことで、お鉢巡り・火口を狙ってリベンジしたい。

・山腹の牧場が癒しになってよかった。明日葉ジェラートが美味しい!
◯谷本
霧霧霧霧霧雨霧霧霧雨霧霧霧霧霧であった。マイナスイオンで保湿されているということにしたら、この天候もまあ悪くないなと思えるようになった。林道では、人の肌に突き刺さるために作られたのかという程の悪意を感じる鋭い棘を持った少しかわいいお花が何度も立ちはだかった。しかし、それも前を行く磯貝くんと石田くんが犠牲となってくれたため、無傷で通過することができた。ありがとう。この日は車を使わなかったが、道中に山羊、クワガタ、カナブン、カタツムリ、ナナフシ、牛、やまだりゅうのすけ、猫などたくさんの生き物に出会えたのでとても感慨深い。登山後の温泉と通という居酒屋での飲み会は至福だった。23.6 km歩いた直後のビールはおいしかったがすぐに酔ってしまった。寝る前の大富豪大会も含めて全部楽しかった。