2024/9/30 シダンゴ山高松山ハイク

The Alpine Club Raicho (University of Tokyo/Ochanomizu University)
シダンゴ山高松山ハイク計画書/Mt.Shidango and Takamatsu Hiking Itinerary
作成者/Writer:46期田中(正)
■日程/Date: 9/30(月)/9/30(Mon)
■山域/Area: 丹沢/Tanzawa
■目的/Purpose: CL経験、富士山ビュー/ getting CL, viewing Mt.Fuji
■在京責任者/Safety Caretaker: 斉藤/Saito
■在京本部設置要請日時/Headquarters Establishment Request Time: 2024/9/30 20:00
■捜索要請日時/Search Request Time:     2024/10/1 8:00

■メンバー/member
( 3人/people)
CL田中 SL鈴木 Sarah 
以上

■集合/Gathering
時間/Time:7:05
場所/Place:小田急小田原線新松田駅改札/Ticket Gate at Shimmatsuda Sta.[OH41](Odakyu Odawara Line[OH])

■交通(運行状況は2024/9/17確認)/Transportation
□行き/To
新宿/Shinjuku[OH01]5:41→[小田急小田原線急行小田原行き/Odakyu Odawara Line[OH] Exp. for Odawara ]→新松田/Shimmatsuda[OH41]7:01
新松田駅/Shimmatsuda Sta.7:20→[富士急モビリティ松51寄行き/Fujikyu Mobility Matsu  51 for Yadoriki]→寄/Yadoriki7:45
□帰り/From
山北/Yamakita[CB06](12:53/13:56/14:43/15:15/15:47/16:13/16:45/17:14)→[JR御殿場線普通国府津行き/JR
Gotemba Line[CB] Local for
Kozu]→松田/Matsuda[CB04](13:01/14:04/14:50/15:23/15:56/16:22/16:53/17:21)

山北駅/Yamakita Sta.(13:00/13:50/15:34/16:34/17:20/17:35/17:59/18:10/18:35/19:15)→[富士急モビリティ松62or松66or山99新松田駅行き/Fujikyu
Mobility Matsu  62, Matsu 66, or Yama 99 for Shimmatsuda
St.]→新松田駅/Shimmatsuda
Sta.(13:15/14:05/15:49/16:49/17:35/17:59/18:14/18:50/19:30)

バス運行状況/Bus

■行程/Hiking Route (YAMAP*1.0)(登山道の状態、運行状況は2024/9/17確認)
寄バス停/Yadoriki Bus Sta.(7:50)-0:15-トイレ/Restroom-0:15-シダンゴ山登山口/Trailhead
For Mt. Shidango-1:05-シダンゴ山/Mt.Shidango(9:25)-0:11-分岐/Branch-0:06-分岐/Branch-0:25-ダルマ沢ノ頭/Darumanosawanokashira-0:15-細尾山/Mt.
Hosoo-0:05-分岐/Branch-0:15-桜丸/Sakuramaru(❶)-0:40-フトウ山/Mt.
Futo-0:05-西ヶ尾/Nishigao-0:15-分岐/Branch-0:15-太尾山/Mt.
Futoo-0:03-分岐/Branch-0:05-高松山/Mt.Takamatsu(12:05着/Arriving at
12:05)(20分休憩/Break for 20
min.)-0:05-分岐/Branch-0:30-ビリ堂/Birido-0:50-分岐/Branch-0:15-分岐/Branch-0:05-分岐/Branch-0:13-分岐/Branch(❷)-0:30-山北駅/Yamakita
Sta.(15:53)
【計7:03/13.1km/△1093M/▽1266M】

登山道の状態/Trail

■エスケープルート/Escape Route
<桜丸(❶)まで/Until Sakuramaru(❶)>
引き返す/Return

寄/Yadoriki(9:35/10:10/11:30/12:40/14:35/15:40/16:55/17:10/18:10)→[富士急モビリティ松51or松54or松53新松田駅行き]→新松田駅(10:00/10:35/12:16/13:05/15:00/16:05/17:20/17:35/18:35)

登山道の状態/Trail
バス運行状況/Bus

<分岐(❷)手前まで/Until Branch(❷)>
❷から高松山入口バス停へ/Go to Takamatsuyama Iriguchi Bus Sta.

寄バス停/Yadoriki Bus Sta.(7:50)-0:15-トイレ/Restroom-0:15-シダンゴ山登山口/Trailhead
For Mt. Shidango-1:05-シダンゴ山/Mt.Shidango(9:25)-0:11-分岐/Branch-0:06-分岐/Branch-0:25-ダルマ沢ノ頭/Darumanosawanokashira-0:15-細尾山/Mt.
Hosoo-0:05-分岐/Branch-0:15-桜丸/Sakuramaru(❶)-0:40-フトウ山/Mt.
Futo-0:05-西ヶ尾/Nishigao-0:15-分岐/Branch-0:15-太尾山/Mt.
Futoo-0:03-分岐/Branch-0:05-高松山/Mt.Takamatsu(12:05着/Arriving at
12:05)(20分休憩/Break for 20
min.)-0:05-分岐/Branch-0:30-ビリ堂/Birido-0:50-分岐/Branch-0:15-分岐/Branch-0:05-
分岐/Branch -0:11- トイレ/Restoroom -0:10- 高松山入口バス停/Takamatsuyama Iriguchi Bus Sta.

高松山入口/Takamatsuyama
Iriguchi(13:03/13:53/15:37/16:37/17:23/18:02/18:38)→[富士急モビリティ松62or松66新松田駅行き/Fujikyu
Mobility Matsu 62, Matsu66 for Shimmatsuda Sta.]→新松田駅/Shimmatsuda
Sta.(いずれも所要時間12分/For 12 min.)
高松山入口(13:15/13:35/13:50/14:30/15:05/15:55/16:30/17:05/17:55/18:25)→[富士急モビリティ松62or松66/Fujikyu
Mobility Matsu 62, Matsu66 for Shimmatsuda Sta.]→山北駅/Yamakita
Sta.(いずれも所要時間5分/For 5 min.)

登山道の状態/Trail
バス運行状況/Bus


<分岐(❷)から先/From ❷>
そのまま下山/Go on schedule

■個人装備/Personal Equipment
□ザック/Backpack □ザックカバー/Backpack Cover □登山靴/Hiking Boots □替え靴紐/Spare
Shoelacs □雨具/Rain Gear □防寒具/Cold weather wear □帽子/Hat □軍手/手袋/Gloves
□タオル/Towel □水(2L以上)/Water(More Than 2L) □行動食/Food □非常食/Extra food for emergency □ゴミ袋/Trash bag □ヘッドランプ/Headlamp □予備電池/Spare Batteries(for
headlamp) □エマージェンシーシート/Emergency Blanket □地図/Map □コンパス/Compass
□筆記用具/Pen and Paper □計画書/Hiking Itinerary (this paper)
□遭難対策マニュアル/Emergency procedures manual □学生証/Student ID □保険証/Health
Insurance Card □現金/Cash □常備薬/Medication □消毒用品/Sanitizer
□日焼け止め/Sunscreen □塩/Salt (□モバイルバッテリー/Mobile Battery □サングラス/Sunglasses
□トレッキングポール/Trekking Poles □サポーター/テーピングキット/Taping Kit □熊鈴/Bear Bell)



■地図/Map
山と高原地図/Mountains and Plateaus Map:「31 丹沢/31 Tanzawa」

■共同装備/Shared Equipment
救急箱/First Aid Kit:有紗/Arisa(45鈴木が持っていく)


■遭難対策費/Emergency Preparedness fund (Raicho collects money for emergency)
100円/Yen×3名=300円/Yen

■悪天時/In Bad Weather
前日18:00までに判断/Decide whether this plan will go ahead by 18:00 the previous day


■施設情報/Facility Information
□トイレ/Restroom
<本ルート/Scheduled Route>
・寄バス停付近/Near Yadoriki Bus Sta.
・寄バス停とシダンゴ山登山口の間/Between Yadoriki Bus Sta. And Trailhead For Mt. Shidango
・❷付近、東名高速の下/ Near ❷(Under Tomei Express Way)
・山北駅(Yamakita Sta.)
<エスケープルート>
・寄バス停付近/Near Yadoriki Bus Sta.
・寄バス停とシダンゴ山登山口の間/Between Yadoriki Bus Sta. And Trailhead For Mt. Shidango
・❷付近、東名高速の下/ Near ❷(Under Tomei Express Way)

■備考/Remarks
□日の出日の入り/Sunrise, Sunset Time(シダンゴ山 9/30/Mt. Shidango
9/30)(参考/Reference:https://hinode.pics/)
日の出/Sunrise 5:38
日の入/Sunset 17:30

□通信環境/Communication Environment
softbank:⚪︎
au:寄、高松山周辺のみ⚪︎/OK around Yadoriki, and Mt. Takamatsu
docomo:高松山から先⚪︎/OK from Mt. Takamatsu

Writer:46期田中 The Alpine Club Raicho (University of Tokyo/Ochanomizu University記録
シダンゴ山高松山ハイク記録/Mt.Shidango and Takamatsu Hiking Records
作成者/Writer:46期田中(正)
■日程/Date: 9/30(月)/9/30(Mon)
■天気
 曇り

■総評
あろうことかCLの私がハチに刺されたために登山開始1時間での下山を決断せざるを得なった。ヒルに刺されたメンバーもいたので、生き物に散々に振り回される山行になった。ただ、緊急時各メンバーが自分にできることをやり、最悪の事態を防いだことは間違いない。

■タイムスタンプ
7:50 寄バス停
8:12 シダンゴ山登山口
9:00頃 リターン地点(シダンゴ山まで300M地点)
9:10頃 下山決定
9:35頃 シダンゴ山登山口
9:50頃 下山

■ルート概況
◻︎寄バス停〜シダンゴ山登山口
・舗装された道路を歩く、時々軽トラックが通るので注意。
・この間にトイレがある。これ以降トイレはしばらく無い。
◻︎シダンゴ山登山口〜リターン地点
・鬱蒼とした杉林が続く
・傾斜が急なわけではなく登りやすい
・迂回路があるが、迂回路にピンク色のテープが付けられている上、迂回路自体踏み跡がしっかりあるので遭難のリスクは低い。
・ヒルが多い。ヒルに噛まれたメンバーもいた。
・シダンゴ山300M手前の木の根元にスズメバチが2匹ほどいた。攻撃性が高かったため巣が近くにある可能性が高いと思われる。(松田町に報告しました。)


■山行記(田中)
 9月30日は前々から暇だとわかっていた。自動車学校も休みだし、旅行に行くつもりもない。しかも10月の予定は不透明だったので、9月からCL経験ができるのであればこの際やってしまうのが良いだろう。そう思って計画を練り始めた。初CLということもあり、コースタイムのあまりにも長い山、自分の詳しくない山域の山に行く勇気は出なかった。だから丹沢に行こう、そう思った。この時期なら秋だしヒルも少ないはず、ただ噛まれたくはないので西丹沢を念の為選んだ。そして持ち物に塩もしっかり追加した。山行には平日にも関わらずへいすてぃさんとメイメイさんが参加すると言ってくれた。特にへいすてぃさんは木曽駒を蹴ってまで来てくださってありがたい限りである。メイメイさんは留学生の方なので計画書には英語を併記し、事前打ち合わせも基本的に英語でやった。SeptemberとNovemberを言い間違えたり私の英語力の低さが露呈することとなったがへいすてぃさんの助けもあり、打ち合わせは和気藹々とした雰囲気で終わった。あとは個人装備を準備し当日を待つのみである。
 そして当日の4時20分、私は勝手に目が覚めた。初CL山行で緊張していたからか、6時の電車に乗れば間に合うのに余計なくらい早く起きた。体調報告をグループにあげると、少ししてメンバーからも返信が来た。誰も起床事故は起こさなかったようだ。朝食を済ましたのち予定していた電車に乗り込み集合場所の新松田を目指す。車窓はどんどん山深くなっていき、四十八瀬渓谷を越えると一気に足柄平野が広がる。新松田駅に到着だ。
 待ち合わせ場所の改札には二人の姿があった。天気も決して登山日和とは言い難いが雨が降っているわけではないので予定通り入山できそうだ。3人でバスに乗り込みスタート地点の寄(やどりき)バス停を目指す。
 午前7時45分、バスは予定通り寄についた。大きな地図があったのでこれから登るルートをおさらいし、早速出発する。序盤は田舎道を歩くだけなので特段不安要素はない。メンバーは全員元気だ。それにしてもこの夏は私も日帰りハイクに5回、テント泊に3回経験しそれなりには山に行ってきた。それはへいすてぃさんも同じだった。はっきり言って今回の山行は楽な方だった。”It’s
scary!”とニコニコの笑顔でへいすてぃさんが言ったので私も”It’s a very dangerous
hiking!”と大袈裟な口ぶりで返す。ノリがいいメイメイさんも「怯えて」いた。これが後々フラグになるとは誰も思っていなかった。英語で音楽の話をしたり、直近の山行の話をしているとあっという間にシダンゴ山登山口に着いた。
 シダンゴ山登山口には有害獣が人里に下ってくることを防ぐためにボロボロのゲートがある。しっかりそれを閉めて我々はまずシダンゴ山に向けて歩き出す。最初は杉林が広がっている。間伐こそ行われているが鬱蒼としている。"Hey
tanasho, It's scary, so sing a
song."へいすてぃさんが言ったので私は歌える洋楽を頭の中で絞り出そうとした。やべ、ねえぞ。幸いメイメイさんはJポップにも精通しておりヒゲダンを知っていたので私はヒゲダンの曲をいくらか歌った。2人も一緒に歌ってくれたので暗い道ながらも明るく登山できていた。途中本来の登山道が通行止めになっているのか迂回路の標識があり、迂回路を通るがそちらもピンクのリボンがあって分かりやすい。すぐに正規の登山道に戻れた。YAMAPで現在位置を確認するとシダンゴ山山頂まではもう少しだ。
 山頂に近いとはいえシダンゴ山は丹沢の前衛峰で標高が低い。杉林が続き辺りはずっとジメジメしている。そしてへいすてぃさんが丹沢名物のあの生き物を見つけた。ヤマビルだ。シャクトリムシのように地面をよちよち歩いている。幸いこの個体が我々の身体に登ってくることはなかったが、西丹沢でこんなすぐにヤマビルに遭遇するというのは意外であった。ともあれ噛まれなかった(後から思えば噛まれたと思っていなかっただけだったかもしれないが)以上は何の問題もない。まだゴールまでは10km以上あるので先を急ごう。
 その時は突然やってきた。前方には黄色と黒の警告色の昆虫が飛んでいる。登山道上に飛んでいたのでハチかアブか確かめるために進んでいくと、それは一気近づいてきて次の瞬間私の膝に激痛が走った。
「痛!!!」
最初はアブだと思った。アブも刺された時は痛いし、何よりハチは基本的に自分から近づいてこない。10秒程度で痛みが引いたらアブで確定だ。だが痛みは全く引かない。メンバーがハチとアブの見分け方について調べた。アブはホバリングができないとのこと。しかし目の前の虫はホバリングしている。残念ながら前者で確定だ。だが悲しんでいる暇は無い。刺されたのは今回で2回目、アナフィラキシーショックのリスクがあった。幸い他のメンバーはハチに近づかれたものの刺されていなかったので、応急処置を手伝ってもらった。
「リュックから青い箱出して」
敬語を使う時間も削りたかった。へいすてぃさんがポイズンリムーバーの入った箱を私のリュックから出してくれたので、急いでそれを使う。刺し後から血が滲み出てくる。少しでも多く毒も出てきてほしい。使用方法を1回目に刺された後予習していたために迅速な使用ができた。応急処置を調べていたへいすてぃさんから水をかけるよう言われたので急いでそれをやる。へいすてぃさんの誘導のもと荷物が濡れないよう位置を変える。本来ポイズンリムーバーを使う前に行うべき処置だったのだがすっかり忘れていた。スマホにも応急処置方法は段階を踏んでメモしていたが焦ってそれを開くことは省略した。ちなみに患部に水をかけるのはハチの毒が水溶性だからである。一通り応急処置を終えたので患部を圧迫し、毒が身体中に行き渡らないようにする。そして腕を見る。発疹ができたらアウト、アナフィラキシーショック症状が出た証拠だ。通常発疹は3分程度で出る。呼吸困難や心肺停止のリスクがある。頼むから出ないでくれ、祈るしかなかった。幸い発疹は出なかった。意識もしっかりある。ひとまず胸を撫で下ろした。
 さてどうするか。行くか引き返すか。もう99%死ぬことはない。私が痛みを我慢すれば計画通りの遂行はできる。この前は痛みが20分で引いた。まだ出発から1時間強だ。だが登山道は山深くなり人里からはどんどん離れていく。そして痛みが引かない可能性は往々にしてある。下手すれば私の知識不足で、これからアナフィラキシーショックが発症するかもしれない。そして何より私が無理をすることで、逆にメンバーに多大なる迷惑をかけてしまうこともあり得る。引き返すのが正しい判断なのは火を見るより明らかだ。心の中で覚悟を決めた。だが言葉に出すのには勇気がいる。自分が悪くないのは分かっているが、自分が原因なのも分かっている。せっかく自分の立てたハイクに来てくれたメンバーを帰らせるのは心苦しかった。だから「エスケープする?」とへいすてぃさんから言われた時私は救われた。その直後にメイメイさんに"No
problem"と言われたときもだ。そしてハチを避けつつ下山することを決めた。結果的に痛みは3時間続いたのでこの判断は大正解だった。
 メンバーが光祐さんに電話を繋ぎ下山を伝え、同時進行で病院を調べる。早足で下山するかも聞かれたが、足の痛みで転倒のリスクが高いことから通常のペースで下りることにした。とはいえ患部は痛く右膝を曲げると痛みが増すのでなるべくそれを曲げないように歩いた。私も刺されたとはいえ元気ではあったので、メンバーたちと"It's
scary in real meaning."とか言って苦笑しながら歩いた。ハチの話だけでなく洋楽の話やメイメイさんのホームステイ先の話などもしつつ気づいたら鹿柵を抜け、バス停に到着していた。時刻は10時前、予定より6時間も早い下山となった。
 バスがいなかったらタクシーを呼ぶつもりだったが、幸い新松田行きのバスがすぐ来るのでバス停で少々待機し、バスに乗り込んだ。車内ではメンバーで病院に最寄りの降車バス停を調べる。最寄り駅は新松田の手前だったので調べてよかった。
 病院にはメンバーも付き添ってくれた。ここまで一緒にやってくれるなんて本当にありがたい限りである。私が診療を受けている間も病院の外で待ってていてくれた。ただ、診療した病院の医者は、症状について質問しても対応が非常に不誠実(例えばヤフーで検索してそれを棒読みする、質問しても知らないよで終わりなど)な「藪医者」であり、総合病院のため初診料も含め8000円払ったのはとても腹立たしかった。(正直ハチに刺されたストレスより大きい)
 病院を出るとメンバーの2人が待っていた。もう時間は正午を回っており、メンバーから河原で昼食を取ろうと言われ、私も酒匂川を目指すことにした。酒匂川はすぐ近くにあり、そこでお昼ご飯を食べる。3人で高松山で食べたかったとは思ったが、もうそこは割り切っていた。昼食中はメイメイさんのご家族の話や、ホームステイ先にしていた家の話を聞いた。ホームステイ先の方は裕福でちゃんとしたお医者さんのようで、メイメイさんはそこで箱入りのブドウしか食べたことがなかったという。羨ましい限りだが、よくよく考えればスーパーに並んだプラスチック容器のブドウをニコニコしながら頬張る私に与えるにはもったいない。それと藪医者の愚痴を聞いてくれてありがとうございます()
 特段やることがないので13時の電車に乗って家に帰ることにした。相模大野でメンバーに感謝を伝え、私は最寄駅方面の電車に乗り換えた。帰宅後はかかりつけの皮膚科に受診し、対処法などを教えていただき一件落着、と思われたがメンバーからヒルに噛まれたと連絡が来た。もう心苦しい以外の言葉が見つからない。私もズボンを脱いだとき噛まれた跡を見つけた。噛み跡は痛くないが確実に不快な気持ちになった。噛み跡と刺され後を丁寧に洗い流し、長い長い一日が終わった。
 簡単な山を選んだつもりの初CL山行だったが、今までで1番大変な山行になってしまった。ハチの多い秋の9,10月の低山もしばらくはお預けだ。だが、刺されてからの応急処置、エスケープ判断を多少ミスはあれど適切に行え、これは確実に自信となった。そしてメンバーが笑顔で最後まで付いてきてくれたのがとても嬉しかった。ネガキャンばかりしてきましたが実は大して落ち込んでいません笑、ハチの活動がおさまる時期になったらまた積極的に顔出しますので山でお会いしましょう。

■感想/Thoughts
CL田中
・蜂に刺されてお手数をおかけしました。3人で最後までコースを完遂したかっただけに悔しいです。病院までご一緒してくださり本当にありがとうございます。
・序盤に”it is scary!!!”とかジョークで言ってたのがフラグになった。
・CLはやはり準備も山行後の記録作りも大変なのだと実感した。夏にあれだけ山行が立ったのは先輩方の努力の結晶です。
・駆け込んだ病院の皮膚科医が藪すぎた。足柄上病院への受診はおすすめしません。でっかい病院なので初診料で7000円くらい取られます。
・保険効くかもなので領収書は取っときましょう
・I want to become like Meimie's brother physically.
・Australians call ACDC "acadaca".
SL鈴木
・秋の低山こそ侮れない
・シダンゴ山二度と行かないかも汗
・It was scary for real
・Wonderwall live forever in champagne supernova
・I envy the luxury grapes Meimei had 7 years ago ◯Sarah
・japanese bees are scary
・even though we had to descend early, I had a lot of fun on the hike
・i will try my best to go on another hike and survive. I'm looking forward to it
・thank you to tanashou for organising and leading!!