2024/11/17 三ツ峠山②ハイク

三ツ峠山②ハイク計画書 第二版
作成者:白川
■日程 11/17(日) 日帰り予備日なし
■山域 御坂
■目的 紅葉狩り、交流
■在京責任者 城所
■在京本部設置要請日時 11/17 19:00
■捜索要請日時     11/18 09:00


■メンバー  ( 11人)
 CL白川SL吉田◯朱◯鈴木◯山口◯加藤◯渡邉◯加藤◯佐藤◯朝倉◯河野

■集合
富士急行線河口湖駅 9:08のバスに乗れるように集合(5番線のりば)

■交通
□行き
高尾駅(7:12) –JR中央本線(大月行)-- 大月駅(7:48) ―594円

大月駅(7:55) –富士急行線(河口湖行)--河口湖駅(8:53)-1161円
河口湖駅(9:08/10:18)–富士急行バス(甲府駅行)-- 河口局前(9:18/10:28)ー350円

河口局前から登山

参照 富士急路線バス時刻表

□帰り
河口局前(8:18/8:48/9:18/9:58/11:48/12:48/14:48/16:08/終20:18)
—富士急行バス(富士山駅行)--
富士山駅(8:37/9:10/9:40/10:20/12:10/13:10/15:07/16:30/終20:40)

■行程
河口局前-0:55-母の白滝神社-0:48-鉄塔-0:28-分岐-1:17-木無山-0:10-三ツ峠山荘-0:04-四季楽園-0:01-分岐-0:11-三ツ峠山(開運山)-0:10-四季楽園-0:04-三ツ峠山荘-0:01-分岐-0:09-木無山-0:55-分岐-0:22-鉄塔-0:37-母の白滝神社-0:44-河口局前[06:56,12.0km,↗︎1088
m↘︎1088m]

参照 開運の山 三ツ峠山(富士急行)
今回はBコースのピストン

■エスケープルート
木無山まで:引き返す
木無山から:そのまま進み、三ツ峠山登山口バス停方面に下山。タクシーを呼ぶ。
エスケープした場合のCT:
木無山-0:08-分岐-0:03-分岐-0:30-分岐-0:21-三ツ峠山登山口[1:02 ,2.1km, ↗︎17m↘︎447m]
・富士急バス株式会社:0555-72-6877
・十三番タクシー:0555-22-0013




■個人装備
□ザック □ザックカバー □登山靴 □替え靴紐 □雨具 □防寒具 □帽子 □軍手/手袋 □タオル □水 □行動食 □非常食 □ゴミ袋
□ライター □トイレットペーパー □着替え・温泉セット□ヘッドランプ □予備電池 □エマージェンシーシート □地図 □コンパス □筆記用具
□遭難対策マニュアル □計画書 □学生証 □保険証 □現金 □常備薬 □マスク □消毒用品 □日焼け止め (□モバイルバッテリー
□サングラス □歯ブラシ □トレッキングポール □サポーター/テーピングキット □熊鈴 □コンタクト/眼鏡)

■地図
山と高原地図:「34 富士山 御坂山地・愛鷹山」

■共同装備

救急箱:苺(丹沢縦走から引き継ぎ)
参照 雷鳥2024年度装備調整

■遭難対策費
100円×11名=1100円

■悪天時
前日までに判断

■施設情報
□温泉
□山小屋
・四季楽園・三ツ峠山荘
□トイレ
河口浅間神社・四季楽園付近


■備考
□日の出日の入り(11/17河口湖)
日の出:6:22
日の入:16:37
□連絡先等
・大月警察署 西桂駐在所:0555-25-2006
・大月警察署 都留分庁舎:0554-22-0110
・富士吉田警察署:0555-22-0110
・富士急バス株式会社:0555-72-6877
・十三番タクシー:0555-22-0013
・四季楽園:0555-76-7566
・三ツ峠山荘:0555-76-7473
・河口湖富士山パノラマロープウェイ:0555-72-0363

11/17  三ツ峠山②ハイク 記録

作成者:白川
■日程 2024年11月17日・予備日なし
■山域 御坂
■天気 晴れ
■メンバー
 CL白川(44) SL吉田(44) 山口(41) 鈴木(43) 朝倉(44) 加藤(44) 朱(45)

■共同装備
救急箱
 苺:朝倉

■総評
夏終わりのようなじんわりした暑さのある日だった。人とのすれ違いが少なかった落ち着いた道で、急登がじりじりと続いたが、道中で雄大な富士山を目にしたり久しぶりに会う方々と話に花を咲かせたりして楽しんだ。帰りはSLを先頭に来た道を淀みなく進み続け、CTを短縮した。

■タイムスタンプ
8:48 河口浅間神社南駐車場
9:39 母の白滝
9:43 父の白滝
11:41 木無山
11:51 三ツ峠山荘
11:58 四季楽園
12:07 三ツ峠山(開運山)、休憩
12:30 三ツ峠山発
12:33 四季楽園、休憩
12:55 四季楽園発
13:07 木無山
14:46 河口浅間神社南駐車場
【05:57/11.5km/↑↓1059m】


■ルート概況
[お茶大〜河口浅間神社]
朝5:30に正門前を出て7:10頃に到着。休日ではあるが早朝の中央道は空いていた。河口局前バス停から徒歩8分ほどのところにローソン有。
[河口浅間神社〜母の白滝]
舗装された道路を歩く。ここはまだ下界。途中で「三つ峠 母の白滝⇨」と書かれた青白の看板があるのでその示す通りに行く。
[母の白滝〜木無山]
鉄塔通過直後は二手に分かれる道を右折する。木無山までは木に囲まれたモフモフの紅葉の上を歩く。途中で黄色いゲートの先を行き、標識のあるところへ進む。富士山展望スポット有。山頂手前は急登の道が続く。
[木無山〜三ツ峠山]
平坦な道。
[三ツ峠山荘〜三ツ峠山]
三ツ峠山山頂手前に階段あり。


■山行記(文責:吉田)
忙しない夏が終わり学期はじめのごたごたも落ち着く時期になると、なぜか普段会わない人に会いたくなるらしい。そんなわけで去年に引き続き先輩と山に行こうということで、41期と卒業された43期の先輩方を招いて本山行が計画された。しかし、秋の気候が社会人にはとくに響くのか、体調不良などのため41期3人が直前で参加見送り、唯一の46期だった佐藤さんもダウンしてしまい、ジェネレーションの分散が一気に小さくなってしまった(みなさんお大事に…)先輩枠は41期山口さんと43期鈴木さんに頑張ってもらうことになり、+44期4人と45期1人の計7人で山行に臨んだ。

計画書ではアプローチは電車とバスで組んでいたが、運転したいざかりの自分の希望を通してもらい、一部の人は自分の車に乗ってもらい向かうことにしてもらった。具体的にはお茶大にてお茶大メンバー3人をピックアップして麓の駐車場までアクセスした。が、紅葉シーズンの渋滞にビビりすぎたため集合時間を早く設定しすぎてしまい、予定の1時間以上前に着いてしまった。そこで、引き返して電車で来ているメンバーも大月でピックアップして車で輸送し、結果として計画よりも30分強早く出発することができた。また、中央道を走っていた時には雲を纏っていた富士山も、歩きはじめたあたりで姿を見せてくれた。上々のスタートである。

ルートのはじめは車道歩きが続く。道路の周りに所々グランピング施設が現れ、それなりの数の車が上がってくる。木々の間から見事な富士山が見られるのでここに人が集まるのも納得である。自分たちも時々振り返って景色を拝みつつ登っていく。
さて、先輩と山に行く時の楽しみといえば、近況報告、特に専門や業界の話である。D進を決めた山口さん、銀行勤め1年目の鈴木さん、院試を突破した朱さんのおはなしを沢沿いを歩きながら拝聴した。自分と山口さん、朱さんはそれぞれ工学部、情報系という点で専門に共通する部分があるため、知っている話と知らない話がちょうど良い塩梅で聞けて面白い。鈴木さんによる金融界のやらかし話や出世競争の話も興味深かった。そして、先輩方はみな勧誘活動を忘れない。山口さんからは「(吉田もきっと)博士行くよ」との予言をいただいた。「行けたら行く」はどうやらD進においてのみ、「行く」ことになる確率が高いらしい。

沢を離れ支尾根まで来ると一気に急登となる。山が久しぶりなメンバーもいて、わりとパーティから疲労の色が出ていた。ちなみに今日は暑い。直射日光に当たると半袖でも暑く感じるほどである。そのためかどうかはわからないが、各人が旅行で行ったスウェーデンやスイスの話題も尽きなかった。海外山行はほんとうに知見が広がる。鈴木さんと41期の渡邉さんによるスウェーデンでの山行記録はMLに流れているので、ぜひご一読ください([raicho_all:1629]
(ご参考)スウェーデン北部・Kungsleden記録)

疲れつつも出発から3時間程度で登りは突破し木無山に到着。山頂直下の平地にて立ち止まり、白川さんが持ってきたバルーンを膨らませる。というのも、本山行は一般山行リストにおいて今年度の99番目の山行であり、本日別ルートから同じく三つ峠を登っている46期の隊が記念すべき100番目の山行であるためである。我々は「9」のバルーン二つに加え、ハートやらの装飾バルーンも装備し、一気に雰囲気がファンシーになった。山口さんには事前にユニコーンのバルーンが割り当てられており、おおかたの予想通り大変お似合いだった。
先述した46期のパーティと遭遇できるかは行程上微妙だったが、四季楽園の前あたりで前方にパステルカラーの集団を発見した。わかりやすい。そのままお互い進み開運山の山頂で合流した。あっちのパーティは同じように「100」のバルーンを持っていたが、どうやら話を聞くところによると実は勘違いがあり我々の山行はそれぞれ98番目と99番目だったらしい。あらら。ただまあリスト上には中止になった山行が入ったり入っていなかったりするので細かい数字を気にしても仕方がない。46期が「100」や「99」の他にうまいこと組み合わせて「98」や「46」を作っている中、こちらの理系勢は「σ」「ρ」「*」などを作り、「このギリシャ文字や記号から何を連想するか」という鉄板理系トークをしていた。自分はσが応力、ρは密度、*は最適解か掛け算が真っ先に思い浮かぶ。みなさんはどうでしょうか?

山頂はそれなりに混んでいたので、そのまま合隊して開けたところまで降りてきて休憩をとり、短い時間だったが世代間交流を図った。代替わり直後の46期は新進気鋭といった様子で頼もしい。先輩方と46期はお互いに軽く自己紹介ができたようだ。46期とはそこからしばらく先の分岐で分かれ、我々は来た道を引き返し行く。
落ち葉もあり傾斜もありで少々下るのに厄介な道だったが会話をしながら滑らかに進み素早く下山する。標高を下げていくと山頂の気圧で封入されていたバルーンは少しずつ少しずつ萎れていく。山口さんがずっと手に持っているユニコーンもだんだん元気がなくなっていくが、空気をまた入れ直すことはせずに自然に逝かしてあげようということになったらしい。素早く二時間程度で下山完了した。

とりあえず駅に向かおうということでまた車で激混みの河口湖畔を往復輸送し、即帰した朱さん以外のメンバーで河口湖駅前のほうとう店に行こうとしたところ、信号の先にまたパステルカラーの集団を見つけた。すごい偶然である。一緒にほうとうを食べた。
その後、バスで帰宅する白川さんを除いてちょうど5人になったということで、車のシートをフルに使って帰京した。時間はかかってしまったが、最後まで会話にみちた楽しい山行だった。


■感想
CL白川
・ドライバー吉田のおかげで移動がスムーズ、ほかほかのほうとうも食べられて充実した一日でした。ありがとうー!
・先輩方とお会いできて嬉しかった。シンプルな道でしたが、話していたので彩り豊かでした。
・きのこは3個しか見つけられなかった。代わりに帽子を被ったどんぐりと栗が足元に大量に落ちていて心が躍った。
・写真を撮るのも楽しかった。
・山口さんとユニコーンが可愛くて尊い(๑>◡<๑)
SL吉田
・聞いて楽しい喋って楽しい山行だった。
・山に登っている時間よりも運転している時間の方が長かった。
・誰かヒールトゥーのやり方教えてください。
〇山口
・41期の参加予定者が壊滅して残念でした。またの機会に。
・富士山に見守られながら、ちょうど良い快適な登山でした。
・年寄り話が主になってしまってすみません。46期のエネルギーを十分に吸い取りました。
・固体物理界隈では、
 σ ・・・電気伝導率、パウリ行列、スピンの↑・↓
 ρ ・・・電気抵抗率、密度行列
 * ・・・ 複素共役、逆格子ベクトル
・吉田タクシー快適でした。ありがとうございました。
〇鈴木
・久しぶりの登山だったが、素晴らしい景色と楽しい会話で、とても満足感のある山行になった。やっぱり登山っていいですね!
・雪の積もった富士山は荘厳でカッコいい。
・この山行を企画してくれた後輩のみなさん、ありがとうございました。また、登山に行きましょう!
〇朝倉
・同期含め、皆さん変わらず元気そうで何よりでした
・2年越しの発見が色々とあり楽しかったです
・これまでに富士五湖畔から見た富士山の中で一番綺麗だったのが個人的には嬉しかったです
〇加藤
・晴天の中、見頃を迎えた紅葉、富士山や河口湖と贅沢な景色を見られました。
・先輩方と久々にお会いし、またお話することができて嬉しかったです。お忙しい中ありがとうございました。
・のんちゃん計画書作成ありがとう。また、吉田くんとcivicも運転ありがとう。
・下界に辿り着いたユニコーンが息を吹き返した様で、ちょっと感動しました。
〇朱
・横に長い雲が中程にかかり青空を背景に最近初冠雪した富士山は、いままで見た富士山の中で一番綺麗に見えました。
・メンバーそれぞれバックグラウンドが違うので、普段聞かないようなお話をいろいろと聞けて楽しかったです。
・定期的に今回のような先輩方との山行に行きたいなと思いました。企画者に感謝です。