2025/2/27 棒ノ折・高水三山ハイク

棒ノ折・高水三山ハイク 計画書 第一版 
作成者:江川 
■日程 2/27(木) 日帰り 予備日 2/28 
■山域 奥武蔵/奥多摩 
■目的 縦走を味わう、新歓下見 
■在京責任者 油井
■在京本部設置要請日時 2/27 21:00 
■捜索要請日時     2/28 7:00 

 ■メンバー  (5人) 
CL 江川 SL 佐藤 ◯ 鈴木 ◯ 瀧川 ◯ 名手

■集合 
西武池袋線飯能駅 北口 8:30集合 

■交通 
□行き 飯能駅北口3番乗り場 国際興業バス [飯03-2]さわらびの湯経由 名郷行き  
飯能駅 8:39 → ノーラ名栗・さわらびの湯 9:20 670円(IC可) 
 ※遅れた場合:同ルート 9:25発 10:06着 

 □帰り 
JR青梅線 御嶽駅 

■行程 滝ノ平尾根登山口 -1:15- 分岐 -0:35- 岩茸石 -0:30- 権次入峠 -0:20- 棒ノ嶺(棒ノ折山) -0:15- 権次入峠 -0:25- 黒山 -0:25- 逆川ノ丸 -0:55- 興越山 -0:15- 名坂峠 -0:15- 岩茸石山 -0:10- 分岐 -0:30- 分岐 -0:10- 惣岳山 -0:10- 分岐 -0:50- 分岐 -0:40- 惣岳山・岩茸石山登山口 -0:02- 分岐 -0:01- 御岳渓谷入口 -0:01- 御嶽駅  
【7:44/12.0km/↑1346m/↓1337m】(YAMAP 1.0倍) 

 ■エスケープルート 
〜逆川ノ丸:引き返す 
✳︎さわらびの湯 10:57/11:50/13:50/ … /18:50 →飯能駅まで46分 670円 
 逆川ノ丸〜岩茸石山:岩茸石山から高水山方面へ、上成木バス停へ下山 
✳︎上成木 11:23/16:15/18:14  →東青梅駅まで23分 400円 
 岩茸石山〜:そのまま下山 

 ■地図 
25000分の1:「原市場」 
山と高原地図:「22奥武蔵・秩父」「24奥多摩」 
■共同装備 
救急箱(有紗):江川
■遭難対策費 
100円×5名=500円 
■悪天時 
前日までに判断 
■施設情報 
□トイレ 
・登山口付近に2つ 
・高水山山頂 
■備考
□日の入り(高水山):17:36
□連絡先等
飯能警察署:042-972-0110(埼玉県内)
青梅警察署:0428-22-0110(東京都内)
西武ハイヤー(飯能市内):0570-07-8180
京王タクシー(青梅市内):0428-22-2612

2/27 棒ノ折・高水三山ハイク 記録
作成者:江川
■日程 2/27(木) 日帰り
■山域 奥武蔵/奥多摩
■天気 快晴
■メンバー
 CL江川(46) SL佐藤(46) ◯鈴木(46) ◯瀧川(46) ◯名手(46)
■共同装備
救急箱(有紗):江川

■総評
コースタイムは決して短いわけではなかったが、体力のあるメンバーが集まっていたこともあり円滑に山行を終えることができた。ペースは遅めにおさえ、会話や景色、登山道の観察を楽しむことを重視する山行となり、メンバー同士の親睦を相当深めることができた。新入会者にも雷鳥の山行を楽しんでもらえたようで何よりである。

■タイムスタンプ
09:32 ノーラ名栗・さわらびの湯バス停
09:42 滝ノ平尾根登山口
11:15 岩茸石
11:37 権次入峠
11:54-12:17 棒ノ嶺(棒ノ折山)
12:23 権次入峠
12:39 黒山
13:00 逆川ノ丸
13:55 興越山
14:11-14:37 岩茸石山
15:06 惣岳山
16:38 御嶽駅

■ルート概況
滝ノ平尾根登山口〜権次入峠:傾斜はきつめ。木の根っこが張り巡らされている箇所やザレている箇所もあり。
権次入峠〜棒ノ折山〜黒山:尾根歩きだが、アップダウン多め。見晴らしが良いのは山頂程度。
黒山〜岩茸石山:アップダウンが多少緩和されてくる。木々の間を進む気持ち良い稜線。
岩茸石山〜惣岳山:ザレ場・ちょっとした岩場(熟練者なら手を使わず登れる程度)あり。
惣岳山〜御岳駅:非常に歩きやすい。

■山行記(江川)
 棒ノ折と高水三山はいずれも東京都心からのアクセスがよく、コースもキツすぎないということで登山初心者にまずオススメできる山である。反対に私のようにこの一年間さまざまな山に登ってきた身からすれば、ただこれらに登るだけでは物足りなさを感じる点は否めない。では、その2つを繋げてみたらどうだろうか?今回の山行はそのような趣旨で企画してみた。
 登山口までは飯能駅からバスで40分ほど。さすがはアクセスしやすい山というべきか、今回はいつもの山行よりも遅い時間に家を出られたので朝も快適だった。今日が雷鳥での初めての山行だという新メンバーもおり、彼の話を中心に移動中もワイワイとした雰囲気だった。
 今回棒ノ折を登るルートは滝ノ平尾根で、これは白谷沢のルートほどメジャーではないのだが、なかなかに登りづらい箇所が多く、さもありなんという感想だ。木の根が張り巡らされた場所や登りづらい急傾斜にちょくちょく出くわし、なかなかに骨が折れたが、今回の参加者は皆慣れた様子でペースを崩すことなく登り続けていて頼もしい限りだった。
 棒ノ折山頂はかなり広い。東屋でくつろぐこともできるし、奥多摩の山々を一望する景色も楽しめる。中には山頂に生えている木に登り始めるメンバーもいたが、私は19にもなって今さら木登りデビューするのもどうかと思い遠慮しておいた。
 棒ノ折と高水三山の間は、下りがメインの縦走となる。針葉樹林の中に開かれた細い登山道をひたすら進み続ける。その道中は見晴らしが良いわけではないが、木々の間を歩くのも気持ちが良いものだ。特に今回は天気にも恵まれていたので、絶好の縦走日和である。今回の参加者は森林の植生について学んだという人が多く、そういったことについても話ながら進んでいった。ただ私は花粉症のせいでずっとくしゃみしながら歩くハメになって、それは少々いただけなかった。
 高水三山の一座である岩茸石山への登り返しはなかなか急傾斜だったが、縦走の間に体力も回復していたためそこまでキツくはなかった。岩茸石山は山頂がやや広めで、眺めもなかなか良い。暖かい陽気の中で気持ちよくくつろげた。
 岩茸石山と惣岳山の間の道はそれなりに傾斜がある。ザレ場があったり、小規模な岩場があったりと、なかなかにバリエーションにも富んでいて飽きない。しかしもはや体も十分に温まっていて、今さらそれをキツイと感じることもなかった。
 岩茸石山とうってかわって、惣岳山は見晴らしが良いわけではない。山頂には神社やたき火の跡があるなどかなり広いが、全体が木に覆われていて陰になっている。まだ2月ということでさすがに日陰だと少し肌寒く、この山頂は比較的早く後にした。
 惣岳山から先は幅が広く歩きやすい道が続く。木々は手入れが行き届いており、左右見渡してもずらっと一様に並んでいるのがわかる。登山口は御嶽駅のすぐそばにあるので、最後は割と気楽に山行を終えることができた。

■感想
CL江川
・久しぶりのCL。大過なく終えられて良かったが、事務的な不手際もあり反省...
・日差しがとても暖かく、気持ちのいいハイキング日和だった
・山登りだとついつい景色ばかり重視してしまうが、木を愛でるのもまた一興か
・花粉症でずっとくしゃみをしていた。お見苦しいところを見せてしまいました...
SL佐藤
・お気に入り縦走路の一つとなりました。
・高水三山ハイクと言いつつ、実は高水二山縦走なので残す1つもいつか登ります。
・とうとう花粉の季節が到来してしまいました。山行翌日が辛い…。
◯鈴木
・棒の折のあまり一般的ではないルート。傾斜が思っていたより厳しく、段差も高い。怠惰な休日で訛っていた体にとっていい刺激となった。
・雷鳥が筑駒に侵略されていく......
・日帰り山行で話す話が偏ってきている(男子校の話、進路の話etc)と思った矢先、名手の参加により、みんなで渾名を考えたりなど新鮮な会話がはずんだ。また新しい人と山で会ってみたいものだ。
◯瀧川
・縦走楽しかったです
・先頭を歩くときのペース配分をもっと学びたい
・2月だけど結構汗かきました
◯名手
・新入会後初の山行でしたが、皆さんがフレンドリーに話かけてくださり、とても楽しめました。
・木漏れ日が綺麗でとても良い縦走路でした。
・江川君がとても美味しそうに食べていたので、次回山行の行動食はパンを持っていきます。