2025/5/11 御前山・鋸山ハイク

御前山・鋸山ハイク計画書 第2版
作成者:佐藤
■日程 5/10(土) 予備日5/11(日)
■山域 奥多摩
■目的 山
■在京責任者 胡
■在京本部設置要請日時(本日程の場合) 5/10 20:00
■捜索要請日時(本日程の場合)     5/11 8:00

■メンバー
 CL佐藤(46) SL鈴木(46) ◯原(45) ◯矢島(46)
※原さんは11の場合のみ参加、深田くんは10の場合のみ参加→いづれの場合も参加者は四人となる。

■集合
奥多摩駅出口8:30
■交通
□行き
(7:07/7:32/)7:49青梅-(7:46/8:12/)8:24奥多摩
8:35奥多摩駅-(西東京バス丹波山村役場行)-8:50奥多摩湖 

おそらく2番乗り場。430円 ICカード可
このバスに乗り遅れないように余裕を持って奥多摩駅に到着すること。奥多摩駅でお手洗いにいく場合は特に気を付ける。一本前の電車で来てもいいと思います。
次発は9:00-9:15、遅刻の場合ここまでは待ちます。

□帰り
奥多摩駅解散
21:40発までに乗れば大体の人は帰れるでしょう。

■行程(yamap)
奥多摩湖バス停-0:12-奥多摩湖いこいの路入り口-1:25-指沢山-1:10-惣岳山-0:25-御前山-0:10-御前山避難小屋-0:33-クロノ尾山-0:25-鞘口(サイグチ)山-0:57-鋸山-1:56-愛宕山-0:26-奥多摩駅
【yamap*1.0/ 7:39/ 11.5km/ 1376m up/ 1563m down】

※注意事項
・鞘口山すぐ手前: 踏み跡で分岐のように見える箇所あり。
・鋸山から奥多摩駅方面へ10分地点: 尾根が分岐しているので道間違いに注意。左側の尾根へ。


■エスケープルート
御前山までは引き返す。
御前山以降はそのまま進む。
※惣岳山と御前山の間の分岐を北上すると1:50で駐車場に出るので場合によっては利用する。その駐車場から更に50分で堺橋バス停だが、バスに乗るのなら奥多摩湖バス停に引き返すのと時間はほぼ変わらない。
奥多摩湖バス停からの終バスは19:05発。時刻表

■個人装備
□ザック □ザックカバー □登山靴 □替え靴紐 □雨具 □防寒具 □帽子 □軍手/手袋 □タオル □水 □行動食 □非常食 □ゴミ袋  □ライター □トイレットペーパー □着替え・温泉セット□ヘッドランプ □予備電池 □エマージェンシーシート □地図 □コンパス □筆記用具 □遭難対策マニュアル □計画書 □学生証 □保険証 □現金 □常備薬 □マスク □消毒用品 □日焼け止め (□モバイルバッテリー □サングラス □歯ブラシ □トレッキングポール □サポーター/テーピングキット □熊鈴 □コンタクト/眼鏡)

甲州アルプスへのトレーニングのため、水を余計に持っていきます。(佐藤)

■地図
25000分の1:「奥多摩湖」
山と高原地図:「奥多摩 御岳山・大岳山」

■共同装備 調整済み
救急箱 六次元
佐藤が5/4大菩薩(4/26大野山)から、5/17甲州アルプスへ

■遭難対策費
100円×4名=400円

■悪天時 (本日程or予備日程or中止)
前日5/9(金)18時までに判断

■施設情報
□避難小屋
御前山避難小屋
鋸山付近(20分)に避難小屋
□水
御前山避難小屋にありますが最初から1日分持ってきてください。
□トイレ
奥多摩駅(朝は混みます)
奥多摩湖バス停
御前山避難小屋


■備考
□日の出日の入り(5/10御前山)
日の出 4:43
日の入18:38
□連絡先等
青梅警察署 0428-22-0110

□過去の記録
全く同じ
逆向き(計画のみ)
奥多摩駅〜鋸山まで共通

御前山・鋸山ハイク記録
作成者:佐藤
■日程 5/11(日)
■山域 奥多摩
■天気 晴れのち曇り

■メンバー
 CL佐藤(46) SL鈴木(46) ◯原(45) ◯矢島(46)

■共同装備
救急箱 六次元: 佐藤

■総評
午前中は晴れ、大菩薩嶺含む山々を背景に奥多摩湖を眺めることができた。次週行われる小金沢連嶺縦走への士気が高まった。徐々に空が雲に覆われていったが、新緑の中、岩場やお花を楽しみながら歩くことができた。下山後には駅近くにある氷川渓谷の吊り橋を散歩した。

■タイムスタンプ
9:11 奥多摩湖いこいの路入口
10:00-10:19 指沢山
11:10-11:27 惣岳山
11:37-12:10 御前山
12:32-12:36 クロノ尾山
12:47-13:03 鞘口山
13:29-14:09 鋸山
15:30-15:38 愛宕神社
15:51 町営駐車場
15:59 氷川渓谷
16:07 奥多摩駅
計6:52(行動時間5:15)11.5km/1368m/1554m

■ルート概況
奥多摩駅:改札外のお手洗いは数が多く、回転が良い。バス停は長蛇の列だが、増便されるので問題なく乗れた。
奥多摩駅〜御前山:特筆すべき危険箇所はない。サス沢山の展望台からは奥多摩湖がよく見える。
御前山〜鋸山:登山道が細い箇所があり、トレランの人が多かったこともあり、入れ違いに若干苦労した。鋸山のすぐ手前に泡洗浄式のお手洗いがあるが、泡が溢れていて使用できなかった。鋸山山頂は展望なし。
鋸山〜奥多摩駅:急勾配の階段がある。前を向いておりられる斜度ではないので、梯子のように持って後ろ向きにおりたほうが良い。また、滑落注意の看板がある。粘土質の斜面で滑りやすいので、降雨後は特に注意する。
※おまけの氷川渓谷:吊り橋が綺麗なので電車の待ち時間があればぜひ寄ってもらいたい。下まで降りると川に足をつけられそう。

■山行記(文責:矢島)
山行が終わって、早くも一ヶ月が経とうとしている。中間テストも課題も終わり、「理系にも花の2S2、人生の夏休みだー」と思いかけた矢先、山行記を書いていないことに気がついた。いくら「なかなか書けない」と先に言っていたとはいえ、そろそろ催促の連絡が来そうだ。そういった事情もあり、急いで書いている木曜日の4限空きコマである。

今回の山行は、5月11日に行われた新歓大菩薩の裏山行である(正確には大菩薩であるため、日帰りの本山行が「裏」とは言い難いが)。私は8時過ぎに奥多摩駅に到着し、バスで奥多摩湖へ向かった。奥多摩湖には「小河内ダム」と記されている。
「大河内(おおこうち)があるから『おこうち』か、あるいは『ここうち』か」と話していたところ、周囲の人から「おごうち」と読むと教えられた。このダムは、小河内村が水没してできたものであり、竣工当時は世界最大の規模を誇っていたようだ。本当に立派であった。

ダムを眺めながら進んでいくと、ちょうど見頃の藤棚が目に入った。さらにダムから山の斜面にも藤が咲いており、と。藤棚を抜けてやっとのこと登り始める。出発からおよそ1時間で、奥多摩湖を一望できるサス沢山に到着した。ここから大菩薩が見えたため、新歓大菩薩組がどこにいるかという話題で盛り上がったが、さらごんとすーさんは来週の甲州アルプスに向けてやや不安を口にしていた。

さらに1時間ほど歩くと、大きな岩のある開けた場所に到着。ここでさらごんが言った。「かんなりはあまり写真を撮っていないけど、山行記大丈夫なの?」と。今こうして書いている現在の私からすると、もちろん大丈夫ではないのだが、当時は「なんとかなるだろう」と考えていたため、適当に受け流してしまった。(あのときの自分を呪いたい)

その後、さらに30分ほど歩いて御前山の頂上に到着。記念撮影をしたり、軽食を取ったり、寝転んだりと、やや長めの休憩をとった。ちなみに私は物性化学の課題を抱えていたため、極限構造式について考えていた。すると突然隣から大きな音が。詳細は個人の名誉のために割愛するが、被害を受けかけたうえ、自然も破壊しかけた。

その後は鋸山を経由し、泡だらけのトイレに一同驚愕し、すーさんがアザミの草を食べたり(結局私以外全員食べたのか?)しつつ、神社まで下山した。ただ、神社の階段がとんでもない段数で、急なうえに長く、全員が「もしここから登っていたら、最初で心が折れていただろう」と口を揃えていた。

余談になるが、下山後に時間があったため、氷川渓谷に立ち寄った。氷川渓谷では、道中樹齢100年を超えていそうな三本杉をみて、奥多摩の清流を眺めつつ歩き楽しんだ。この時間になっても河川敷には多くの大学生がいたが、彼らが奥多摩まで来て何をしていたのかはいまだに疑問である。

最後にもう一点。私は旅先で町・村役場に立ち寄るのが好きで、今回も奥多摩町役場を訪れた。しかし、他の人はそうでもないようだ。普段行かない場所に来たのだから、こういった施設にも足を運ぶのは良いことだと思うのだが、どうであろうか。


■感想
CL佐藤
・鮮やかでみずみずしい新緑の下を歩けて幸せ。
・アザミの葉が美味しかった。
・1人でずっと笑っててすみません…。
・前夜、女峰に思いを馳せていたら寝付けませんでした。睡眠不足で疲労しました。
・芋の木ドッケというかわいい名前の山を見つけたので行かねば。

SL鈴木
・甲州アルプスのトレーニングとして水3L+V6+寝袋+ポールを追加で持っていったのですが、けっこうキツかったですね。特に下りは1歩1歩の高低差が大きいので衝撃がガツンと膝に来ました
・さらごんの笑いのツボが不思議すぎ
・原さんは興味深げに植物の話を聞いてくれるので、けっこう語っちゃいました。また語らせてください
・進路について考える季節ですね。

◯原
•久しぶりに山登りをして楽しかったです。夏山のキャンプ山行行きたくなりました。
•ほんわかした雰囲気で楽しく登れました。みんな植物とか詳しくてすごかったし、もっと聞きたいです!
•景色がもっと見えたらなぁと思いました。

◯矢島
・ダムに藤の花が綺麗であった。
・曇り男なのだろう。
・さらごん絶好調だったな。
・みんなダムカードを知らないんだ。少し寂しい。