2025/6/14 明神ヶ岳・明星ヶ岳ハイク

明神ヶ岳・明星ヶ岳ハイク計画書 第一版
作成者:江川
■日程 6/14(土) 予備日6/15(日)
■山域 箱根
■目的 ルート踏破(にゅう・天狗岳の転進)
■在京責任者 吉田44
■在京本部設置要請日時 6/14 20:00
■捜索要請日時     6/15 7:00

■メンバー  ( 9人)
 CL 江川 SL 谷本 ◯ 西村 ◯ 小野 ◯ 田口 ◯ 柳内 ◯ 杉山 ◯ 川西 ◯ 森本

■集合
7:50 小田原駅東口
小田急新宿(6:00/6:12)→小田原(7:41/7:45)

■交通
□行き
箱根登山バス 桃源台行 1120円 ICカード利用可
小田原(7:50/8:00/8:15/8:30)→仙石(8:32/8:42/8:57/9:12)
 (参照:https://www.hakonenavi.jp/bus_schedule/release/10101_004001.pdf)

※仙石から入山地点の金時登山口まで徒歩5分(200m)

□帰り
○バスの場合
宮城野橋→小田原(10~15分間隔、最終20:35) 890円
(参照:https://www.hakonenavi.jp/bus_schedule/release/11504_002001.pdf)
○登山電車の場合
強羅→小田原(15~30分間隔、最終22:11) 1090円
※宮城野橋から強羅まで徒歩約20分(600m)
(参照:https://www.hakonenavi.jp/tozan_schedule/release/S5011_001001.pdf)
○エスケープルートの場合
金時登山口→箱根湯本 最終19:20
仙石→小田原 最終20:57

■行程
仙石バス停 -0:14- 金時山登山口 -0:50- 公時神社分岐 -0:30- 金時山 -0:25- 公時神社分岐 -0:27- 矢倉沢峠
-2:15- 明神ヶ岳 -0:37- 鞍部 -0:40- 奥和留沢みはらしコース分岐点 -0:22- 明星ヶ岳 -0:02- 分岐
-0:55- 明星ヶ岳登山口 -0:20- 宮城野橋バス停
【7:37/13.5km/↑1240m/↓1443m】

■エスケープルート
□仙石原〜矢倉沢峠:引き返す
□矢倉沢峠〜金時山:公時神社分岐より金時神社へ下山
□矢倉沢峠〜火打石岳:矢倉沢峠より下山
□火打石岳〜鞍部:鞍部(分岐)より明神ヶ岳登山口へ下山
□鞍部以降:そのまま下山

■個人装備
□ザック □ザックカバー □登山靴 □替え靴紐 □雨具 □防寒具 □帽子 □軍手/手袋 □タオル □水 □行動食 □非常食 □ゴミ袋
□カトラリー(フォーク、スプーン類)  □コッヘル(食器)  □ライター □トイレットペーパー □ヘッドランプ □予備電池
□エマージェンシーシート □地図 □コンパス □筆記用具 □遭難対策マニュアル □計画書 □学生証 □保険証 □現金 □常備薬 □マスク
□消毒用品 □日焼け止め (□モバイルバッテリー □サングラス □歯ブラシ □トレッキングポール □サポーター/テーピングキット □熊鈴
□コンタクト/眼鏡□着替え・温泉セット)

■地図
25000分の1:「関本」(「御殿場」「箱根」)
山と高原地図:「30 箱根」

■共同装備
救急箱:オードリー(杉山)

■遭難対策費
100円×9名=900円

■悪天時
前日までに判断

■施設情報
□山小屋
金時山頂に金太郎茶屋、金時娘の茶屋
共に軽食、飲料販売のみ
□トイレ
仙石原のセブンイレブン、金時山山頂
宮城野案内所前バス停付近(下山後)
□温泉
強羅駅、箱根湯本駅周辺に多数

■備考
□日の出日の入り(6/14 明神ヶ岳)
日の出 4:29
日の入 19:00
□連絡先等
○小田原警察署 0465-32-0110
○松田警察署 0465-82-0110
○小田原報徳自動車 04-6085-5551

6/14 明神ヶ岳・明星ヶ岳ハイク記録
作成者:江川
■日程 6/14 日帰り 予備日なし
■山域 箱根
■天気 曇りのち雨

■共同装備
救急箱
オードリー:杉山

■総評
本山行は「にゅう・天狗岳縦走」(6/14-15)の転進案として実施したものである。
事前に雨の予報があったが、万全の準備をして臨むことができた。箱根は景色が間近に迫っているので、曇っていても絶景を見ることができる。小田原駅で1人がトイレに行っており、電車遅延と相まって行きのバスを一本逃してしまった。次が10分後だったので大きな痛手にはならなかったが、バスの出発時間の確認をより丁寧に行うべきだった。

■タイムスタンプ
8:25 仙石バス停
8:34 金時登山口
9:03 矢倉沢峠
10:54-11:16 明神ヶ岳
12:20 明星ヶ岳
13:08 明星ヶ岳登山口
13:23 宮城野橋バス停

■ルート概況
金時登山口〜矢倉沢峠:樹林帯。急登だが、階段がよく整備されていて難所はない。
矢倉沢峠〜明星ヶ岳:外輪部分。矢倉沢峠直後と明神ヶ岳直前は急登。道は広く登りやすいが、頻繁にトレランとすれ違う。
明星ヶ岳〜明星ヶ岳登山口:樹林帯。斜面はかなり急だが、道幅は広く難所はない。


■山行記(柳内)
 小田原駅に7:15に集合。その後7:25発のバスに乗る予定だったが、私の個人的な事情により7:35発へと変更。幸い今回は余裕を持った日程だったため大事には至らなかったが、1994年吾妻連峰遭難事故や2010年奥秩父遭難事故のように、計画の遅れによる焦燥が取り返しのつかない事態を引き起こすことも多い。この件は深く反省するとともに、今後は時間管理を徹底していきたい。
 バスから降りると、すぐに準備を整え出発。住宅街を通り抜け、10分ほどで金時山登山口へと到着した。その後は急な山道が続いた。午後から雨の予報であったので速めのペースで登り、何事もなく矢倉沢峠に到達。そのペースは、YAMAP換算にして160%である。私は日帰りなこともあり30Lの軽量ザックで登ったためあまりしんどさを感じなかったが、メンバーの中には60Lを超える大きいザックにさらにトレーニングのためテントや水を入れている者もおり、そのストイックさと体力の多さには感心させられる。
 矢倉沢峠を過ぎると、そこからは稜線沿いの道が続く。天気が曇りであることも相まって吹き付ける風は涼しく、とても気持ちの良い歩行を楽しむことができた。途中、開けた場所から景色を眺めたりトレッキングポールのお試しをしたりしながらも、特にペースダウンすることなく明神ヶ岳に到着した。曇天にもかかわらず運良く明神ヶ岳からの眺望はくっきり見え、皆で写真を撮った。しかし、明神ヶ岳を立とうとしたころには霧が周囲を覆いはじめ、間一髪で景色を見ることができたことに安堵した。
 その後は先頭を交代し、明星ヶ岳へと歩き出した。そして、鞍部へ辿り着いた辺りで雨が降り始めた。雨で地面がぬかるむ中での歩行は少し危険ではあったが、目立ったスリップを起こすこともなく明星ヶ岳を登頂することができた。登頂したと言っても、実際の最高点と石碑の位置が異なっていた上、どちらも背の高い草で囲まれており景色は見えなかったため、登頂したという感覚はあまりなかった。
 また先頭を変え明星ヶ岳を後にする。残りはひたすら下るだけであったので、怪我をしないよう慎重に進んだ。途中で大文字焼きの「大」の上を通りながらその後も順調に進み、出発から約4時間後、ゴールであるバス停に到着した。
 下山後は男女に別れ、私を含む男子一行は山行の疲労感から温泉に入ることを選択。温泉に浸かりスッキリした後は温泉近くの駅から帰宅した。
 今回の山行は北八ヶ岳のプランの転身案という形で実施されたものではあるが、箱根の景色を満喫でき、雨の山行経験も積めたという点で非常に有意義なものとなったと思う。最後に、私は山行記を書くのが初めてなので、この文章に至らない点があったとしてもご容赦願いたい。

■感想
CL 江川
・あいにくの天気でしたが、集合時間の前倒しとコースカットでなんとか完遂できました
・登山道が広く平らになっている部分が多かったり、道の様子が目まぐるしく変わって行ったりして好みのコースでした
・天狗岳は絶対にリベンジします!

SL 谷本
・雨は降りましたが、元々覚悟していたのでそこまで気になりませんでした。ただ途中地響きがして、それが雷鳴だったのか自衛隊の訓練によるものなのか分からず少し怖かったです。
・山から見た金時山の形は特徴的で、機会があったら登ってみたいなと思いました。
・もう1人のあすかちゃんとも会えて良かったです。
・次こそ晴れますように!

⚪︎小野
・予想していたより雨が降らず安心しました。雨具を着て活動すると想像以上に暑かったため、先輩のように雨予報のときは雨具をズボンとして履くのもありだと思いました。
・ペースが速く途中でめげそうになりましたが無事に行程を終えられて少し自信がつきました。
・谷本先輩とお茶大の話を沢山できて楽しかったです!今回あまり話せなかったメンバーとも、北八ヶ岳でまたお会いできると嬉しいです。

⚪︎柳内
・稜線沿いの歩行が涼しくて気持ちよく、周囲の風景もあって秋に歩いてるようでした。
・雨がそこまで酷くならなくて本当に良かったです!
・富士山の近くの山はどこも雰囲気が似ていて好き…

⚪︎杉山
・予想より天気がもったのでちょうどいい気温で登れた
・稜線の歩行は歩きやすく景色もよくて快適だった
・先輩が貸してくれたポールも慣れれば力強い味方となりそうだと感じたので導入を考えたいと思った

⚪︎川西
・天気が心配でしたが、幸い大雨には遭わず、
 良かったです!先輩方の判断に感謝!
・先頭の歩き方など色々教えていただきました!
・前回足を捻挫しかけたので、テーピングをして山行に臨みましたが、効果抜群でした。以降の山行もテーピングをして臨もうと思います。
・コースはアップダウンが多く、荷物も重くして挑んだので、いいトレーニングになりました!
・江川先輩のやらかしエピソード、いい勉強になりました!
・12-13の北八ヶ岳、お供させてください!