2025/7/5-6 北横岳・蓼科山

北横岳・蓼科山計画書 第三版
作成者:牧原
■日程 7/5-6(土-日) 一泊二日 予備日なし
■山域 八ヶ岳
■目的 登頂、新入生ステップアップ、一泊テント泊経験
■在京責任者 深田
■在京本部設置要請日時 7/5 20:00
■捜索要請日時     7/6 8:00 

■メンバー ( 10人) 
CL牧原(46) SL上岡(46) ◯森本(47) ◯井本(47) ◯紀野(47) ◯CHEN(47) ◯高原(47) ◯柳内(47) ◯嶋津(47)

■集合
茅野駅西口 アルピコ交通バス乗り場 2番乗り場 9:00
※バス発車まで40分あるので集合してからトイレに行くことも可能。混雑が予想されるため早めの時間設定


■交通
□行き
・新宿 JR中央線快速高尾行 5:16発→高尾 JR中央本線松本行 6:15発→茅野8:48
(3,410円 /学割適用で2720円。※184.9km)
・アルピコ交通 北八ヶ岳ロープウェイ線 1,700円(茅野駅西口 アルピコ交通バス乗り場 2番のりば「北八ヶ岳ロープウェイ」行き(約45分))
茅野駅→北八ヶ岳ロープウェイ 9:40 -10:25/10:40-11:39/13:30-14:29/14:30-15:22

・北八ヶ岳ロープウェイ 10:40発車に乗れると理想
山麓駅→山頂駅 始8:20終17:00 20分間隔で運転。(毎時0分/20分/40分発車)乗車時間は約7分 片道1,400円
https://www.kitayatu.jp/ropeway/
※山麓駅ではクレカ、電子マネー利用可。しかし山頂駅では現金のみ利用可。電波のことも考えて現金を持っていきましょう!


□帰り
〇蓼科山登山口から石臼台別荘(北八ヶ岳ロープウェイ線 プール平/蓼科湖前方面)→茅野
石臼台別荘地発 10:56 12:06 15:01 15:51 16:50→茅野駅(着) 11:42 12:52 15:47 16:37 17:36
https://www.city.chino.lg.jp/uploaded/attachment/38053.pdf
https://www.navitime.co.jp/diagram/bus/00534756/00053410/1/?year=2025&month=07&day=06&segment=1

茅野 JR中央本線→高尾
高尾からは京王線、JRで各々帰宅

■行程
【1日目】
山頂駅 -1min- 分岐 -6min- 分岐 -6min- 分岐 -30min- 分岐 -5min- 北横岳ヒュッテ -3min-
七ツ池 -3min- 北横岳ヒュッテ -15min- 北横岳(南峰) -4min- 北横岳(北峰) -60min- 亀甲池 -33min-
双子池キャンプ場(宿泊地)
【計2:46/4.3km/▲368m/▼555m】


【2日目】
双子池キャンプ場(宿泊地) -46min- 双子山 -20min- 大河原峠 -20min- 標高2049m地点 -20min- 大河原峠
-1min- 大河原ヒュッテ -90min- 赤谷の分岐 -10min- 蓼科山荘 -30min- 蓼科山頂ヒュッテ -3min- 蓼科山
-51min- 標高2162m地点 -15min- 標高2111m地点 -55min- 蓼科山登山口 -22min- 竜源橋登山口
-6min- 女の神氷水 -43min- 標高1551m地点(石臼台別荘)
【計7:12/13.4km/▲787m/▼1283m】

■エスケープルート
亀甲池まで:山頂駅まで引き返す
亀甲池から大河原峠付近:大河原峠へ、タクシーで茅野駅へ
大河原峠付近から蓼科山付近:七号目登山口へ、タクシーで茅野駅へ
それ以降:そのまま進み、蓼科山登山口からタクシーで茅野駅へ




■個人装備
□ザック □ザックカバー □シュラフ □マット □登山靴 □替え靴紐 □雨具 □防寒具 □帽子 □軍手/手袋 □タオル □水 □行動食
□非常食 □ゴミ袋 □カトラリー(フォーク、スプーン類) □コッヘル(食器) □ライター □トイレットペーパー
□着替え・温泉セット□ヘッドランプ □予備電池 □エマージェンシーシート □地図 □コンパス □筆記用具 □遭難対策マニュアル □計画書
□学生証 □保険証 □現金 □常備薬 □マスク □消毒用品 □日焼け止め (□モバイルバッテリー □サングラス □歯ブラシ
□トレッキングポール □サポーター/テーピングキット □熊鈴 □コンタクト/眼鏡)

地図と遭難対策マニュアル【携行版】(https://drive.google.com/file/d/1tFVnRyyzZzPN4tPVkmnb4GBeB9Vl2s9Q/view?usp=drivesdk
)は印刷して必ず持参してください

計画書と遭難対策マニュアル【自宅版】(https://drive.google.com/file/d/16UjEZw1UknRMrA_nT63YRyAuc_p0SW2o/view?usp=drivesdk)は緊急連絡先の方にも渡しておきましょう(非常時への備え)

■地図
25000分の1:「蓼科山・蓼科」
山と高原地図:「八ヶ岳」

■共同装備
テント エスパース 上岡☑
    エアライズ3 柳内☑
    ステラリッジ03 No.1 牧原☑
なべ 梅・小梅 井本☑
ヘッド 緑1,緑8 紀野☑
カート×3 高原☑
調理器具セット ガジャマダ 牧原☑
救急箱 エーデルワイス 嶋津☑

【~装備ノートの使い方~】
①装備ノート(https://raicho-eq-note.vercel.app/protected)をMLに登録済みのGoogleアカウントで開く
②Home何をここに書こう?と出てきたら持ち出し(↑)をクリック。
③「装備」という文字の横の「全表示」をクリック。
④自分が持ち出し担当の装備をリストから探し、名称左にあるチェックマークを押す。山行名を選択して右下の「持ち出し」をクリック!




■食当
夜 牧原 チーズそば(メニュー立案:井本)
朝 井本 トマトリゾット
アレルギー等:

■遭難対策費
200円×10名=2000円

■悪天時
前日12:00に判断。グループLINEで共有する。

■施設情報
□山小屋
〇双子池キャンプ場(宿泊地。10名3張で予約済み→確認メール)
10:00~16:00に受付。090-4821-5200
https://www.tateshina2531.com/futagoike-campsite
汲み取り式と仮設トイレ屋外にあり。ペーパー有。キャンプ場利用者は宿泊料金にトイレ利用料も込み。
※キャンセル料なし。



北横岳ヒュッテ
要予約 090-7710-2889(予約)、090-3140-9702(現地)
(https://kitayoko.com/)
・大河原ヒュッテ 休業中
(https://mt-yatsugatake.jp/yamagoya/yamagoya-308/)
・蓼科山荘
トイレあり 要予約 090-1553-4500
電波状況:docomo 〇、au △、softbank △
(https://www.tateshina2531.com/tateshinasansou)
・蓼科山頂ヒュッテ
トイレあり 要予約 090-7258-1855
(https://www.tateshinayama.com/)




□避難小屋
□水
双子池キャンプ場に水場あり。キャンプ場利用者は無料。
□トイレ
□電波情報
docomo ×
au  〇 小屋周辺のみ
softbank ×
※双子池周辺は、電波状況が大変悪い。
 連絡の必要がある場合、双子池から双子山方面へ
 15~20分歩くと電波が繋がり始める(公式サイトより)

□温泉
近場になし
■備考
□日の出日の入り
日の出 19:07(北横岳)
日の入 4:36(北横岳)
□連絡先等

□東大連絡先
教養学部学生支援課 ※開室9:00-16:50(平日)
駒場正門守衛室 ※常時対応可 Tel: 03-5454-6666
□現地連絡先
長野県警察佐久警察署 0267-68-0110
長野県警察茅野警察署 0266-82-0110
長野県警察本部地域部山岳安全対策課 026-233-0110
□交通機関
・第一交通(茅野) 0266-72-4161
・アルピコタクシー(茅野) 0266-71-1181
・アルピコ交通茅野駅前案内所 0266-72-2151
・北八ヶ岳ロープウェイ 0266-67-2009


7/5-6 北横岳・蓼科山記録
作成者:牧原
■日程 7/5-6(土-日) 一泊二日 予備日なし
■山域 八ヶ岳
■天気 晴れ(1日目の夕方~早朝にかけて雨)
■メンバー
 CL牧原(46) SL上岡(46) ◯森本(47) ◯井本(47) ◯紀野(47) ◯CHEN(47) ◯高原(47) ◯柳内(47) ◯嶋津(47)
■共同装備
テント エスパース 上岡☑
    エアライズ3 柳内☑
    ステラリッジ03 No.1 牧原☑
なべ 梅・小梅 井本☑
ヘッド 緑1,緑8 紀野☑
カート×3 高原☑
調理器具セット ガジャマダ 牧原☑
救急箱 エーデルワイス 嶋津☑


■総評
テント泊、雷鳥での山行経験が少ない47期向けのステップアップ山行として計画したが、サブザック行動がなかったことや岩場、勾配の急な下山、雨の中のテント泊など想定より体力や技術を要するものになった。一日目は夕食中の午後16時頃から雨が降りはじめたがメンバーの迅速な撤収が功を奏し体調不良者も出ることなく当初の計画通り下山することが出来た。行動中は天気に恵まれ、蓼科山頂から雄大な景色を堪能した。


■タイムスタンプ(到着時間)
【1日目】
11:15山頂駅
11:57北横岳ヒュッテ
12:04七ツ池
12:07北横岳ヒュッテ
12:17北横岳(南峰)
12:26北横岳(北峰)
13:59亀甲池
14:40双子池キャンプ場
14:45双子池ヒュッテ(ここで受付後、双子池キャンプ場でテント泊)

【2日目】
3:50双子池キャンプ場
3:59双子池ヒュッテ
4:44双子山
5:13大河原峠
6:43蓼科山荘
7:27蓼科山荘ヒュッテ
7:29蓼科山
7:33蓼科神社
7:56蓼科山
11:39石臼台別荘地


■ルート概況(牧原)
・山頂駅~北横岳ヒュッテ
北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅を降りると坪庭が広がる。観光地のため道も整備されていて歩きやすい。坪庭を抜けると登山道が始まる。
・北横岳ヒュッテ~七ツ池
北横岳ヒュッテに到着し、右の分岐を進むと5分程度で七ツ池につく。なだらかな下りで進みやすい。
・北横岳ヒュッテ~北横岳
北横岳山頂直前の階段に体力消耗する。
・北横岳~亀甲池
山頂は比較的広く安心。山頂の標識に山頂からの分岐について説明書きがあるため、この指示に従い進む。北横岳から大岳へ行く分岐は難路であり滑落や遭難が多い。双子池キャンプ場に向かうには必ず亀甲池を経由して向かうことが強く推奨されており、途中で道を間違えたと気づいたら引き返し、再び亀甲池経由で向かう方が早い。(キャンプ場公式HPより)
・亀甲池~双子池キャンプ場
思った以上に遠い。危険個所は少ないが倒木や段差の大きい箇所がいくつかあり注意が必要。メンバー間での注意箇所の共有が必須。
・双子池キャンプ場~双子山
双子池ヒュッテから双子山への道の開始地点がとても分かりにくい。笹が道に重なっておりかき分けて進む。今回は雨あがりだったため当日は晴れていたがかなり濡れた。雨上がりの場合雨具を着ていた方が良いだろう。双子山直前に峠のような開けた場所に出る。ここに到達すると平らな道で歩きやすい。道は広いが左右に緑のロープが敷かれており(おそらく植生保護のため)緑のロープ内を進むよう注意
・双子山〜大河原峠
難所は特にない
・大河原峠~蓼科山
蓼科山直前には急登の岩場が続く。足場が悪い場所や難所はなく初心者でも登りやすいが体力を消耗するためこまめな休憩が必須。
※後日ヤマレコのサイトを見ていたところ、この区間のグレーディングが2Bとなっていた。募集時は3Aとしていたが、実際のコースは全体を考慮すると3Bに該当すると考えて良いと思う。
・蓼科山~石臼台別荘地
蓼科山から蓼科山登山口に下るまでの道はかなり勾配が急で長い。雨あがりのため滑りやすい箇所もあった。


■山行記
1日目(嶋津)
 僕の場合Yahoo乗換案内で最寄り駅5:00発に乗らないと集合時刻に間に合わないと言われていたのだがそれに間に合わなかった。息を切らしながらもう一度調べてみると、5:18発でも行けると表示され、なんだまだ大丈夫なのかと思ってよく画面を見たら途中から特急列車に乗る行程だった。もともと特急に乗るつもりはなかったが仕方がないので車内で特急券を購入して特急に乗車、茅野駅に間に合った。遠出をする際は、どんな行き方が存在してそこからどの行き方を選ぶのか前日までにきっちり調べておかなくてはいけなかったと反省する。特急あずさの乗り心地は快適だった。
 茅野駅でメンバーが集まった(9:00)。一人登山靴を履き忘れてきてしまい、帰ってもらうことになってしまった。後から思えばあの路は登山靴ではないと厳しかっただろうから、仕方のないことであった。残りのメンバーはバスのチケットを購入して乗車。同じ高校の紀野(同じB1だが高校では一年下!)と話したりしながら40分後着いたのはロープウェイ乗り場(10:30)。ロープウェイは頑張ったら100人乗りそうな大きな箱で、少し空いた窓から涼しい風が来る。立ち枯れや鹿を見下ろすことができた。上界の涼しさを感じながら着いたのは山頂駅、ここから登山を開始した(11:11)。
 メンバーにロシア語選択が二人もいて、あとイタリア語選択もいる。比較的珍しいのが集まっている。一方僕はスペイン語の期末用のプリントをザックに詰め込んできた…歩き始めてすぐ坪庭が見えてくる。僕が見たことのない類の景色で、まさに自然に造成された「庭」という感じだった。しばらく進んで、在京責任者に行程報告のLINEをしようとなったが電波の接続があまりよろしくない(12:10)。なんとか連絡できたので良かったが、電波が繋がらなくなることを考えて繋がる段階で最新の天気予報を取得する等しておく必要があったと感じた。そういえば塗っていなかったなと、日焼け止めを標高2000メートルで開けたら、中身が吹き出して止まらなくなった(2名)。そして北横岳南峰(12:20)、北峰(12:30)!
山頂から見える長野の山並みは美しかった。そろそろ北峰を発とうかという時、Chenさんの眼鏡がどこかに行ってしまったらしい。胸ポケットに入れていたそうなのだが風で飛ばされたのだろうか?北峰で15分くらいみんなで探した。自分も視力が悪く眼鏡を常着しているので予備の眼鏡やコンタクトを持ってくるべきだなと思った。結局見つからず、森本さんの眼鏡を借りて出発する(12:50)。
 個人的に、下りは登りよりつらい。それなりの大きさの石がゴロゴロしていて困る。足の踏み場がないとはこういうことだと思う。一歩一歩慎重に下る。と、ついに眼鏡を発見した。リュックのショルダーストラップのポケットに入っていたらしい、見つかってよかった。下って下って亀甲池(14:00)。山に囲まれた穏やかな池。そして予定時刻より数十分ほど(多分)遅れて双子池ヒュッテ(14:50)。
 双子池ヒュッテで手続き。なんかこの日は年一回(?)の山ごはん会みたいなのをヒュッテでやる予定らしい。他の登山客はベンチで料理をしていた。あとアブ(蜂だと思ってた)がずっと周り飛んでてちょっと慣れなかった。
 開けた場所にある小便器はドアがなく、後ろは丸見えであった。ヒュッテ利用客は無料で使用できる。
 ヒュッテで水を汲む。雄池(双子池は雌池と雄池から成る)の水を消毒して蛇口から出しているらしい。おれは消毒してへんのそのまま飲んでも腹壊さんけどな、とヒュッテのおっちゃん。そして一行はテント設営場所を探した。平らで岩が無いところに三棟、できるだけ近くに建てたい。と、なんかちょっと降ってる気がする。しばらくして場所を決め設営(15:10)。僕は初めてのテント設営だった。設営しているうちに、十割そばがとわりだとかじゅうわりだとか言う会話が食事担当の方から聞こえてくる。もう調理を開始しているようだった。テントの近くに、丸太の簡易ベンチみたいな構造物が、中央のテーブルみたいな平岩を囲むように四つあり、そんな食事にちょうど良すぎる場所で麺が茹でられている。わかめ出しのスープにチーズとかチキンとか入ってる蕎麦が美味しかった。食当に感謝。僕がこの一日目の記録を担当することはそこで決まったことである(16:10)。食べていると雨が強くなってきた。食べ終わったらテントへ避難。本格的に降ってんな、大丈夫かな、このテントほんまに四人用か三人でちょうどくらいやぞ、おれのシュラフ丸めてもでっかくて荷物つめんの大変やったわ安いやつやから、ちゃんとしたん買わなあかんな…
僕たちのスマホでは電波が繋がらないので、先輩がたがヒュッテの人に明日の天気予報を聞いてくださった(17:30)。これから雨は次第に収まるそうで安心した。雨の中で外を歩いても、雨具のおかげで全然体に水が触れず、体が冷えない。ゴアテックス流石だな。2時半に起きたときに星空見れたらいいな。早い人は18時に就寝。この文章の下書きをその時に書いて、僕は19時に寝た。




2日目(森本)
 2時半にアラームが鳴ると、楓月ちゃんとちほちゃんが素早く出発・食事の準備を始めた。私はもたついてしまい、テントから出るのが遅れてしまった。ごめんなさい、、、
 外に出ると雨はもう止んでいた。みんなでトマトリゾットを食べた。やはり温かいものは身体に沁みる。今回の山行のメニューは2日分ともちほちゃんが考えてくれた。頼もしすぎる…!その後お手洗いと水分補給を済ませ、4時くらいに双子池キャンプ場から出発した。夜空に星が少しだけ見えていた。ヘッドライトを装着し、ササが生い茂った道をかき分けながら進んだ。前日の雨で葉が濡れていて服がかなり湿ったし、勾配もきつかった。また、この辺りで電波が通じるようになった。キャンプ場にはシカが樹皮を剥いだ木が何本もあり、夜もシカの鳴き声が聞こえた。ササが食べ尽くされていないのは、シカの密度がそこまで高くないからだろう。また、後日調べたらこのササはクマザサという種類で、シカの採食圧に強いらしい(?)。しかし、いつかシカが今以上に増え、採食圧に負けてしまう日が来るかもしれない…
 30分あまり登ると尾根に出た。前方は霧がかっていたが、風が気持ちよかった。すると、進行方向右手に朝日が見え、みんなで写真を撮った。そこから少し進むと、「双子山山頂」の碑に到達。そしてまたササの道を進んだ。雨のせいで足元がかなりぬかるんでいた。
 5時過ぎに大河原峠登山口に到着。昨日はここでエスケープルートをとり、タクシーで帰ることを検討していたが、天気が回復したため山行を続けることになった。さらに、綺麗な雲海も見ることができた。きっとみんなが徳を積んでくれたおかげだろう。
 休憩を終え再び歩き出す。「佐久市最高地点」やシラビソの縞枯れを通り過ぎると、蓼科山荘に到着。いよいよこれから岩場を登る。最初は小さめの岩が多かったが、徐々に大きな岩が増えていった。ここで帽子にトンボ型の虫除けをつけたおじさん一行に出会った。「若者たちからパワーをもらわないと!」と元気な言葉をかけてもらった。果てしなく岩場が続いていく。ふと後ろを振り返ると、そこには今まで登ってきた岩と雄大な山々が見えた。すごい場所を登っているのだなと実感した。大きな岩を全身を使って登っていくというのは初めての経験だった。本当に楽しかった。
 岩場を終え、ついに蓼科山山頂に到着!岩だらけの地面が広がっていた。46期の2人によると、こんなに安全で広い山頂は珍しいようだ。山頂碑の少し向こうに小さな鳥居と展望台があった。鳥居近くに荷物を降ろすと、展望台に向かって1年生たちが元気に岩の上を走って行った。思わず、若いなあ、と呟いてしまった。展望台からはアルプスの山々がそびえ立っているのが見えた。集合写真を撮ろうとしていたとき、先ほどのトンボのおじさんが再登場。写真を撮ってくださることに。「若いんだからピースなんてしてないで、もっと(両手を広げて)ウェーイってしろよ〜!」と再び元気な言葉をいただいた。写真を撮っていただきありがとうございます。
 山頂碑でも写真を撮ったあと、先頭が楓月ちゃんから上岡くんに交代になり、下山を開始。山肌の岩場を下っていく。こんなところに鎖を設置した先人たちはすごいなあとしみじみ感じながら、注意して下りていった。下っていくにつれて大きな岩はなくなったが、今度は中くらいの岩が地面に広がっている地点が続いた。斜面が滑ったり岩が浮いたりと特に注意が必要で、精神的な疲労が大きくなった。結構長い間下っていたと思う。ペースも落ちてしまったようで、巻いていたのが時間ぴったりくらいになった。
 この道を抜けると、今度は地面がふかふかしてきた。ここで道を間違えたことが発覚し、後ろの人から引き返すことになったため、オーダーが逆転した。私は後ろから2番目になったのだが、前方との差が開かないようにしないと、と焦りが生じてしまった。そのため、水分休憩後に前方へと戻してもらった。
 少し歩くと車の音が聞こえてきた。登山道を抜け、蓼科山登山口のバス停に到着。ここから茅野駅まで行くバスは16:27発しかないので、石臼台別荘のバス停まで車道を歩いた。歩き始めたときはまだ10時半過ぎだった。朝活っていいですね。ちなみに、ちほちゃんは最近朝活にハマっていて、登校前に渋谷などのカフェでモーニングを頼んでいるそう。優雅だなあ。道中に女の神氷水という湧き水があり、高原くんが髪を洗っていた。気持ちよさそうだった。夏休みの予定や運転免許などについて話しているうちに、石臼台別荘のバス停に到着。12時過ぎにバスに乗り、1時間弱で茅野駅に着いた。電車まで少し時間があったため、駅のコンビニでアイスを買って食べた。登山後の信玄餅アイスは格別に美味しかった。
 ホームに下りると、突如上岡くんの銀マットが線路に落下(!)。固定する紐が緩んでいたようだ。幸い運行に支障はなかったが、常に落とし物には気をつけようと思った。
 電車に乗ると、好きな歌手や兄弟構成などについて話した。紀野くんには双子(女性)、楓月ちゃんには妹が3人もいると知りびっくり。この後はみんなで恋バナを始めた。乗り換えを挟み、1年生たちが恋バナを超えた恋愛論や人生観についても激しく議論していた。特に嶋津くんと紀野くんは白熱していた。残りのメンバーも何か議論しようということで、まずは「人はなぜ山に登るのか」について各々自論を述べた。上岡くんが読書中の『暇と退屈の倫理学』を引用しながら解説してくれた。人間がわざわざ山に行ったり、高いところから見た景色を美しいと思ったりするのは、狩猟採集時代に移動生活を送っていたときの血が関係しているそうだ。数学のみならず哲学の知識も豊富で、上岡くんの引き出しの多さにも驚いた。その後も歴史や小説、作家などの話にも発展して面白かった。結局一番盛り上がったのは恋バナだったけれども。そして高尾駅に着くと、京王線組と中央線組に分かれ、それぞれの家路についた。
 改めて、CLの楓月ちゃん、メンバーの皆さん、素敵な時間をありがとうございました!また一緒に登山しましょう。


■感想
CL牧原
・1日目雨が降り、先の行程が不安になりましたが2日目晴れて良かったです。テント場は電波が通じなかったため紙の計画書持参の大切さを感じた。(紙地図も47期持ってて安心。当たり前かもですが本当に大事)
・茅野駅発のバスはかなり混む。40分前に集合して最前列で並べたが混み合うので早めの集合が望ましい。
・自分がCL、SLをやった山行で雨になったのは記憶の限り初めてだった。去年の蝶常念縦走での雨などを経験していたため絶望感をそれほど感じずに比較的冷静にいられた気がする。山行の数を積むのも大事だと思った
・CLとしての実力不足を感じた。特に誤って普通の靴で家を出てしまったメンバーに対し一時参加許可を出してしまったことについて猛省。止めてくれた在京の深田くん本当にありがとうございました。次は早く最適な判断が出来るようにCLとして責任を持って指示を出せるよう努めます。
・蓼科山の山頂はこれまでに経験したことのない広さで最高の気分になった。
・食当のちほさん立案のチーズそばは本当に美味しかった。また食べたいです
・二日目の出発を早くしたことで双子山山頂で日の出も見れて最高だった。この時は霧がかっていたがこの後晴れて嬉しかった
・ロープウェイが以前みた映画のロケ地でどうしても気分があがってしまった。100人乗りロープウェイと謳っていたが実際にはどうなのだろう。
・茅野からの帰りは長いはずだが色々話していたら短く感じられた。
・初の泊りCLで、やはり日帰りCLやSLよりも緊張感を持ち難しさも感じたが、メンバーに支えられやり遂げることが出来てよかった。ありがとうございました!


SL上岡
・ロープウェイや双子山から見た日の出、蓼科山山頂周辺からの景色など、感動ポイントが多くて満足度高めでした!!
・蓼科山頂上付近はかなり岩々していて楽しかったです
・47期のみなさんテント場での行動が素早くとても頼りになりました
・長い帰りの電車も、会話が盛り上がって退屈しませんでした
・指示出しや道迷い、銀マットをホームから落としたこと(電車の運行には問題ありませんでした)など、個人的に反省すべき点が多かったです
・いろいろなトラブルがありましたが、頼もしいCL、メンバーのおかげで最後までやり通せたと思います!感謝!!
◯森本
・新歓以来の山行&初テント泊だったので不安もありましたが、無事に楽しく登ることができました!装備や行動食についての私の質問に快く答えてくださった方々、本当にありがとうございました。
・夜にテントの中で鳥などの鳴き声と雨の音を聞いて、「夏は夜」をしみじみ感じました。
・2日目の岩場が最高に楽しかったです!!
・立ち枯れや雲海、朝日を見たり、ササをかき分けたり岩場を進んだりと、なかなか刺激的な登山でした。登山の大変な面、危険な面も身をもって体感できて勉強になりました。
・予め山の植生や歴史について調べてから登ろうと思いました。
・帰りの電車で皆さんと議論ができてとても楽しかったです。

◯井本
・ロープウェイ山行は初めてだったのでとても胸が高まった山行でした。
・コースタイムは短かったが、傾斜が急なところが多かった。
・今まで下り方を意識してこなかったがうねうねすることでつま先の負担を減らせることを教わったのでこれから意識したい!
・景色最高すぎた
・蓼科山の岩場は大変だったがまた岩場山行にチャレンジしたくなった
・食当はどちらも割とうまくいったが、蕎麦は袋麺を買ってもらうべきだっただけに悔しい、チーズ蕎麦最高すぎん?
・意外と朝みんな食べない
・帰りの電車もとても楽しかった
◯紀野
・2度目の北八ヶ岳ロープウェイでしたが、前にそこで買った人形がまだ置いてあって嬉しかった
・慣れないテント泊で、雨も降っていましたが、先輩をはじめ経験豊富な方々に大いに支えられた。本当にありがとうございます。頼もしすぎました。
・木製のテーブルと椅子を使って、美味しいご飯をみんなで囲んで食べるその雰囲気といったらもう…
・山頂の景色が綺麗すぎた。北アルプスの山や、まだ雪が残っている山を見れて良かった。感動。
・YouTubeで見たような、雄大な景色を横目に岩場を下る経験ができた。意外と怖くなかった。
・超久しぶりにガチ議論が出来た。何気ない会話もいいが、人の考え方を知れるのがとても面白い興味を持って聞いてくれてありがとう
・山はとても涼しくて心地よかった。高尾で降りた時暑すぎた。
◯CHEN
・初めて雨の中でテント泊してた。思ってたより楽しくていい経験になった。
・霧がかった登山道で朝日が見れてほんとによかった。めっちゃ綺麗だった!
・神社を2つ見つけて、ちょうど5円玉が2枚あったから山行の無事をお願いした。
・うっかりメガネを落としたかと思ってめっちゃ焦った。探してくれたみんな本当にありがとう、迷惑かけてごめんなさい。めっちゃ感謝してる。
・今回のコースはちょっとハードだと思ったけど、みんな本当にすごいなって思った。
・帰りの電車でみんなの話を聞いてる時間がすごく楽しかった。
・食事すごく美味しかった!担当してくれた人、山行を企画してくれた牧原さんとメンバーみんな、本当にありがとう。めっちゃ貴重な経験になった。
◯高原
・ロープウェイ楽しかった
・初手から高山の風景を見れて最高
・テント場とトイレが離れてるの不便だったなあ
・チーズ蕎麦案外美味しかった。流石先生
・岩場は楽しい
・ヤスデはキモイ
・下界に降りた後のアイスは最高
◯柳内
・テン場では雨が降りましたが行動中は晴れ、雄大な景色を堪能できました
・特に1日目は涼しくてそれだけでも行った甲斐がありました
・蓼科山山頂雰囲気めっちゃ良かったです
・食事、夜も朝も非常に美味しかったです
・久しぶりにメインザックを背負ったら思いの外疲れ、体力の衰えを感じました
・下山後は疲労からほぼ無言or寝てるだけだったのは申し訳なかったです
・下りの岩場で何度かヒヤリハットを起こしてしまったので、急な斜面を下る時は今まで以上に足元に気をつけたいです
◯嶋津
・(家を出てまず最初の電車に乗り遅れたので買う予定のなかった特急券を急いで買って結果ゆったりできた +1500円)
・食当が作ってくれたチーズ入り蕎麦特に美味かった
・初のテント泊はぼちぼち寝れて良かった
・下り方が上手くないのか、下りの岩場で膝がきつかった
・北横岳、双子山、蓼科山で登山路や頂上の様相が異なっていて非常に面白かった、一度にこんなに登ったのは初めての経験でまぢ楽しかった
・素晴らしい機会をありがとうございました!メンバーの皆に感謝