2025/9/14 雨乞岳
雨乞岳計画書(餓鬼岳転進案) 第3版
作成者:油井・佐藤
■日程 9/14(日) 日帰り
■山域 南アルプス
■目的 登頂
■在京責任者 田口
■在京本部設置要請日時 9/14 20:00
■捜索要請日時 9/15 08:00
■メンバー ( 2人)
CL油井(45) SL佐藤(46)
■集合
9/13 9:57 高尾発甲府行きの車内
■交通
□行き
9:57 高尾-11:41 甲府
甲府駅北口第2からタイムズカーシェア(ノア)
前泊地の町民広場キャンプ場へ(富士見町B&G海洋センターで17時までに受付)
当日、キャンプ場から石尊神社駐車場へ(15km、25分)
□帰り
石尊神社駐車場→甲府駅北口第2
甲府駅終電:21:05/21:16あずさ/21:36(/22:09)
■行程
雨乞岳登山口-2:50-丸山-0:50-水晶ナギ分岐-0:55-雨乞岳-0:40-水晶ナギ分岐-0:20-水晶ナギ-0:20-水晶ナギ分岐-0:50-丸山-2:05-雨乞岳登山口
【8:55/14.1km/↑↓1511m】
※天候次第では先に水晶ナギに寄る可能性もあるが、案外時間がないのでペースを考慮
■エスケープルート
基本的に引き返す、そのまま下山(水晶ナギは時間次第でカット)
山頂付近で緊急時はヴィレッジ白州に下山(1時間半ほど短縮)
雨乞岳-0:55-水場-1:25-雨乞岳登山道入口(平久保池)
■個人装備
□ザック □ザックカバー □登山靴 □替え靴紐 □雨具 □防寒具 □帽子 □軍手/手袋 □タオル □水 □行動食 □非常食 □ゴミ袋
□ヘッドランプ □予備電池 □エマージェンシーシート □地図 □コンパス □筆記用具 □遭難対策マニュアル □計画書 □学生証 □保険証
□現金 □常備薬 □マスク □消毒用品 □日焼け止め (□モバイルバッテリー □サングラス □歯ブラシ □トレッキングポール
□サポーター/テーピングキット □熊鈴 □着替え)
※運転に適した靴、免許証、初心者マーク、ETC(油井)
■地図
25000分の1:「甲斐駒ヶ岳」「長坂上条」「小淵沢」
山と高原地図:「北岳・甲斐駒」
■共同装備
救急箱:エーデルワイス(油井)→佐藤谷川に渡す
〈前泊用〉
テント ステラ3: 油井
なべ 小竹: 油井
ヘッド 緑10: 油井→油井→佐藤(19からの劔へ渡す)
カート 2つ: 油井1・佐藤1
調理器具 ディド: 油井→佐藤→佐藤(19からの劔へ渡す)
■遭難対策費
100円×2名=200円
■悪天時
前日までに判断
■施設情報
□水
ヴィレッジ白州側に水場(沢水):エスケープ上
□トイレ
なし、道の駅はくしゅうなどで済ませる
□温泉
・尾白の湯:830円,10:00-21:00,ドライヤー有料,PayPayまたは現金
・むかわの湯:webクーポン提示で730円,10:00-21:00
■備考
□日の出日の入り(雨乞岳9/13)
日の出 5:29
日の入 17:56
□連絡先等
山梨県警北杜警察署 0551-32-0110
台ヶ原駐在所 0551-35-2721
大泉タクシー(小淵沢駅・長坂駅)0120-382-312
小淵沢タクシー(小淵沢駅)0551-36-2525
雨乞岳記録(燕・餓鬼岳縦走転進案)
作成者:油井・佐藤
■日程 9/14(日) 日帰り
■山域 南アルプス
■天気 曇り
■メンバー
CL油井(45) SL佐藤(46)
■共同装備
救急箱:エーデルワイス(油井)→佐藤
〈前泊用〉持ち出し→持ち帰り
テント ステラ3: 油井→油井
なべ 小竹: 油井→佐藤(19からの劔へ渡す)
ヘッド 緑10: 油井→油井→佐藤(19からの劔へ渡す)
カート 2つ: 油井1・佐藤1→油井
調理器具 ディド: 油井→佐藤→佐藤(19からの劔へ渡す)
■総評
足も会話もテンポよく弾み、雨に降られる前に下山することができた。先週下った日向八丁尾根を前景に富士山や鳳凰三山を望むこともでき、予想以上に充実した山行となった。
■タイムスタンプ
5:40 雨乞岳登山口
7:40 ホクギノ平
8:25 水晶ナギ分岐
8:40 水晶ナギ
9:05 水晶ナギ分岐
9:30 雨乞岳
10:50 ホクギノ平
12:05 雨乞岳登山口
【6:25/15.3km/↑↓1493m】
■ルート概況
・序盤は繁茂した草を掻き分けるところもあるが道は明瞭
・ホクギノ平までは林業用だったのか九十九折の掘割道が続く
・ホクギノ平からは笹原と針葉樹林の歩きやすい道
・水晶ナギまでは破線だが道は明瞭、危険箇所もない
・雨乞岳直下は急登、滑りやすくアザミもあるので注意
■山行記(佐藤)
4時起床。前泊に使用した富士見町の町民広場キャンプ場は芝生で(地面が杜夢平)、気温も程良かったためよく眠れた。空を見上げると下弦の月が浮かんでいた。先週の甲斐駒ヶ岳ではまん丸満月を見たのにもう半月か、と改めて月の満ち欠けの速さに驚く。毎日見ていると変化がないように見えるのに。朝食にはカレー雑炊なるものを作ってみたが、カレー粉不足で改善の余地あり。いつか満足いく食当をしてみたいものである。
5時にキャンプ場をあとにする。早朝の夜道運転は熟練ドライバーの油井さんにお願いした。うねうねした不規則な田舎道を通り抜け、30分ほどで石尊神社の駐車場に到着。先着が2台いる。心配していた天気だが、12時に2mm,
15時に6mmの予報で、なんとかもちそう。降られる前に下山したいところだ。
石尊神社は下山後に寄ることにして、ひとまず山頂を目指して出発。日の出時刻は過ぎており、尚且つ東側斜面にも関わらず、森に入ると薄暗かった。ヘッドランプを点けてもいいくらいだ。道は明瞭で、油井さんを先頭に高度をあげる。かつては林業用の道だと思われる幅広い道があったり、花崗岩の砂礫が露出している道があったりした。基本的には緩い傾斜が続き、お散歩コースだぁと言いながら歩いた。トゲドケの栗とどんぐりが落ちていて、下界より一足早く秋の訪れを感じた。
前を歩く油井さんの足下で何かが動いた!!岩だと思ったら巨大なカエルさん。びっくりした。昨日の雨のおかげでカエルさんは元気そうだし、そこら中に生えているきのこも艶々だった。また、鳥の巣のように丸っこくなった蜘蛛の巣が木々を装飾している。お猿さんも見たし、キツツキが木を突く音も聞いた。植生が変化も面白い。今日は最初から最後まで樹林帯歩きではあるものの、近くの自然が楽しませてくれた。歩き始めて2時間ほどのホクギノ平で休憩した。サントリーの作業小屋が建っていた。この辺りからは一面に広がる笹原を進む。
左手側にオベリスクが見えた。今日は登れるだけで充分、展望はなくてもいいや〜、という気持ちで入山したので、予想外の展望に歓喜。天気が悪化する前に雨乞岳の展望スポットである水晶ナギに寄ることに決めた。標識のある分岐から15分ほど歩くと、花崗岩の砂のビーチが現れる。先週通った日向山のビーチは暑くてたまらなかったが、今日は風があって快適だ。特に標識はないが、水晶ナギはビーチから少し歩いた場所である。両側が切れ落ちた砂場でなかなか危ない。転けたら谷底まで落ちそうだし、スマホを落としたら取りにはいけないだろう。踏み跡は先の方まであったけれど、怖いのである程度のところまででやめておいた。日向山、鳳凰、富士山の左半身が見える。残念ながら鋸岳や南アの貴公子甲斐駒ヶ岳は雲の中。また会いに来よう。振り返るとこれから向かう山頂が見えた。
水晶ナギの分岐に戻り山頂へ向かう。縦に200mほど急登を登れきれば山頂!登った感があるのはこの区間だけだった。細い登山道のど真ん中にすくすく育っているアザミが、登山者の少なさをあらわしている。山頂からは富士山と雲海が見られた。今日の展望スポットは水晶ナギのみだと思い込んでいたので嬉しい。しかも案外天気が良いではないか!
他の登山者がいらしたので我々は下山開始。山頂直下の急坂が非常に滑りやすかった。細いロープが垂れているが頼りないので触らない。登りでは気が付かなかったが、サルオガセがたくさんぶら下がっていた。
水晶ナギ分岐以降はお散歩コースに戻る。マウンテンバイクで下れそうな道だなあ、と思いながら歩いていた。いつだっただろうか、だいぶ下った時点でふと、山頂以降休憩してなくないか?ということに気がついた。先頭失格すぎる。まあ歩きながらゴクゴクもぐもぐしているので問題はないだろう。後輩がいる山行でなくてよかった。あと40分で下界なのでそのまま歩き続けた。自分より後ろを歩く油井さんが登山道に落ちているゴミを回収している。油井さんのゴミ発見能力は飛び抜けており、ゴミ探知機、略して「ごみたん」という名がついた(油井さんが自分で付けた)。お散歩道の下りに飽きかけたころ道路が見えた。
12時過ぎに下山完了。思ったより早く下りてしまった。日帰り山行にしてはCT長めだが、ほとんどが歩きやすい道で体感時間は短い。また、入山者が少なく、静かな登山ができる好みの山だった。餓鬼岳縦走中止の判断をしたときは項垂れたが、雨乞岳に来られてよかった。餓鬼岳にはまた行きましょう。
車にザックをおいて石尊神社に参拝する。山頂直下よりも疲れるという噂だ。まず鳥居をくぐった後の濡れた坂が滑る。下界のつもりで地面を蹴ったのが良くなかった。次に長くて急な階段が現れた。奥多摩の鋸山山麓にある愛宕山の階段を思い出させる。山行中よりも息がきれた。はあはあ言いながら登り切ると、静かな森にひっそりと社殿が佇んでいた。いい雰囲気だ。無事に下山できました、と報告した。下りの階段は滑りやすい上に段が傾いていて恐ろしい。この山行の最大の危険箇所と言っても過言ではない。下山連絡ならぬ下神社連絡をしたいくらいだ。車道まで戻って漸く気が抜けた。そして2週連続の尾白の湯に入ってから甲府に戻った。
■感想
CL油井
・出発前は餓鬼岳に行きたかったのが本音だったが大満足の山行だった
・滑る滑る滑る、何度も転びました
・距離は長いが山頂直下以外は傾斜が緩いのであっという間
SL佐藤
・巨大なカエルさんにびっくりした。
・2週連続ほぼ同じ場所にある山に登ったが(先週は甲斐駒ヶ岳黒戸日向八丁)、好きな森なので楽しかった。
・紅葉の時期にまた来たいかも。
・2週連続で見たら御坂山塊に行きたくなってしまった。釈迦ヶ岳とか。
・餓鬼岳にはいつか行く!3泊4日常念山脈縦走(蝶ヶ岳〜唐沢岳)楽しそう。
・行ってないけど餓鬼岳小屋の方はとてもいい人。