2025/11/2 那須連山

那須連山山行計画書 第三版
作成者:朝倉
■日程 11/2(日)日帰り
■山域 那須
■目的 紅葉、北関東
■在京責任者 鈴木46
■在京本部設置要請日時 11/2 19:00
■捜索要請日時     11/3 6:00

■メンバー (確定 4人)
 CL朝倉(44) SL武田(47) ◯篠村(47) ◯折原(45)

■集合
タイムズ南大塚第7駐車場 11/2 6:00

■交通
□行き
11/2 南大塚第7駐車場〜沼ッ原駐車場
所要時間2:30~3:00(東北自動車道黒磯板室ICから45分ほど) 9:00ごろ到着
□帰り
11/2 沼ッ原駐車場〜南大塚第7駐車場 所要時間2:50~3:50(渋滞次第)

■行程(YAMAP)
【8:21/20.0km/1599m↑1599m↓】(YAMAP130%)
(最遅9:00出発)沼ッ原駐車場-0:25-日の出平登山口-1:01-姥ヶ平-0:24-牛ヶ首-0:48(南回り)-茶臼岳-0:26-峰の茶屋避難小屋-0:35-朝日岳-0:12-熊見曽根(峰に向けて右折)-0:47-三本槍岳(引き返す)-0:47-熊見曽根-0:30-峰の茶屋避難小屋-0:19-牛ヶ首(直進)-0:38-南月山-0:31-白笹山(右(西)の尾根を下る)-0:58-沼ッ原駐車場
※帰り際余裕があれば沼ッ原湿原を散策

※目標出発時刻(日の入16:49下山にぎりぎり間に合うペース)
茶臼岳: 11:45、朝日岳: 12:45、三本槍岳: 13:40、牛ヶ首: 15:00、日の出平: 15:15

※14:00までに南月山を出発できる場合モチベーション次第で黒尾谷岳ピストン
【1:44/2.9km/423m↑423m↓】

■エスケープルート・短縮
・〜牛ヶ首(帰り):引き返すまたはそのまま進み、牛ヶ首から姥ヶ平方面に下山
・牛ヶ首(帰り)〜日の出平:日の出平から日の出平登山口方面に下山
・日の出平〜:そのまま進む

※強風で稜線の通行を避けたい場合は早めに林道に下りて沼ッ原駐車場に向かう
・熊見曽根→三斗小屋温泉→姥ヶ平分岐→日の出平登山口→駐車場
【2:45/7.0km/266m↑863m↓】
・峰の茶屋跡避難小屋→沼原分岐→姥ヶ平分岐→日の出平登山口→駐車場
【2:07/5.7km/184m↑632m↓】

■注意点
・岩場、鎖場
朝日岳南側の鎖場、崖キレてる
・防寒
下半身・末端の防寒は疎かになりがち。カイロ、タイツ、靴下2枚履きなどが有効。
・積雪
・熊
極力薄暗い時間の活動は避ける
匂いの出るもの(食べ物等)はザック・テント内にしまう
熊鈴、熊スプレー、ホイッスル等を持参し、使用方法を確認する
装備や話し声、拍手等で存在を知らせる
遭遇時の対処法を知る
遠距離の場合、落ち着いて静かにその場から立ち去る。熊が人に気づいていなければ、物音を立てて反応を見ながら立ち去る。
近距離の場合、熊を見ながらゆっくり後退、静かに語りかけながら後退などして、落ち着いて距離を取る。走って逃げてはいけない。さらに近づいて来たら熊スプレーを用意する。
至近距離で突発的に遭遇した場合、熊スプレーの用意が間に合わない場合は、顔面・頭部をザックなどで覆い、致命傷を防ぐ。


■個人装備
□ザック □ザックカバー □登山靴 □替え靴紐 □雨具 □防寒具 □帽子 □軍手/手袋 □タオル □水 □行動食 □非常食 □ゴミ袋
□ヘッドランプ □予備電池 □エマージェンシーシート □地図 □コンパス □筆記用具 □遭難対策マニュアル □計画書 □学生証 □保険証
□現金 □常備薬 □マスク □消毒用品 □日焼け止め (□モバイルバッテリー □サングラス □歯ブラシ □トレッキングポール
□サポーター/テーピングキット □保温系インナー □ネックウォーマー □カイロ □ニット帽 □熊鈴 □コンタクト/眼鏡)

■地図
25000分の1:「那須岳」「甲子岳」
山と高原地図:「12 那須・塩原」

■共同装備
熊スプレー:ヌタック(篠村→朝倉)
救急箱:有紗(篠村→朝倉)
チェーンスパイク:QuickFit No.1,3,4, SnowSpike No.11(朝倉→各自)

■遭難対策費
100円×4名=400円

■悪天時
①10/31夕方の情報で判断
11/1が悪天の場合→谷川柄杓形は中止
②11/1夕方の情報で判断
▷11/1の悪天による雪の影響が小さそう
谷川岳周辺が11/2-3が好天の場合→谷川馬蹄形への転進
谷川岳周辺で11/2-3のどちらかが悪天の場合→中止 or 那須岳への転進(那須岳の天気次第)
▷11/1の悪天により谷川岳稜線上に積雪がありそう(基準はチェンスパ/軽アイゼンが必要そうかどうか)
那須岳周辺の積雪状況も悪い場合→中止
那須岳周辺は無事で、11/2-3のどちらかが悪天の場合→中止 or 1day那須岳(モチベーション次第)
那須岳周辺は無事で、11/2-3が好天の場合→那須岳への転進


■施設情報
□山小屋
・三斗小屋温泉煙草屋旅館(テント泊要予約 090-8589-2048(7~20時) 4張 1人2000円)
・三斗小屋温泉大黒屋(テント泊要予約 090-1045-4933(7~20時) 8張 1人1000円)
□避難小屋
・那須岳避難小屋(使用可能 20人)
・峰の茶屋避難小屋(緊急時以外使用禁止 30人)
・坊主沼避難小屋(使用可能 20人)
□水
ほぼなし
□トイレ
・沼ッ原駐車場
・那須ロープウェイ山頂駅(那須岳山頂から南東側に下りた先)
□温泉
・板室健康のゆグリーングリーン 0287-69-0232 10:00~18:00 大人500円
□電波状況
softbank: 沼ッ原を除く裏那須はほぼ入らない。稜線上も入るが、朝日岳〜三本槍は弱い
docomo: 沼ッ原を除く裏那須はほぼ入らない。稜線上も入るが、那須岳以北は弱い
au: 沼ッ原を除く裏那須はほぼ入らない。稜線上も入るが、県境以北は弱い

■備考
□日の出日の入り(11/3@茶臼岳)
日の出 5:58
日の入 16:49
□連絡先等
那須塩原警察署 0287-67-0110
南会津警察署 0241-62-1140
白河警察署 0248-23-0110
栃木県警地域部地域課 028-621-0110 

那須連山山行記録
作成者:朝倉
■日程 11/2(日)日帰り
■山域 那須
■天気 晴れ→曇り→雨

■メンバー
 CL朝倉(44) SL武田(47) ◯篠村(47) ◯折原(45)

■共同装備(持ち出し→携行→持ち帰り)
熊スプレー:ヌタック(篠村→朝倉→朝倉)
救急箱:有紗(篠村→篠村→篠村)
チェーンスパイク:QuickFit No.1,3,4, SnowSpike No.11(朝倉→各自→朝倉)

[その他](持ち出し→引き継ぎ)

カート1個:篠村→武田
エアライズ4 No.3:朝倉→武田


■総評
出発前から天候判断で慌ただしい山行だった。心配されていた天気は予想よりも穏やかで、おおかた初対面同士、仲を深めながら晩秋の火山散策を楽しむことができた。目的だった谷川連峰は目にすることさえできなかったが、結果的に北関東の新たな山域に足を運ぶ良い機会となったと思う。


■タイムスタンプ(当日の行程)
9:09 沼ッ原駐車場
9:35 日の出平登山口
11:35 茶臼岳
12:18 峰の茶屋跡
12:43 朝日の肩(デポ)
12:52 朝日岳
13:04 朝日の肩(デポ回収)
12:12 熊見曽根
13:27 朝日の肩
13:48 峰の茶屋跡
14:18 日の出平
15:19 日の出平登山口
15:42 沼ッ原駐車場
【6:33/16.3km/1161m↑1161m↓】

■ルート概況・雑感
メンバー漏れなく全員がひどく楽しみにしていた11/1-3の谷川柄杓形だったが、11/1の雨と11/3の雪、3日間に渡る強風が心配されたので、この時期に日帰りの谷川岳はご遠慮というメンバーのモチベーションも考慮して、事前の申し合わせ通り那須への転進を行なった。
〈牛ヶ首まで〉
那須連山のネームバリューと季節を考えると、沼ッ原湿原側からの登山者はあまり多くはない。前日の滑落死亡事故のために茶臼岳に出向いていた捜索隊と登山口から10分ほどの地点ですれ違ったが、先頭の方は熊スプレーを手に構えていた。それを見て怖気付いてしまい、直前に念のため購入したエマージェンシーホイッスルを5分間隔ぐらいで吹き鳴らしまくった。よく響く音だった。笹原は鬱蒼としており、木は8割ほどが既に落葉し2割ほどが鮮やかに紅葉していた。気候か火山活動による影響か、標高の割に木の背は低く視界は楽しかった。この辺りは専ら緩やかな登りが続くが、前日の雨による泥と元々ツヤっ気のある木の根で足元はかなり滑りやすくなっていた。姥ヶ平分岐手前の標高1500m辺り以降は山側の視界が開け茶臼岳の溶岩ドームが姿を表す。姥ヶ平は平らすぎて公園のようだった。この辺りから登山道を覆う物質も火山質の岩石に変わっていく。
〈牛ヶ首から峰の茶屋跡〉
登山者が如実に増える。特筆することはないが、東側の山麓の紅葉が絨毯のようで綺麗だった。とにかく混雑しているので、立ち止まる場所や追い抜くタイミングには気を配った。
〈峰の茶屋跡から熊見曽根〉
茶臼岳周辺と比べて若干登山者が減る。朝日の肩南側の鎖場を除き特筆する点は無い。鎖場は風化が激しそうな崩落箇所を通されるので、落石の誘発と被落石に気を付けたい。足元はしっかりしているので、通る分には難しさを感じなかった。我々は朝日岳に向かう前に肩でデポしたが、登りで10分ほどの位置なので人が多ければする必要もないと感じる。
〈牛ヶ首から日の出平登山口〉
個人的に、南月山だと思っていたピークが日の出平だと気づいたタイミングで南月山への登頂意欲が削がれた。時間帯の影響もあるが日の出平方面への登山者は少ないので、ホイッスルを鳴らし熊遭遇のリスクに備えた。下山も特段の注意箇所は無い。


■山行記(武田)
【はじめに】
本記録は、昨今の山行記録長文化の波をうけ、恥ずかしくない分量を書こうとした結果、無駄な修飾語や内容の逸脱が多くなってしまった。始めにお詫び申しあげます。

【本文】
集合は大塚のタイムズに6時。
秋の気まぐれな天気のおかげで、週末の計画は谷川岳柄杓型から、那須連山縦走→那須連山日帰りへと変更されていた。
9時までに登山口に到着すべく、朝倉さんがハンドルを握る。ところが、運転開始から一時間が経過したとき、朝倉さんが信じがたい事実を発見した。ガソリン残量があと1目盛りしかないのである。近くにSAなどはなく、ガソリンスタンドが近いICまでも15kmほど。仕方なくその15km先のICに向かっていると、とうとうその途中でなけなしの最後の目盛りまで消えてしまった。
詰んだ。

いつ車が止まるかと4人でわくわくしながらノロノロ進む車に乗っていたところ、ようやくICが見えて事なきを得た。

飛んで沼ッ原登山口。
快晴のもと、概ね予定通りの9時すぎに出発した。なお登山口を間違えて15分の遅れは生じたが、その後は朝倉さんの神CLで至極順調に行程が進み、姥ヶ平→牛ヶ首→茶臼岳山頂と歩く。途中の姥ヶ平・ひょうたん池あたりで視界が開け、茶臼岳が見えたときは感動した。

茶臼岳には目標より5分10分遅れて到着。この時点では雲も少なく、眼下に広がる紅く染まった山々は、まるで先日生まれた新内閣で高市早苗が踏みしめた、あの真っ赤なカーペットの如く輝いていた。

10分休んで朝日岳へ。鞍部を越える形の道で、片側がきれている個所もありハードな道だった。朝日岳をハントしたら当初の目標・三本槍岳の方向へ向かう。そして到着した熊見曽根と三本槍との分岐で、三本槍を眺めたうえで引き返すことを決定した。このとき時刻は13時前後であり、今後の天気予報とメンバーの体力を考慮した決定はとても良いと思った。
ここからは折原さんが先頭になった。前回の山行は梅雨前でブランクを感じる、疲れた、とおっしゃっていたが、そんなブランクがあるのにここまで歩けるのが凄すぎる。とにかく、全然元気そうにサクサク歩く折原さんを先頭にして牛ヶ首まで引き返した。

このあたりから雲が濃く、山も次第にガスりつつあった。景色が微妙なので、私は朝日岳と茶臼岳間でやまびこ合戦をしている可愛い声を聞きつつ、考え事をしながら歩いていた。どんな考え事なのかというと、
『この山行のメンバーは①朝倉泰毅さん②折原和樹さん③篠村斗基くん、と私の4人で、私以外の名前が全部「〜ラ 〜キ」である。もし、メンバーが私でなくて46期の牧原楓月さんだったなら(なお面識は皆無)「〜ラ〜キ」グループとして完璧だったなぁ…』
などというくだらない内容で、俗に言う「考え事をする男を見た女性は、彼が誰か他の女性のことを考えていると勘ぐりがちだが、実際の男はカスみたいなことしか考えていない」というSNSにありがちなネタを思い出した。
閑話休題。ジェンダー論違反の言説は飛ばしていただき、とにかくこんなことを考えていると牛ヶ首に着いた。ここからさらに牛ヶ首から南月山に向けて歩く。
まず日の出平の分岐まで歩いた。日の出平からは南月山を回って下山することもできるし直接下山することもできる。しかしこの時点で14時、さらに周りは真っ白になってきた。そこで朝倉さんが「直接下山します」との判断を下した。その瞬間雨がぱらついたので、やはり英断である。

その後は喋りながら下り、15時30分ごろ下山。
下山したあと、荷物は車に置いて沼ッ原を散策してみることになった。篠村が背負っていた大きなザックをドサッと下ろす。
篠村 「出すの面倒で、元々の2泊3日分の食料が入ってるんですよね。水も4Lくらい。あ、カートも入ってます。」
…こうして私たちの那須連山は、篠村の本気を見ることなく終わった。

このあとは温泉に行って帰京したが、そのときに聞いた朝倉さんと篠村の面白い話は紙幅の関係上割愛する。お疲れさまでした。


■感想
CL朝倉
・4年連続で拒絶されてしまい、行ってもないのに知識と親近感だけは増えていく山、谷川岳。来年また立てると思います。
・前日に滑落死亡事故があった茶臼岳ですが、歩いてみた感想としては、強風と落石は怖い、でした
・紅葉にはちょっと遅かった感もありましたが、葉が落ち切った低木を見るのは新鮮でした
・皆さんそれぞれ印象的な人間性があって、久しぶりに山で新鮮なコミュニケーションが取れました。ありがとうございます。
・ガソリンチェック...ガソリンチェック...ガソリンチェック......

SL武田
・メンバーの皆さんと喋るのが楽しかった。
・紅葉シーズンで山が綺麗だった。
・強度・ペースがちょうど良かった。
・谷川岳馬蹄型・谷川岳柄杓型リベンジ界隈

◯篠村
・紅葉を楽しむことができた
・谷川岳にはまたいつか行く、絶対
・転進や撤退の判断など参考になる点が多かった
・ドライブ中の会話が非常に興味深く、楽しかった

◯折原
・谷川に計画通り行けなかったのは今年2回目、残念、、、
・下の方は紅葉が見頃で、上の方も賑やかでいい山だと思った
・特に茶臼岳はロープウェーを利用して登っている方も多く、犬が健気に歩いている姿がすごく可愛かった
・途中から雨に降られてしまったが、往路の眺望は見事で、久しぶりの山行でリフレッシュできた
・ランニングしているつもりだったが、体力の衰えを感じずにはいられなかった。体力を戻すためにもう少しランニングの頻度・強度をあげたい
・皆さん運転ありがとうございました、本当に本当に