2025/11/15-16 雲取山
雲取山計画書 第2版
作成者:佐藤
■日程 2025/11/15-16(土日) 予備日なし
■山域 奥秩父
■目的 石尾根を歩く、冷順化、芋の木ドッケ
■在京責任者 清野45
■在京本部設置要請日時 11/16 20:00
■捜索要請日時 11/17 8:00
■メンバー ( 6人)
CL佐藤(46) SL森本(47) ◯武田(47) ◯谷本(42) ◯油井(45) ◯朱(45)
■集合
7:55 西武秩父駅バス乗り場5番
8:00発のバスに乗れる電車でお越しください。
■交通
□行き
(6:33飯能駅-7:20西武秩父駅)
8:00西武秩父駅ー西武バス三峯神社線ー9:20三峯神社バス停
950円、交通系IC利用可能。
時刻表、乗り場案内はこちら
□帰り
奥多摩駅から電車
21:40発の電車に乗れば大体の人は家に帰れます。
■行程【total: yamap*1, 16:22, 29.0km, up2305m, down3014m】
1日目【5:53, 8.5km, 1263m, 486m】
[9:35]三峯神社バス停(ビジターセンター)-0:24-妙法ヶ岳分岐-1:30-地蔵峠-0:11-霧藻ヶ峰キリモガミネ-0:15-お清平-1:10-前白岩山-0:55-[13:55]白岩山シライワヤマ-0:18-芋ノ木ドッケ-0:45-大ダワ-0:25-[15:30]雲取山荘テント場
※[]内は到着目安時刻。
※芋の木ドッケやめるかも
※可能性はほぼないが、14:30までに設営完了した場合には有志で雲取山ピストン
2日目【10:32, 20.2km, 1041m, 2528m】
[5:30]雲取山荘テント場-0:34-雲取山-0:26-小雲取山-0:23-ヨモギの頭-0:07-五十人平野営場-0:35-ブナ坂-0:20-七ツ石山-0:38-千本ツツジ-0:35-高丸山-0:35-日陰名栗ナグリ山-0:34-鷹ノ巣山避難小屋-0:33-鷹ノ巣山-0:29-水根山-0:30-城山-0:07-カラ沢の頭-0:14-将門馬場マサカドバンバ-0:29-六ツ石山分岐-0:06-六ツ石山-0:04-六ツ石山分岐-0:12-狩倉山-0:45-三ノ木戸山分岐-0:08-三ノ木戸サヌキド山-0:11-十二天山-0:45-絹笠山-0:15-稲荷神社-0:10-六ツ石尾根縦走登山口-0:35-奥多摩むかし道入口-0:10-[15:52]奥多摩駅
※早めに出るか早めに歩くかピークを巻くかして15:30には下山したい。
■エスケープルート、短縮ルート
・雲取山まで: 三峯神社からの終バス16:30に間に合うなら引き返す
・芋の木ドッケを巻く
・小袖登山口へ下山し、鴨沢バス停から奥多摩駅へ
行程(yamap):5:54, 12.2km, 317m,
1606m、雲取山荘-0:52-小雲取山-0:28-五十人平野営場-1:15-七ツ石小屋-2:45-小袖登山口-0:34-鴨沢登山口
・高丸山と日陰名栗山をまとめて巻く: 15分短縮
・鷹の巣山から峰谷バス停へ
行程(yamap):3:43,6.4km, 120m, 1260m、 鷹の巣山-0:27-鷹の巣山避難小屋-2:16-峰谷バス停
峰谷バス停(8:37/12:50/終16:50ー西東京バスー奥多摩駅(9:13/13:26/17:26)
緊急時には標高932m地点の車道(鷹の巣山から2:13)からタクシー
※本計画だと下山まで5:00
・鷹ノ巣山を巻く: 10分短縮
・六ツ石山に寄らない: 10分短縮
・六ツ石山から水根バス停へ
行程(yamap):2:47, 4km, 87m, 1008m
六ツ石山分岐-0:06-六ツ石山-0:29-長尾ノ頭-0:05-扇ツ平-1:45-六ツ石山登山口-0:31-水根バス停
水根バス停(7:41/…/終19:06)ー西東京バスー奥多摩駅(7:58/…終19:22)1時間に一本以上あります。時刻表はこちら
緊急時には六ツ石山登山口からタクシー
※本計画だと下山まで3:11、さほど変わらないか。しかもこちらの方が急
■ルート状況、注意箇所など
登山道状況↓
https://www.ces-net.jp/okutamavc/info/52
・白岩山〜芋の木ドッケ: ルート不明瞭、yamapコメントでここを通ることはあまりオススメされていない。しかし個人的には芋の木ドッケに行きたい。名前が面白いから。眺望はない。
・ヨモギの頭: 眺望よし
・七ツ石山手前: ダンシングツリーあるよ
・日陰名栗山付近: 開けた場所が2箇所あり、展望よし。
・絹笠山先の橋:腐食しているので、下に付けられた道を歩く。
https://yamahack.com/5748
■個人装備
□ザック □ザックカバー □シュラフ □マット □登山靴 □替え靴紐 □雨具 □防寒具 □帽子 □軍手/手袋 □タオル □水 □行動食
□非常食 □ゴミ袋 □カトラリー(フォーク、スプーン類) □コッヘル(食器) □ライター □トイレットペーパー
□着替え・温泉セット□ヘッドランプ □予備電池 □エマージェンシーシート □地図 □コンパス □筆記用具 □遭難対策マニュアル □計画書
□学生証 □保険証 □現金 □常備薬 □マスク □消毒用品 □日焼け止め (□モバイルバッテリー □サングラス □歯ブラシ
□トレッキングポール □サポーター/テーピングキット □熊鈴 □コンタクト/眼鏡)
防寒!!!!
ダウンパンツ、テントシューズ、手袋、ニット帽、(カイロ、タイツ、重ねる用の靴下)
冷えると眠れません。
■地図
25000分の1:「三峰」「雲取山」「丹波」
山と高原地図:「雲取山・両神山」
■共同装備持ち出し→携行→持ち帰り
テント
・エアライズ4 no.3:武田→武田→
・ステラ3: 油井→佐藤→
なべ
・桜小桜: 佐藤→朱→西湖
ヘッド
・緑8:佐藤→朱→西湖
カート
・ 2つ:佐藤→谷本、油井→
調理器具セット
・ガジャマダ:佐藤→谷本→西湖
救急箱
・六次元:佐藤→佐藤→西湖
クマスプレー
・アンタロマ:佐藤→先頭の人→西湖
■食当
夜:油井
朝:森本(棒ラーメン)
アレルギー等:きのこ、モモ、豆乳、アーモンドを除くナッツ、メロン、サクランボ
■遭難対策費
200円×6名=1,200円
■悪天時
前日18時までに判断
天候が1日だけ良い場合は、希望者のみで日帰り妙法ヶ岳山行(後述)にする。
■施設情報
□山小屋
雲取山荘:テント泊予約不要、1500円/人、水無料
五十人平野営:2000円/人、予約サイトで要予約&事前決済、30張
七ツ石小屋(本ルート外): テント1000円/人、前日15時までに予約、当日NG、緊急時の宿泊は+1000円、水場無料、バイオトイレ(協力金)
(霧藻ヶ峰休憩舎)
※白岩小屋は廃止。
□避難小屋
雲取山頂避難小屋:鷹の巣山頂から西に800m、トイレあり、電波なし
鷹ノ巣山避難小屋:雲取山頂から南に100m、トイレあり、電波なし
□水
・雲取山荘:無料
・五十人平野営場
(・七ツ石小屋: ルート外)
・鷹ノ巣山避難小屋(凍ってなければ)
□トイレ
・三峯ビジターセンター公衆トイレ
・霧藻ヶ峰休憩舎
・雲取山荘
・五十人平野営場(100円/回、紙持参)
・鷹ノ巣山避難小屋(紙持参)
□温泉
もえぎの湯
奥多摩駅から800m、徒歩11分、10:00-20:00(19受付終了)、1050円、食堂11:00-19:30(19ラストオーダー)
■電波状況
docomo: 三峰登山口から白岩小屋手前は概ね繋がる。雲取山荘前は繋がるがテント場はほぼ圏外。雲取山山頂入らない?。雲取〜七ツ石の稜線は繋がりやすい。鷹ノ巣山ほぼ入らない。
エスケープ上:七ツ石小屋以降あまり繋がらない。小袖登山口以降は繋がりそう。
■備考
□日の出日の入り(11/15雲取山)
日の出 6:20
日の入 16:37
□連絡先等
青梅警察署0428-22-0110
京王タクシー:0428-22-2612
⬛️1日だけ天候が良い場合は、日帰りで妙法ヶ岳山行
◼︎集合
7:55 西武秩父駅バス乗り場5番
◼︎行き
西武秩父駅バス停8:00-(西武バス三峯神社線)-大滝温泉遊湯館バス停8:39
◼︎帰り
三峯神社バス停(14:30/15:30/終16:30)-西武秩父駅(15:52/16:52/17:52)
◼︎行程【yamap*1, 6:33, 10.8km, up1430m, down765m】
https://yamap.com/plans/code/G3vVYF8fohkKEM5uxFVgUsGBPkCY0_UyCLDBr9MRC6QM_aqEUoYb3Z5Ftv2amCfk67E
[8:50]大滝温泉遊湯館バス停(=道の駅大滝温泉)-1:15-大輪バス停-3:01-妙法ヶ岳分岐-0:50-妙法ヶ岳-0:40-妙法ヶ岳分岐-0:19-三峯ビジターセンター-0:14-三峯神社-0:14-三峯ビジターセンター[15:23]
※バスは大輪バス停に停車しない
◼︎エスケープ
大滝温泉遊湯館バス停か三峯神社バス停から西武秩父駅へ。どちらのバス停を使用するかは状況判断。
・大滝温泉遊湯館バス停(11:05/12:05/12:35/13:05/14:05/15:05/16:05/17:05)ー西武秩父駅(11:52/12:52/13:22/13:52/14:52/15:52/16:52/17:52)
・三峯神社バス停(10:30/11:30/12:00/12:30/13:30/14:30/15:30/16:30)ー西武秩父駅(11:52/12:52/13:22/13:52/14:51/15:52/16:52/17:52)
◼︎トイレ
・道の駅大滝温泉: 夜間閉鎖なし
・三峯神社ビジターセンター
◼︎電波
docomo: 全域ほぼ入る
雲取山記録
作成者:佐藤
■日程 2025/11/15-16
■山域 奥秩父
■天気 1日目晴れ 2日目曇りのち晴れ
■メンバー
CL佐藤(46) SL森本(47) ◯武田(47) ◯谷本(42) ◯油井(45) ◯朱(45)
■共同装備
テント
・エアライズ4 no.3:武田→武田→佐藤
・ステラ3: 油井→佐藤→佐藤
なべ
・桜: 佐藤→朱→油井
ヘッド
・緑8:佐藤→朱→佐藤
カート
・ 2つ:佐藤→谷本、油井→佐藤
調理器具セット
・ガジャマダ:佐藤→谷本→佐藤
救急箱
・六次元:佐藤→森本→油井
クマスプレー
・アンタロマ:佐藤→先頭の人→佐藤
■総評
天気に恵まれ、紅葉の奥多摩を楽しむことができた。メンバーの体調不良によりエスケープしたが、何よりも無事に下山できてよかった。石尾根はまたの機会に歩こう。
■タイムスタンプ
1日目
9:41三峰ビジターセンター
10:49 地蔵峠
11:00霧藻ヶ峰
11:12お清平
12:04前白岩山
12:55白岩山
13:18芋の木ドッケ
14:11雲取山荘、幕営
幕営後、佐藤、武田、森本のみ雲取山ピストン
14:30雲取山荘テント場
14:49雲取山
15:15雲取山荘
【5:48, 11.9km, up1525m, down769m】※雲取ピストン含む
2日目
4:45雲取山荘
5:23小雲取山 ※雲取山は巻道使用
5:44五十人平野営場
7:09堂所 ※七ツ石山は巻道使用
8:05小袖登山口
8:32鴨沢バス停
【3:41, 12.2km, up213m, down1500m】
■ルート概況・施設情報
総じて整備が行き届いており、歩きやすい。
〈1日目:三峰神社ビジターセンター〜雲取山〉
・休憩場所には困らない。大人数でもザックを下ろせる場所がたくさんある。
・この時期は落ち葉に隠れた木の根や石に注意。
・芋の木ドッケ手前の分岐から芋の木ドッケまでは、踏み跡不明瞭であまり整備もされていないが、ピンクテープがあるのでそこまで分かり難くはない。
・雲取山山頂は電波が弱く、送信不可能。
・雲取山荘前は電波が入る。テント場は不通。
〈2日目:雲取山荘〜鴨沢バス停〉
・雲取山の巻道は急斜面のトラバースで、一部道が細いので足元注意。
・yamap上で七ツ石山巻道に滑落注意マークがあるが、山を歩き慣れている人にとってはよくあるトラバースで、使用に問題はない。
・単調な下りが続く。
・五十人平野営場付近の尾根上は電波が入る。
〈雲取山荘〉
・14時過ぎに到着して山荘近くのサイトは埋まっていたが、広めのスペースはまだまだ残っていた。夕方にはほぼ満員だったのではないかと考えられる。
・山荘のすぐ前は電波が入るが、テント場は入らない。
・1500円/人。水代、トイレ使用代を含む。
・水洗トイレが小屋の前にある。スリッパに履き替える。
・水場も小屋の前にある。この時期朝は夜に凍ることがあるようで夜のうちに汲むことを勧められた。
・売店は20時まで。
■山行記
1日目(森本)
8:00に西武秩父駅に集合。自分は7:20分頃に余裕をもって到着したが、西武秩父駅の男子トイレの個室が長蛇の列を成していた。10分程並ぶもほとんど進まなかったため、諦めて隣の御花畑駅まで歩きそこの公衆トイレを使用。並ばなかった。8:00より前には間にあい、他のメンバーと合流。メンバーが一人足りないことを疑問に思い、さらごんさんに尋ねると、れんしんさんは野宿をしてから直接三峰神社で合流するのだそう。まだ会ったことがなかったので一体どんなやばい人なんだろうかと思いながらバスに乗った。9:20分頃に到着し、各自支度をする。れんしんさんは拾ってきたという長い木の棒を携えていた。この時点で初対面の印象としてはインパクトが強すぎるぐらいだった。入山。霧藻ヶ峰まで歩くも、道が非常に良く整備されていた上、登りもそんなにきつくなかったので雑談タイムが始まった。このあたりの時は、自分は最年少で年齢が近くても2つ以上年上の人しかいなかったため話題に入るのに苦労したように思う。その後だんだん初対面だった二人とも話をするようになり、就活の話や山の話、古道歩きの話、留学の話などをした。なんというか、あっという間だったと強く感じた。気が付けば雲取山荘テント場に14:00頃には到着した。日の入りまでに雲取ピストンが出来そうということで希望者は行くことに。自分は体力に強い不安があったため、ピストンに参加するかどうかは迷った。だが、ここである大事なことを思い出す。この山行、自分はデートの予定をキャンセルして来ているのだ。以前にエスケープによって行けなかった雲取山のリベンジということで、どうしても行きたくなってしまったのだ。このことは強く反省するとともに謝罪したいと思う(後悔はない)。自分の中で山の優先順位が高くなりすぎている事実に怯えつつ、雲取ピストンに参加することに。片道20分ほどで無事雲取山山頂に到着。YAMAPで何度となくみた石の山頂標を拝むことができて良かった。自分としては初の都道府県最高峰だったこともあり達成感を感じていた。テント場に戻ると、居残り組はお菓子パーティーをしていて楽しそうだった。夕飯の時間まで余裕があったので、ストレッチをしたり雑談をしていた。夕飯の食当は油井さんで、自分は油井さんのごはんを食べるのは初めてだったのですごく楽しみにしていた。メニューは味噌煮込みうどんで、具だくさんでとても豪華だった(うどんよりも具の方が多いくらい)なんとお肉も入っていて山でお肉が食べられて幸せでしかなかった。本人はあまり満足気ではなかったが自分的にはかなり美味しかった部類のごはんだったので、成功した時の油井さんのご飯を食べてみたい気持ちが募った。5人用テントで4人で寝たが、過去の経験だとそれでも狭かった記憶があり不安だった。自分はテントの一番端っこでとなりがれんしんさんだったのだが、れんしんさんはずっと横向きで、寝返りもうつことなく寝てくれたので自分が寝返りをうてるくらいのスペースを確保できて寝付くことが出来た。本当に感謝したいです。ただ、夜の12時あたりからはあまりの寒さに目覚め、寝付くことはできなかったが、テント泊でちゃんと寝付けたのはこれが初めてだったので成長を感じることが出来た山行になったと思う。
2日目(佐藤)
3:30起床。まずはバイブレーションで起きられない人種を叩き起こす。深夜の熊鈴音にすら気づかない強者がいた。そこまで熟睡できるのが純粋に羨ましい…。
昨日夕方に体調不良を申告した油井さんが、石尾根は厳しいということでエスケープすることにした。鴨沢バス停に下山するか来た道を引き返して三峰神社から帰るか相談し、鴨沢バス停の方がアップが少なく、バスの本数も多いということで鴨沢バス停に下山することになった。油井さんは石尾根への想いが強かっただけに悔しいだろうけどこればかりは仕方がない。いつか奥秩父を縦走するときにでも一緒に歩ければいいな。
朝食はもりさくが用意してくれた棒ラーメンで、たっぷりのツナとコーンとうずらの卵が入っていた。2週間前の太郎山に引き続き、もりさくは棒ラーメンを茹でるときの水量が適切で、どろどろにもならず、汁が過剰に余ることもない。棒ラーメンは簡単なように見えて上手く作るのは結構難しいと思う。今日も美味しくいただきました。
練真と自分で油井さんの荷物を少しずつもらい(半強制的に奪い取り)、油井さんを先頭に暗闇の中歩き始めた。体がダルい中歩くのは辛いだろうなあ、体調が悪化しませんように、とにかく無事に下山できますように、と祈るばかりで最初の方の記憶がほぼない。しかし体調が良くないと思えないほどのハイペースで進んでいき、後ろの健康な人々が置いていかれそうだった。雲取山の巻道は急斜面のトラバースで、足元も良いとは言えない細い道だ。特に暗闇の中の通過なので油断できない。40分ほどすると、ピークらしさが感じられない小雲取山に着いた。まだまだ暗いし、ガスもあるから展望はない。しかし、視線の高さに何も見えないからこそ、空に浮かんでいた綺麗な三日月が印象的であった。
小雲取山から五十人平野営場までの道のりは、暗くてよく見えなくても気持ち良い道だと確信するほどいい尾根だった。風がよく通り、秋冬のひんやりとした空気が頬に当たる。このツンとする感覚に冬の低山の懐かしさを覚えた。
今年新しくできた五十人平野営場は、鹿の侵入防止網を超えるとカラフルなテントで埋め尽くされていた。料金が少し高いし要予約だが、鴨沢から登る人にとっては丁度良い場所にあって人気なのだろう。
黙々と(口は忙しなく動いているが)、落ち葉の絨毯の上を歩いていく。足を置くたびに聴こえるカサカサ音が秋を感じさせる。七ツ石山手前にお楽しみのダンシングツリーがあることをすっかり忘れ、完全に見逃してしまった。まあそれどころではなかったけれど、悲しい…。
さっきまで丸裸だった木々が、標高が落ちたことでカラフルな葉を纏っている。もみじ狩りハイキングだ〜。思えば1ヶ月以上前の磐梯山山行から今日まで、緯度と標高を下げながら紅葉を楽しんでいる。今日で今年の秋山登山は終わりかな。(冬山と夏山という表現があるのに、秋山って聞いたことないな。)
単調な下りが終わり、8時過ぎに小袖登山口に到着。ふぅ、下山できてよかった。山から降りると毎回安堵するが、今回は特に強く思った。上空を覆っていた雲はいつの間にかいなくなっており、すっきりとした秋晴れであった。
鴨沢バス停でバスを1時間ほど待つ。2匹の親子猫に癒してもらったり、正体不明の登山者パトロールおじさんのお喋り相手になったりした。漸くバスに乗ると、もりさくは横に90度倒れて爆睡しており、見ているこちらも気持ちが良かった。
自分と練真は奥多摩湖バス停で途中下車し、約10kmの奥多摩むかし道をお散歩して奥多摩駅へ向かった。奥多摩むかし道というのは、現在の東京と山梨を結ぶ交易路として人々が往来した旧青梅街道の一区間である。(参考:https://sanpo.yamap.com/pEylFXpQ/WxZvFWZU)
昔らしさを感じられたかと言えば怪しいが、トンネルや線路の遺構は興味深かった。あ、逆断層見るの忘れた。
カナブンの幼虫を手に乗せて遊んだり(背中で歩くことにびっくり!)、所々にある吊橋を揺らして遊んだり、カマキリのお尻を水につけるとハリガネムシが出てくることを教えてもらったりした。愉快愉快。また、練真が自転車部旅行班の活動で得た野宿ノウハウと雷鳥の登山知識を交換した。特に、冬の北海道での極寒野宿経験者の防寒対策は秋のテント泊や年越し山行で大いに活かせそうだ。具体的には寝袋を二重にすること(2つ目は誰かから借りる)や、mont-bellのジオラインEXP.というインナーが保温性抜群なことなどである。練真からの山行についての質問に答える中で自分の知識の不確かな部分が分かり、お互い有意義な時間になったと思う。
13時前には奥多摩駅に到着。ちょうど奥多摩町の町制施行70周年記念イベントを行っており、駅前は屋台で賑わっていた。電車内では運良く(運悪く?)4週連続で書くことになってしまった山行記録を書いていた。雲取山を巻いている間に意識が飛んだようで、起きたら中野だった。あぁ、もう都会に帰ってきてしまった。
おかげさまでいい週末でした。明日からもがんばろう。
■感想
CL佐藤
・アクシデントはあったものの全員で無事に下山できたのでよかったです。石尾根はまた来ます。今回は雲取山の南北の道を歩けたのでいつか奥秩父縦走で東西の道を楽しめればいいな。
・憧れの和名倉山が目の前にででーんと現れた。
・名前が可愛いという理由だけで行ってみたかった芋の木ドッケを踏めて嬉しい。そこで長沢背稜というものを知って、歩きたい道が増えた。
・やま、たのしい。
SL森本
・メンバーが皆強くて、今までで一番ペースの速さ・安定感ともにレベルの高い山行となり楽しかった
・今回は石尾根には行けなかったものの、もし行っていたとしても体力的に行けたかどうか怪しいのでもっと体力を付けようと思った
・新しい人との出会いは楽しい
・まともな同期一年生がいなかったため、ヤバさの平均レベルが高く、何が普通なのかわからなくなった
・来年は石尾根縦走+飛竜山ルートのCLを出来るようになりたい
◯武田
・朝晩のご飯が豪華で美味しかった。
・体調不良とかブランクあるとか聞いていたのにあの強さはなんですか
・話を聞くほど、自分の足りなさを感じて辛い。
・強くなりたい。
・やはり雷鳥で学ばせてもらっていることが多すぎる。
・よって4年入会おすすめ。
◯谷本
・朝集合の時点で既に木刀を携えている猛者がいた。
・テントを張り終えて一休みの時間に、こなみんにもらった下界で食べたら甘すぎるであろうアメリカ土産を食べたら4種類ともおいしくて疲れた身体に沁み渡った。
・私は山で寝るのが下手すぎる人種だったが、今回は防寒対策を万全にしたお陰か、かなり長い時間眠れた。もちろん何度か目は覚めたが...。靴下を二重にして間にカイロを入れたのが効果抜群だったと思っている。寝返りを打ったり体を書く度にシャカシャカ音が鳴るのがストレスになる人もいると思うので一概に良い方法とは言えないが、シュラフの中にエマージェンシーシートを入れてその中に包まるとほかほかで快適だった。
・暗い中2度程小動物の声が聞こえて少し怖かった。
・メンバーが強者揃いで、常に謎の安心感があった。
・よく歩く山行では、嗅覚が鋭くなるような気がしている。(お腹が空くから?) 今回は、下山中にすれ違ったおじさんの口の中にあるしょうが飴の匂いを感じた。
◯油井
・大変ご迷惑をおかけしました。熱はなかったとはいえ鼻詰まりや喉に若干の違和感があることを隠して「密」な空間での集団生活や危険を伴う山行に参加してしまったのは山への畏れとメンバーへの配慮が足りない軽率な行動でした。雷鳥3年目の人間がやって許されることじゃないですね。本当に申し訳ございませんでした。
・6人前のうどん乾麺を煮込んだら固まってほうとうのようになってしまった。鍋を分けるべきでした。
・埼玉の百名山はこれで5戦4敗…
◯朱
・久しぶりの登山で、何ら特別でない山歩きに心躍りました。
・図らずも秋冬によく山に来ています。耳と頬を冷やす冷たい空気と茶色くて色褪せた山と地味なアップダウンの続く低山がなぜか愛おしいです。
・おそらく新歓以来初めて47期と山に行くことができました。二人とも個性の強い方で楽しかったです。こんなに山好きな人がいて雷鳥の未来も安心です。
・雷鳥は強い人が多いことが居心地良いです。私も自分のペースで精進します。
・鴨沢までの下山ルートが良い道でした。とても歩きやすい傾斜で、紅葉を側に光が差し込む細い巻き道は延々と続くようであっという間でした。
・夜中にテント場で熊鈴を鳴らして申し訳ありませんでした。
・石尾根と雲取はまた今度!