2023/10/22 赤城山ハイク

山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
赤城山ハイク計画書 第二版
作成者:朝倉44
■日程 10/22(日) 前日アプローチ 日帰り 予備日なし
■山域 赤城・皇海
■山行目的 百名山、紅葉狩り
■在京責任者/助言役 磯貝
■在京本部設置要請日時 10/22 19:00
■捜索要請日時 10/23 8:00
■メンバー(5人)
CL朝倉 SL泉水 土居 吉田(45) 石田 


■集合
JR東京駅 19:27発籠原行車内
(上野19:33, 赤羽19:44, 浦和19:53, 大宮20:02等)
ココパルク800 21:45
■交通
タイムズカーシェアを使用。
・ココパルク800駐車場シエンタ(7人乗り)
・10/21 21:30 ~ 10/22 21:30
・運転者:泉水、石田
□行き
鉄道+タイムズ
JR東京駅→JR高崎駅:鉄道, 1980円
19:27発上野東京ライン(籠原行)→(20:49着, 籠原駅乗換, 20:51発高崎線(高崎行))→21:34高崎着
※特急の場合は20:00上野発21:24高崎着あかぎ9号等, 指定席料金1580円
※高速バスの場合は6:30新宿発20:45高崎駅東口着, https://ncb.jp/hbus/time3.htm
高崎駅→赤城山大沼付近の駐車場https://yamap.com/landmarks/34629:タイムズカー
21:50ごろ高崎駅発→(国道17号/県道4号経由)→前橋-大沼間の駐車場で夜を明かす
翌3:30ごろ発→4:30ごろ赤城山大沼付近の駐車場着
□帰り
鉄道+タイムズ
赤城山大沼付近の駐車場→高崎駅:タイムズカー
赤城山大沼付近の駐車場発→(国道17号/県道4号経由)→高崎駅着
JR高崎駅→各最寄り:鉄道
※終電至上野22:33発
■行程
10/22 5:00出発
黒檜山登山口-1:40-黒檜山-0:55-駒ヶ岳-0:40-鳥居峠-1:10-地蔵岳-0:50-見晴山-0:35-沼尻-0:30-出張峠-0:45-薬師岳-1:00-黒檜山登山口
【7:35, 11.0km】
■危険箇所
・猫岩:転落注意
・地図にない分岐や不明瞭な道あり、道迷い
・防寒
■エスケープルート
黒檜山まで:引き返して大沼へ下りる
黒檜山から鳥居峠まで:鳥居峠などから下山しビジターセンターまで
鳥居峠から沼尻まで:最寄りの分岐から大沼まで下山
沼尻から薬師岳まで:引き返して大沼へ下りる
薬師岳以降:そのまま
※大沼まで下りてからはビジターセンターへ向かう
■地図
二万五千分の一地形図: 赤城山・皇海山
山と高原地図: 20 赤城・皇海・筑波
■個人装備
□ザック □ザックカバー □雨具 □防寒具 □登山靴 □替え靴紐 □帽子 □水 □行動食 □非常食 □ヘッドランプ □予備電池 □ゴミ袋  □軍手 □地図 □コンパス □エマージェンシーシート □筆記用具 □計画書 □常備薬 □学生証 □健康保険証 □現金 □遭対マニュアル(緊急連絡カード含む)□日焼け止め □タオル □着替え □消毒液orアルコール除菌シート(□充電バッテリー □ライター □新聞紙 □サングラス □リップクリーム □熊鈴 □携帯トイレ □替え靴下 □虫除け □マスク)
■共同装備
救急箱:有紗(朝倉)
■遭難対策費
100円×5人
計500円
■悪天等判断
前日18:00までに判断
■連絡先等
前橋警察署 027-252-0110
県立赤城公園ビジターセンター 027-287-8402
■備考
□日の出・日の入り時刻
日の出:5:56
日の入:16:59
—
□登山届提出先
・東大教養学部学生支援課	:提出済
・コンパス	:提出済
□東大連絡先
○教養学部学生支援課 ※開室9:00~16:50(平日)
Tel  :03-5454-6074 
○駒場正門守衛室 ※常時対応可
Tel  :03-5454-6666
□お茶大連絡先
学生・キャリア支援課 ※開室9:00-17:00(平日)
Tel  :03-5978-5147 
正門守衛室 ※常時対応可 
Tel  :03-5978-5128
□過去の記録 
2021

赤城山ハイク記録
作成者:朝倉44
文責:メンバー

■日程 2023/10/22 (日)
■山域 赤城・皇海
■天気 曇り→晴れ
■メンバー
CL朝倉44、SL泉水44、石田44、吉田45、土居45

■タイムスタンプ 
【計7:17 13.8km ▲1170m▼1170m】

5:28 黒檜山登山口
↓
6:29~6:46 黒檜山
↓
7:22~7:43 駒ヶ岳
↓
8:19~8:45 鳥居峠
↓
9:29~9:48 地蔵岳
↓
10:17~10:36 見晴山
↓
11:41~11:54 薬師岳
↓
12:33 黒檜山登山口


■総評
谷川岳が望み薄になり、どうしたもんかと上州山域の地図をぼんやりと眺めていると南東方向に「赤城山」の文字が。そうだ、赤城へ行こう。メンバーと在京にいる約2名の群馬民に背中を押され、当日の赤城入りは案外すんなりと決まった。
赤城山は、山を一つ越えるごとに景色が一変する百面相のような山だった。季節外れの寒波が黒檜山頂付近の枝葉を厚い霜で白く染め、峠の向こうの地蔵岳からは盛りを迎えた紅葉との素晴らしいコントラストを、晴れ渡る空の下眺めることができた。出だしや途中1,2箇所ほど急な登りこそあったが全体を通して歩きやすく、穏やかに景色を楽しみながらこれぞ秋といった山登りを満喫することができた。運転手の安全な走行とメンバーのポジティブさにも助けられ、非常に満足度の高い山行になった。皆さんもぜひこの時期に一度この山に登って欲しい。
ルートは概ねよく整備されていたが、登山者が少ない見晴山から薬師岳に至る登山道は、踏み跡が細く、不明瞭なので、今後このルートを歩く者は道間違いに注意が必要だと感じる。
また、車でのアクセスは駐車場の混み具合をよく確認してから決断すべきである。この時期だと早朝出発ではおそらく空きがほとんどないと予想される。
車中泊については改善の余地がある。あの環境で寝ることは人によっては不可能ではないだろうか。


■記録 文責:石田

赤城山に行ってきましたので、ご報告します。
 集合は前日21日の21:30高崎駅でした。その後車を借りるために、タイムズカーシェアの駐車場に向かいます。駐車場はなんと11階にあり、降りるのが非常に大変でした。初日の運転担当は、泉水君。駐車場及び高崎駅周辺は非常に道が狭かったですが、上手な運転で、本日の宿泊地である「道の駅ふじみ」に難なく到着しました。道中で街灯が全くなくなるという群馬あるある(というか、田舎あるある)に、都会出身のメンバーがビビり散らしていましたが。その日は、23時過ぎ頃に就寝。流石に寒すぎて窓を開ける気にならず、酸欠に怯えながらの就寝となりました。

 22日は、朝4時起床。車中泊に慣れていなかったようで、みんな眠そうな顔をしていましたが、私は比較的よく眠れました。なんならいびきとかかいていたそうです。ほんとごめんなさい。メンバーの誰かが、アイマスクと耳栓を持ってくるべきだったと言っていましたが、全くその通りだと思います。これから車中泊なさる方はどうぞご参考に。
 4時20分くらいに赤城山の黒槍山登山口駐車場に向かい出発します。運転担当は私石田が務めました。慣れない大型車だったのと、真っ暗な上にヘアピンの連続する山道だったので、めちゃめちゃゆっくり進みました。事故らなくて本当に良かったです。5時前に駐車場着。
ご飯を食べたり準備をしたりして、5時20分ごろ、登山を開始しました。今回のコースは、大沼をぐるりと一周する感じです。最初の目的地は、赤城山最高峰の黒槍山山頂。正確な気温はわかりませんが、風も強く、ガスが濃くて太陽の光も届かなかったため、めちゃめちゃ寒かったです。木々や植物には霜がびっしりとついていて、強風でそれらが飛ばされて空中も地面も真っ白。雪が降っているのかと錯覚しました。紅葉の時期も終わってしまったのかなと悲しい気持ちになります。
その後なんやかんやあって山頂に着きました。山頂は高い木がなく、風を遮るものが全くないので、この上なく寒かったですが、さぞ見晴らしもよかったであろうことがうかがえました。僕の心の目には見えましたよ、富士山。登山開始からまだ2時間もたっていなかったのですが、最高峰の山頂に着くと、山登ったな、という気持ちが大きくなり、個人的にはかなり満足してしまい、その後の5時間が苦しいものとなりました。
 気が付いたらかなり長文になってしまっていた(駄文のくせに)ので、ここらへんで大胆に巻こうと思います。その後は、大沼の周りをぐるりと一周するように、上ったり下りたりを繰り返していました。天気はすっかり好転して青空が広がり、紅葉もよく見られました。地獄のような階段を乗り越え辿り着いた地蔵岳山頂から見た、大沼と黒槍山のコントラストは美しかったです。雪を被った谷川岳も遠くに見え、それを見た朝倉君には哀愁が漂っていました。来年リベンジしましょう!!!
 道中で、何度か山道を抜けて、駐車場や車道を経由しました。車通りを見ると、「あ、ついに降りてきたんだな」、という思いがして満足感がますますこみ上げ、その後再び山道に入るのが辛くなりました。赤城山は精神を摘む山です。
午後1時前頃に駐車場に到着。朝方は全く人通りがありませんでしたが、着いた頃には駐車場は満車になっていました。さすが群馬の名所赤城山です。群馬民の中で赤城山は、東京の人にとっての高尾山なんて比じゃないくらい有名なのです。本当です。
その後は今年の春に新オープンした道の駅「まえばし赤城」に行って、ご飯を食べたり温泉に入ったりして疲れを癒しました。昼時を少し過ぎていたにも関わらず恐ろしく混んでいまして、群馬もまだまだ活気があるなと感じました。赤城鶏のから揚げ、おいしかったです。帰り道が混んでいたこともあって、17時頃高崎駅に着きました。帰りは泉水君と私の二人で運転しましたが、無事故で帰ってくることができてよかったです。最後の私の駐車は、若干斜めになっていましたが…。その後電車で東京へ帰りました。みんなで一緒に帰っていたはずですが、途中から吉田君の姿がありませんでした。一体なにかあったのでしょうか…?

赤城山に限らず、群馬には魅力的な山がたくさんあります。雷鳥で計画が立つ山は、奥多摩や山梨方面の山が多いように感じます。もちろん、交通費や車が必要ないという手軽さの面では、そちらに軍配が上がるかもしれませんが、車での旅も楽しいものです。ぜひ気が向いたら気分転換にでも、群馬の山の計画を立てたり、群馬を訪れたりする方が増えれば、幸いです。




■感想
◯朝倉:
・谷川の無念は無事赤城で晴らせました。ありがとう上州。
・山でカップ麺をすするという王道すぎる嗜みをもっと広めたいです。

〇石田:
・赤城最高!
・今度は榛名と妙義にも行きたいです、磯貝君よろしくお願いします。
・吉田君ビーフジャーキーありがとうございました。いつも恵んでもらってばかりですいません…
・車中泊でいびきかいてた件に関しましては本当に申し訳ありませんでした。

◯泉水:
・谷川代わりの赤城でも十分に様々な景色を楽しめました。
・車中泊は耳栓、アイマスク必須。空気枕があるとなおよし。
・駐車練習しよう
・落ち着いた登山でとても楽しかったです。ありがとうございました。

◯吉田:
・紅葉と、ちょっとした冬景色をどっちも見れて、本当にわくわくしました。尾瀬に引き続き素晴らしい景色を見れて、群馬が好きになりました。
・初めての車中泊でしたが、寝袋と折り畳み枕のおかげでよく寝ることができました。直前に寝袋を持ってくるアドバイスをくれた朝倉先輩に感謝です。
・CLと車の運転、先輩方本当にありがとうございました。
・谷川岳は、いつかリベンジしたいです。

◯土居:
・6月以来の久しぶりの登山でした。かなり疲れたのですが、登山日和で紅葉の景色も美しく、楽しかったです。
・計画を立ててくれた朝倉先輩、また、疲れているなか運転をしていただいた石田先輩、泉水先輩にはとても感謝してます。来年私は同じようなことができるだろうか…